滞在カード取得への道のり その2
2008年 11月 22日
今回は事前に電話をして、出来てるか確かめることに。
(始めからそうしとけばよかった、と後から気づいた私。でも「OO日に来てください」と言われていたから、素直に信じてしまったのだった・・)
電話を何度かけても誰も出ない・・。
まさかねぇ、と思いつつも試しにメール打ってみた。
すぐに返事が来た(笑)。これ意外。
しかも、出来上がっているとのこと!
で、受け取りに出かけた。
窓口で「受け取りに来ました」と言うと、「では、あちらの窓口に行って」と回される。
で、そちらの窓口へいくと、その前にぐちゃぐちゃぐちゃっと人が群がっていた・・・。ああ。
皆同じ境遇の人たち。受け取りに来た人たちのようだ。
こちらには番号札制度なし。誰が最後か全くわからない。
誰が最後か聞いて、その人の次だということを確認。
私の後から、ロシア人女性がやってきた。
一応列になっている人が、私の前に約10人くらい。意外と早く回ってくるかな?
・・・動かない・・・。
しかも、やっと一人終わって、次の人の番になると、その人の家族らしき軍団が遠くの方からいきなり出現し、家族全員分の手続きし始めたりしてるから、10人前にいたように見えるけれど、実際は30人くらいいた気が・・。受付けものんびりやってるし・・・。
すると、その様子を見ていた、私の次に待っていたロシア人女性が、私を手招きし、耳元で、「あのね、私急いでるのよ。順番変わってくれない?」と。
いやー。私も急いでるっちゃ急いでるんだけど・・・。なら何故、一番前で待ってる人と交渉しないのかしら?私たちの間で交換したって、大して意味ないのに。
ちょっと渋っていると、「Ti prego ti prego ti prego ti prego ti pregoお願いお願いお願いお願い」の嵐。「イヤとは言わせないっ」てな視線でお願いされるもんだから、私も「じゃ、いいよ」って言って譲った。でもなんかフに落ちないけど・・・ま、一日一善ってことでね。
このロシア人の次に並んでいたイスラム女性が、ロシア→アジア→自分になっているのを見て、私が横入りしたと勘違いし、ロシア人が窓口で対応している間、しきりに私にジェスチャーで(イタリア語わからない様子)「私この後。私この後」とアピールしてくるので、私も「私たち順番変えたのよ」と、イタリア語とジェスチャーでアピール。でもなんかしっくり来ていない様子。
さて、ロシア人が去った後、私が受付を始めると、なんと、イタリア語話せないかと思っていたこのイスラム女性が、いきなり超デカイ声で、「Tutti aspettano!
Tutti aspettano! Tutti aspettano! Non solo io! Non solo io!みんな待ってんのよ!私だけじゃないのよ!」とすんごい連呼しながら私に向かって攻撃してきた。なので、「いや、違うのよ。私だって一時間くらい待ってたのよ。さっきの女性に順番を譲って・・・」と説明するも、全然聞く耳持たず、横入りなんてっ!って叫びつつ、後ろで待ってた他の外国人に言いつけてる。いや・・だから違うの・・・。どうにもならない様子。かといって、こんなところでケンカしたくないし・・。
私の気も知らず窓口はのんびり。処理が済むまでの間、まあ、数分だったんだろうけど、私にとっては数時間の、気まずーい悪いことして叱られたような気分の中で、後ろから刺されるような視線を感じつつ、サインなどを済ませ、一緒に待っていた全員を敵に回したような気分のまま、逃げるようにその場を去ったのであった・・・。
ロシア女性にしろ、イスラム女性にしろ、私が日本人だと思って攻撃したくなったのか、中国人の子どもだと思って小バカにしたのか、そもそも私が「使えそう」なオーラを放っているのか・・・。なんか、私こういう目に合うこと多い気がする・・・。イタリア人に「外国人」って言われるのはしょうがないけど、同じ土俵のはずの外国人にこうされると結構辛いです・・。典型的な、強引なロシア人&攻撃的なイスラム人を一日でまとめて体験してしまったのだった。
家で夫に速攻で「聞いて~っ!!!!」と話を聞いてもらい、更にはこうしてブログに載せて、同国人の同情を買おうっていう私も、まだまだ小さいと思うけど、昨日は結構落ち込みました・・。あのイスラム女性の刺すような目つきと叫び声がまだ頭から離れない・・。
夫に「もう日本帰る~!!」といったら、「いいけど、せっかく苦労してこの紙取ったのに、無駄になるね」って言われた。 うううう・・確かに・・・。もったいない・・。悔しいけどがんばるか・・。で、こちらが晴れて手に入れた滞在カード。「カード」っていうからカードかと思ったら、紙だった。
今日保険証も延長手続きを済ませた。(こっちも一話書けるけど・・(笑)やめときます)
後は新しい保険証が郵送で送られてくるのを待つのみ。届くといいな・・・。
それが無いと病院に行けないので、寒くなってきたけれど気が抜けないのであった。
珍生活、まだまだ続く・・。
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12月の日本でのコンサートを勝手にK RAUMに掲載してしまいました。
チラシの文がとても素敵なので、いまからワクワク楽しみです。
留学生活の終わり頃には、言い返せるようになったけど、あまりの怒りにどもるし、大抵イスラム女性とロシア女性には勝てんません・・・笑。
そうそう、外国人の中でもアジア人は一番なめられるのよね。くう~~っ
激しく同情。。。
確かに、愛ちゃん良い人オーラを放ってる気がする。
それはそれで、とってもいいことだと思うんだけど、
苦労も多いのねぇ・・・。
ドイツ(私の住んでるとこがかも・・・)は最近予約制になったので、
待たされることはまだまだあるけど、並ばないでいいので、少し改善。
激しく同情、激しくうなずきながら、読んでしまいました。
わかりますよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
私もつい数日前、友人に、「もうこんな国出ていく〜!」と叫びましたから^^;(理由は、イタリア人に対してと、ここにいる外国人に対してと両方ですが)
> 夫に「もう日本帰る〜!!」といったら、「いいけど、せっかく苦労してこの紙取ったのに、無駄になるね」って言われた。
うふふ。いい旦那様ですね。微笑ましく読ませていただきました^^。
でも、ほんと、カードじゃないんですね。クエストゥーラで、磁気カードの滞在許可証を、他の人に見せてもらったんですが。
ま、私の許可証(1年ごとの更新が必要)は、もう2年も待ってますけど、何の音沙汰もないですけどね。ふっ・・・いつ更新手続き終わるんだろう・・・(苦笑)
12月は日本でコンサートなんですね。いいですね〜。
これからは、身も心も軽く、温かく、過ごせますね。
カードじゃなかったのは、今だ謎です。紙が余ってたのかな。たぶんそんな理由なんでしょうね。あえて知りたくないけど(笑)。
しかし、許可証を2年も待っているなんて、それもひどい話ですねっ!
私はカードの滞在許可証持ってますよ~
ただ、お値段がちょっと張るのかな?
おまわりさんに紙とカードとどっちがいい?って聞かれてカードを選ぶと振込用紙を渡されます。
そんな手順でした。また近いうちに会えたらお会いしましょうね~♪
私そんなこと聞かれもしなかったよ・・・。紙が渡されて、「え?これでいいんですか?永住用なんですねど」って念を押したけど、「これだこれだ。永住って書いてあるだろ」って・・。しかも同じQuesturaでなぜこういうことが・・。でもまたあそこに出向く元気なし・・。ああ・・。
でも、警察署でもイタリア語のよくわかってない外人さんも振込用紙渡されて追い返されてた気がするんだけど・・・。間違ってたらごめんね~(;ー;)
私はマルコと一緒に行って、マルコがしつこく質問してたから、それで教えてもらえたのかも?
私も今は Carta di soggiorno だけど 最初の Permesso di soggiorno の時もカードでもらったよ。
ただ、カルタの方が内容が全部わかるから、カルタにしておけば良かったって思った時もあるよ。
仕事はじめの時に、カード式だと細かい内容がわからないからって言われてすごく時間がかかったもん。
雇い主がチンフォルミに電話することでカードの滞在許可内容を説明してもらえたらしく、無事済んだので良かったですが。。
そうそう、今日はトレント、朝から雪です。積もってます(ーー;)
クリスマスのメルカティーノに行こうと思ってたのですが、今日は家でおとなしくしています。
また今度遊ぼうね~~~!!!