祐天寺・聖パウロ教会のオルガン
2008年 10月 12日
ここは白い十字架の塔が立つ、聖パウロ教会。
この教会で毎月開かれている、ランチタイムコンサートで演奏させていただいた。
そして会堂正面には、美しい白いオルガンが。
北ドイツ・オルターホルツ=シャルムベックのオルガンを手本としている楽器。
日本人オルガンビルダーとしてのパイオニアでいらっしゃる辻宏氏の作品。
辻オルガン Op.19、 コンサルタント:H.フォーゲル氏
2段鍵盤+ペダル 24ストップ
1976年6月設置。
この教会のオルガニストを勤めるのは、佐藤礼子さん。留学時代にオランダで知り合った友人なのだが、彼女の結婚式では、礼子さんが自ら、ウェディングドレス姿でオルガンの演奏をされた。白いオルガンに、長いヴェールのウェディングドレス、ああ、忘れられない素敵な結婚式でした~(^^)。
オルガニストの頭の辺にある、扉付きのパイプの部分は、「ブルスト・ヴェルク=胸の部分」と呼ばれている。上の鍵盤を弾くと、この箱の部分のパイプが鳴る。
この箱の中の音は、弾いている本人には直接的に、かなり大音量で聞こえるが、会堂内では決してそうではないので、礼子さんに音作りを手伝ってもらうことに。
礼子さんにオルガンで音を出してもらい、私は会堂内で「ブルスト・ヴェルク」と、下の鍵盤で弾く「ハウプト・ヴェルク=主の部分」のバランス・チェック。
一年間のテーマを「バッハ」として、毎月、「バッハと先輩たち」とか「バッハと教会」などと焦点を絞り、それぞれの月を担当するオルガニストが、それに相応しい選曲&トークでお届けするというもの。毎月行けば、相当のバッハ通になること間違いなし?!奏者も毎月違うから、聴き比べるのも楽しいでしょう。
私が仰せつかった課題は、「バッハとイタリア」。ヴィヴァルディの弦合奏曲をバッハが
オルガン用に編曲した作品や、バッハが少年時代に書き写して勉強したと言われるイタリアの先輩の作品などをご披露しながら、一年ぶりのMC(トーク)。
いや~。マイクでおしゃべりするのって、演奏する以上に緊張する・・・。使う神経も倍。
久しぶりの日本語トーク、変な日本語連発していたらしい(笑)。ああ、もっと風呂で練習しとけばよかった・・。一生懸命頷きながら聴いてくださったご近所の皆さま、ありがとうございました(^^)。実は2つ3つ「親父ギャグ」も考えてたんだけど、いざとなると意外と気の小さい私・・。ま、たぶん言わなくて正解だったんだろうね・・・。
次回の聖パウロ教会ランチタイムコンサートは、
11月4日(金) 佐藤礼子さん(当教会オルガニスト)
12月12日(金) 麻尾直子さん
1月9日(金) 藤森いずみさん
いずれも12時30分からです。是非お出かけ下さい。
かわいいお花頂きました。Yちゃん、ありがと(^^)。
←白いオルガンにクリック!
帰ってこられてもご活躍のご様子で何よりです^^
メール出したから見られるようだったら見てね。
私の大学では昼休み1時間毎日パイプオルガンの
演奏があります。
オルガニすとの人ともだいぶ仲良くなって
いろいろ聞いています。
そのうちにオルガン曲を作ろうと予定。
予定は未定。
うっふっふ
今日もスマイル