山小屋発見

久しぶりに予定のない週末だったので、夫と車で、おらが谷の裏道探検。
「まだ通ったことのない道」がキーワード。
調子にのっていると、ずいぶん変なところに出てきちゃった。舗装道路なくなってる。
「車、進入禁止」マーク。しかし、この先へ行くと「山小屋あり」の標識が。
ここまできちゃったし、どうせだから行ってみるか。お腹すいてきたし。
「山小屋」とあるところでは、大抵美味しい山の料理が食べられるのだ。
車を降りて、ちょっと歩いてみることに。
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「ちょっと歩いてみる」つもりが、ひたすら山道を登るばかりで、山小屋見える雰囲気なし。
ねえ・・・そういえば、ここイタリアだったよね・・・。
あの標識信じちゃいけなかったんじゃあ・・・。
かなり不安になってくる・・・。
たぶん山小屋あっても、閉まってるとかさ、途中で標識なくなるとかさ・・・。

戻ろうよ・・・。

木が生い茂る森を進んでいくと、こんな看板が。
この辺り、ビオトープの森のようだ。
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背の高い高い木が生い茂る。
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不安が最高潮に達する頃に、またふっと現れる標識。
まだ遭難はしてないみたい。ほっ。
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赤ずきんちゃんの気分になってくる。
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遠くにきれいな池が見えた。沼地のようだ。
「穴に注意」の看板をみつつ、靴びしょびしょになりながらも、近づいてみた。
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意外と深いらしく、底も見えなくて真っ暗。ちょっと怖かった・・。河童出そう・・。
けど、水に反射した木々がきれい。
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延々と歩くこと40分、まあ、たいした時間じゃないけど、目的地がわからないで歩くって、
ずいぶん歩いてるような気がするものだ。一時間以上歩いてたかと思った。
森を抜けると、遠くに「山小屋」が見えた!!!
あった~~~っっ!!! あとは開店していることを祈るのみ!
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おお!人がいるではないか。なんか安心。
オーストリア国旗が翻っている。そう、この辺りは第一大戦までオーストリアだったところ。「おらが村」は昔からイタリア領だけど、ちょっと行くとすぐこういう地域にぶつかる。
昔の国境沿いに住んでいるというわけ。
ここも今ではイタリアだけど、住んでる人の心はまだオーストリアのまま。
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山小屋開店していた!ハイキングの格好をした人がたくさんいた。
私たちだけ軽装でちょっと恥ずかしい・・。
中に入ると、チロル衣装のお姉さんが「Gruess Gott」。南ドイツ語でこんにちは。
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この気持ちいい空気とともに、ああ、また迷いもなくお昼の定食を注文してる私たち。
だんだんブログに食べてるもの掲載するのが恥ずかしくなってきた・・・。
オルガン・ブログのはずが、ただの大食い日記になってますよ。
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テーブル番号がかわいい。(と、かわいいモノに逃げてごまかす)
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はいはい、デザートも食べました。
ドイツでもよく食べた、なつかしデザート。
「カイザーシュマレン(ホットケーキ)」←すんごいデカすぎ。
&「森の木の実盛り合わせ+生クリーム添え」←これじゃあ「生クリーム+森の木の実隠し」に名前変えたほうがいいよ。
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絶対食べきれない~とか言ってたわりには、10分後には完食。お腹の中でお仲よく。
またこれから下山するからね。体力つけとかなきゃあねえ。

山小屋からの景色。
鳥の鳴き声しか聞こえない。山っていい音響。ほんとうにコダマしてる。
メシアンが来たら、きっともう一曲書いていただろう。
「イタリアの鳥たち」とか。(音多そう・・・)
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山小屋からの空。
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# by organvita | 2008-06-10 06:29 | ドロミテの景色 | Comments(7)

6月6日

昨日6月6日は、私がイタリアへ飛び立った記念日。この日で丁度2年目になる。
もう2年目、まだ2年目。
しかも偶然にも、十○年前に、ドイツ留学に飛び出したのもこの日。
どうやら6月6日は、私にとって旅立ちの時と定められているみたい。

留学を始めた頃は、コンピューターなんて一般に普及していなかったし、
日本とのコンタクトは電話か手紙。
電話も今のように、安く海外にかけられるようなシステム、そんなに多くなかった。
手紙だって日本まで一週間はかかったから、たとえば親宛の手紙に、「ちょっと風邪ひいてね」なんてかくと、それが届いたのが一週間後、その返事が返ってくる頃には2-3週間たっていて、「風邪はどう?」なんて書いてあっても、本人は風邪ひいてたことも忘れてたりなんかして。それでも当時の大先生たちからは、「君たちは幸せだよ。僕たちの頃は船で行ってねえ、一時帰国なんて贅沢もできなかったよ」なんてよく聞かされたものだ。

それが、今ではどうでしょう。メールもあるし、電話も安いし(テレビ電話にすれば顔もみれるし)、日本のニュースもネットでタイムリーにチェックできるし、You Tubeで笑点も見れるし、昨晩、イタリアの隅っこのド田舎ピザ屋さんで食べてきたピザの写真を、はるか遠い日本の、しかも大勢の人に、こうやって見てもらえるなんて・・・。
ああ、時代は変わっていくのだなあ・・・。
・・・というわけで昨日は、今までの自分のことや周りのことを色々思い返したりと、ちょっと感慨深い一日だった。

2年目のお祝いに、夫とピザを食べてきた。

ピザ屋さんのピザ釜&ピザ皿。
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「ピザ屋」と名乗っているところは、本当にピザ屋さんなのだ。
ピザのメニューが7ページ続く!
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地ビールでお腹をカッと温めた後は、
夫:くるみ、スペック(燻製ハム)、ゴルゴンゾーラのピザ
私:モッツァレーラ、ヤギのチーズ(この村のヤギ)のピザ
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今日は(も、でしょ?)奮発してデザートも。
夫:タルトゥーフォ(トリュフ型のチョコレートアイス)
私:クリーム・カラメル(カスタード・プリン)
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ご馳走さまでした!今日からの新しい一年、どんなことがあるのかな?

PS.ページ右側に、リンク集を増設しました。
友人やお勧めのHP&ブログです。どうぞ遊びに行ってみてくださいね。


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# by organvita | 2008-06-07 06:01 | ドロミテの生活 | Comments(6)

ヴェネツィアへの船旅

6月2日はイタリア建国記念日。友人に誘われて、ヴェネツィアへの船旅に参加した。
ヴェネト州、トレヴィゾの町をぐるっと流れるシーレ川は、そのままヴェネツィアのラグーナの間を抜けて、アドリア海に流れ出すのだが、この川を、トレヴィソ郊外の船乗り場からヴェネツィアのムラノ島、ブラノ島まで辿る。片道約2時間の旅。

朝9時集合。参加者約150名。これが私たちの乗った船。個人経営の観光船。
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船内部。結構広かった。
小さな売店付き。コーヒーやスナック菓子、地図などを売っていた。
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トレヴィゾ~ヴェネツィア周辺の地図。船旅の行程をチェック。
写真光っちゃったけど、よく見ると、ほんと、ラグーナの範囲って広い。
ヴェネツィア空港に飛行機で降りると、上空からもよくわかります。
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船出発。早速、屋上へあがってみる。
シーレ川は決して大きな川ではなく、この規模の観光船がやっとすれ違えるくらいの幅だろうか。私たちの船は、のんびりゆっくり進んでいく。
その横をたまにモーターボートが追い抜いていく。
山もなく、ヴェネト平野がほんとうに「平野」なんだな、とぼんやりと実感。
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造船所の横を通過。
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支流とぶつかるところに、所々このような「自動お魚釣り機」あり。
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三叉路には道表示。が、水の中から顔を出してた。
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川幅がだんだん広がっていき、ラグーナが見え隠れしてきた。もう建物も見えない。
手前がシーレ川、奥はラグーナ。川の水も海水に変わってくる。
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そして、いよいよ、川とラグーナが出会った!
ラグーナは本当に浅瀬なので、木の杭で道しるべが。これを誤るとすぐに岸に乗り上げてしまうのだ。小さな小さな小島がポツンポツンと浮いていて、その上に建物の廃虚が残されていたりする。塩野七生さんの「海の都の物語」で読んだ、ヴェネツィア誕生の舞台って、この辺りだったんだろうなあ。
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今回の船旅のお供は、この放浪楽士たち。
弾いていたのはなぜかスコットランド民謡だったけど。
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その音楽に合わせて踊るイタリアの若者たち(奥)。
この船には「ヴェネツィアで踊ろうグループ」(なんじゃそりゃ)が乗船していたのだった。
私はそれよりも、この手前のハンプティー・ダンプティー兄弟に釘付け。帽子洒落てる。
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覗き込んでみた船長室。

ヴェネツィアがどんどん近づいてきた。

f0161652_17302222.jpgヴェネツィアではパトカーも船。














出発から2時間後、いよいよ始めの上陸地、ムラノ島が近づいてきた(右)。
遠くにヴェネツィア市街、サン・マルコ寺院の鐘楼が見える。
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ムラノ島は、ヴェネツィアン・グラスの島。
色鮮やかな美しい芸術品を並べた店が所狭しと並んでいる。
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ここに来たら恒例。船旅オプションのヴェネツィアン・グラス工房を訪れた。
ヴェネツィアン・グラスについての説明をしているおじさんの横で、職人がすごい早業で
作品作りをデモンストレーション。何回も見てるけど、何回見ても面白い!
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ぶらぶらと夫と島を散歩していて、ある家の前を通りかかったら出てきて、話しかけてきたおじいさん。彼の家の前はこの景色。77歳だとか。でも粋な黒シャツに金のネックレス。が、ロマンスグレーの豊かな胸毛の合間にキラキラしてた。
ここから見える島の説明を全部してくれた。ヴェネツィアを愛しているのね。
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今は定年したけど、昔はこのおじいさんもガラス職人だったとか。
すごく気さくで、「ワイン飲んでけ」と家に入れてくれた。「これはオレが作ったんだ」と
自作のワイングラスに白ワインを注いでくれた。
家の中にもヴェネツィアングラスがたくさん。鏡、花瓶、シャンデリア。
そんな中で目立ってたのが、ムッソリーニの顔を掘り込んだガラスの置き物・・・。
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夫「一人で住んでいるの?奥さんと?」
おじいさん「2回結婚したけど、今は3人目のパートナーと暮らしてる」
夫「で、今のはどうなの?!」
おじいさん「da cambiare(替えたほうがいいね)」
77歳レオナルド、すこぶる元気。10人目の彼女に立候補しといた。


さて、また船に乗って次はブラノ島へ。
ここは15世紀からのレース編みの産地として知られている。
小さな島の中、どこを歩いてもカラフルな家が連なっている。海から帰ってくる船乗りが、自分の家を遠くから見分けられるように塗った、ってどこかで読んだ。かなり強烈な色彩なのに、それがまた回りと上手く合っているところ、さすがセンスあるなあ。
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外に干すことまで見込んで選んだんじゃないの?と思わせるベットシーツと壁のパステル。乾いてもずっと干しておいて欲しい。
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家の前でお店を開いていたヴェニスの小商人&商犬。
可愛さに負けて、ヴェネツィアン・グラスでできたネックレスを8ユーロで購入。
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ブラノ島は、イタリアのオペラ作曲家B.ガルッピが生まれたところ。オルガン・チェンバロ作品もたくさん残している。広場には彼の胸像、その向かいには生家がある。
ガルッピという名前から、小学校のときにクラスで育てたグッピー(魚)を連想してしまうのは私だけ?でしょう・・・。いえいえ、そんなに小さくない、偉大なイタリアの作曲家です。
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「ヴェネツィアで踊ろうグループ」が教会の前で踊っていた。
参加したかったけど・・私たちがすると盆踊りになってしまうので、見学応援組に回る。
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美味しい魚料理を食べて、ゆっくりブラノ島を満喫した後、午後5時に船集合。
夕立が背中から追ってくる中を、シーレ川を登っていく。
この写真だけみてると、ちょっとオランダみたい?!
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今でこそ、ヴェネツィア本島へは電車でパッと入れるものの、ちょっと昔まではずっとこういう航路で陸と関わっていたヴェネツィア。一日のんびりと船に身を任せ、昔からの漁村や職人が住むヴェネィアの島々をぶらぶら闊歩しながら、ローカルなヴェネツィアの遠足を楽しんだ。


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# by organvita | 2008-06-04 19:04 | イタリア紀行 | Comments(3)

山の料理

渓谷には大きな一本道がずっと走っているが、そこから左右にたくさんの細道が、山に向かって伸びている。
住み始めたころは、この一本道しかしらなくて、両端がすぐ山でちょっと退屈に思っていたけれど、この左右の細道を探検するようになると、意外な別世界が広がっているのを見つけたりと、未だに驚かされることが多い。山って奥が深い。
そんな中でも最近の私の「発見」場所はここ。
ある日、道を間違ったがために偶然見つけた、お気に入りの場所!
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写真には写っていないけれど、小さな小さな、松の木に囲まれた美しい池があったり
(夫はこの池を日本庭園と呼んでいる)、な~んとものどかで平和な景色。
こんなところに放牧された動物って幸せだろうなあ。
ここの草は特別ウマか。

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お馬専用カー。

この大自然の中に、ポツンと一軒たたずむ農家。
ここでは自家製サラミや燻製ハムなどを製造している。
しかもレストランが隣接していて、この大自然を味わいながら、舌でも味わえるという
ステキ空間。日本から知人ご夫婦が遊びにいらしたので、早速お連れした(というより、かなり強引に・・?!)。
手前が直売店、奥がレストラン。
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中は木組みの落ち着いた空間。暖炉には火が燃えていた。
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4人で頼んだ、レストランお任せ郷土料理コース。
まずは前菜。サラミ、スペック(スモークハム)、生ハム、鹿の燻製ハムなどなどの盛り合わせを、ピクルスと西洋サワビで口をリフレッシュさせながら。
この時点でかなりお腹満足。しかしまだまだ続くのだ。
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次に運ばれてきたのは、大きなボール型のお皿に入れられた、大麦入りの野菜スープ。
ここにパルメザンチーズをふりかけて。
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すっごく美味しい初めての味!しかし、調子に乗って食べつくしてしまってはいけない。
メイン料理が入るお腹のスペースを空けておかなければ。
・・・と知りつつも、つい二杯目をよそっちゃった。

ビール&地元のビオ赤ワイン(絶品!)も手伝って気ん持ちよくなってきたところに、
やってきました~!メインの豚料理盛り合わせ。
豚のスネ肉、豚のアバラ肉、豚の燻製ウインナーハンバーグがこんもりもりもり。
下にキャベツの酢漬けとカネデルリ(この辺りの郷土料理。砕いたパンを丸めて作る)が完全に埋もれてた・・。
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それに添えて(っていう感じの上品さはないけど・・・)食べるのが、このポレンタ。
トウモロコシ粉で作ったもの。トレンティーノ・アルトアディジェ州には、パスタの伝統はなく、つい最近までこっちが主流だったとか。日本人がお米を食べる感覚かな。
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ちなみに、イタリアのトレンティーノ・アルトアディジェ州以外の人が、この地方の人たちを「小バカに」するとき、このポレンタをネタに出してきて、「牛のウン○を食べるやつら・・・」って言うとかなんとか。まあそう見えなくも・・・いえいえ。まだ食事中です。美味しかったですよ、ポレンタ。

お腹パンパンパン。豚を食べた私が豚になってる。
しかし私の別腹は、すんなりととても好意的にデザートを受け入れ(夢中でまた写真忘れました・・)、その後お店からのサービスで飲んだ、リンゴ味のグラッパ(ワインの搾りカスを蒸留してつくるブランデー)をくいっと飲んで、かなり上機嫌で帰宅。
ドアを開けてベットに直行。ああ、完全に豚。
でも本当に美味しかった!また行きたいね、と夫。
豚が牛に変身するかモーね。


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# by organvita | 2008-06-01 08:15 | ドロミテの景色 | Comments(10)

ミシェル・ブヴァール氏の演奏会を聴く

フランスを代表する世界的オルガニストの一人、ミシェル・ブヴァール氏が、トレントの教会音楽フェスティバルの一環でリサイタルにいらしたので、聴きにいってきた。

場所はトレントのクリスト・レ教会(Chiesa Parrocchiale di Christo Re)。
この教会には、夫の勤める工房が事実上第一作目として1994年に制作した、
ドイツ・バロック様式のオルガンがある。2段鍵盤+ペダル、19ストップ。
さっぱり白い壁のモダンな教会。祭壇の周りをめぐらす高いアーチのデザインに、
オルガンが上手くマッチしている。
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演奏台。鍵盤は指に吸い付くように気持ちいい。
演奏会直前、リード管の調律をしている社長と手伝い夫の横で、無邪気に写真撮影中。
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演奏会のプログラムは、まずバッハのプレリュード&フーガ ニ長調 BWV532 で華々しく幕開け。そしてメンデルスゾーンのピアノ変奏曲のオルガン編曲版(とてもヴィルトゥオーゾ!)、その後フランス古典作品が続き、最後にブヴァール氏のお祖父様の作品が披露された。一時間の演奏会があっという間に感じられたほど、本当に素晴らしい演奏を聴かせていただき、大感動~!「ドイツ・バロック様式のオルガン」と、ある意味限定された楽器なのに、フランスものも、メンデルスゾーンも、それぞれのレパートリーが本当に活きた音作りで、ただただ感服。工房社長も、オルガンの魅力を十二分に引き出してもらってとても嬉しそう。夫、半分シゴトだったのもすっかり忘れて、ハート型の目で「サインください」。

ブヴァール氏は教育者としても素晴らしく、彼のもとで学び、その後第一線で活躍されている日本人オルガニストの方も多くいらっしゃる。日本へもよく来日されているから、その演奏を聴かれた事のあるファンも多いだろう。

実は彼、今年9月に再来日のご予定だ。しかも折りしも私の第3の故郷、岩手県の盛岡市民文化ホールでリサイタルをされるという。当ホールには、フランスの名工ガルニエ・オルガン工房が造った素晴らしいバロック様式の楽器があり、ヨーロッパや日本のオルガニストたちからも絶賛されている。
「ウワサは聞いてるよ!」とブヴァール氏もとても楽しみにしている様子だった。
ああ、私も飛んで帰りたい~!

またとないこの機会、是非みなさま足を伸ばしてみてください。
詳細はこちらからどうぞ。チケット発売間近です。
【財団法人盛岡市文化振興事業団】


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# by organvita | 2008-05-28 18:31 | 見た弾いたオルガン | Comments(4)