ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫

3日目。ウィーンへ。途中メルクという町で電車を降りて、一時間ほどドナウ川下り。
美しく「青き」ドナウ・・とは少し色が違ったけれど、とうとうと流れるこの川は黒海に続くんだって。時々古城が現れたり、ブドウ畑が見えたりと、風光明媚な船旅。
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降りた町の教会にあった献金箱。ブドウの樽でできてる。
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教会を守る天使たち。
この炎天下で日焼けしないかな?身の心もいつも白いのね。私はどっちも真っ黒だよ。
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この太陽をたっぷり浴びた地元のワインを売るお店。
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ウィーン着。ウィーンといえばウィーナー・シュニッツェル(カツレツ)。
老舗フィグルミュラーFiglmuellerへ。すごく並んでた。予約しといてよかった。
お皿からカツレツがはみ出しているがなんのなんの。さっぱりしてて美味しかった。
(肉がさっぱりって、さっぱりわからんか・・・)
今回、5人の日本の方とご一緒させていただいたのだが、明らかに私と違ったこと:
それはお腹の容量。皆さん「こんなに食べきれない~」「大味~」とおっしゃって数皿を
分けて召し上がっておられて、私も「そうですね~」なんてカワイコぶってましたが、
みなさん、実は私、いつもならこのくらい一人でペロッといってます・・・今明かすけど・・。(見抜かれてたっ?!)私、完全にヨーロッパ腹になってるんだわ。体は日本人サイズなのに胃だけヨーロッパ仕様なんて、みっともない・・。反省しよう。でももう遅い。
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夜は楽友協会ホールへ。ここはニューイヤーコンサートでもおなじみ。
普段はフィーンフィルや世界の名立たる演奏家たちが毎日のようにコンサートをしているが、今は残念ながら夏のヴァカンス中。代わりに、観光客向けの仮装(??)演奏会をしてました。みんなズラかぶってた。面白そう。客にもズラ配って欲しかったずら。
「オール・モーツァルト・プログラム」と謳ってる割には、アンコールの2曲がシュトラウス。ラデツキ・マーチでみんなで手拍子叩いて、かなり楽しかった(笑)。
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次の日、我が家に寄っていただいた。
あ、違うか。ここはシェーンブルン宮殿。日本語イヤホンで内部見学。(内部撮影禁止)
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ここのお庭は、それまた素晴らしい!向こうの端まで歩けば2-30分。
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ここには動物園や迷宮庭園もあるんだって。
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市内に戻って、楽譜屋さんでお買い物。ずっと探してた楽譜を発見!
その近く、ここはアウグスティナー教会。ハプスブルク家の人の代々の心臓が眠ってる。
時々動くらしい。(うそうそ・・)
オルガンはオーストリアのリーガー社製。サントリーホールと同じ。
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ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_16243536.jpgどこかのバスツアーに参加した客に、降りてきたところでチョコレートを配るモーツァルト少年。
憎い演出!可愛すぎ。
足の先まで決まってる。
ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_16302269.jpgナッシュマルクト(市場)で昼食。中近東にも近いからか、エキゾチックな香料など珍しいものも並んでいた。

ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_2051169.jpgウィーンは建築も面白い。
これはアールヌーボー建築の分離派会館セセッシオン。市場の近く。




















伝統的なウィーンのカフェも、素敵な空間。
ここは王宮近くのカフェ・チェントラル Cafe' Central。
ポストカードを買った絵画屋さんの親切なおばさんが「ここに行きなさい!」と教えてくれた。美味しいところ&見所は、地元の人に聞くのが一番。
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ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_2112673.jpg夜はミヒャエル教会へ。
祭壇は独特で素晴らしいバロック芸術。





















ウィーンで一箇所だけオルガン聴くならここでしょう。
1714年、ズィーバーSieberによる典型的なオーストリアのバロック・オルガン。
(修復1986年J.Ahrend) 当時のオーストリアでも最大級の規模。
オーストリアや南ドイツのオルガンは、こうやって大抵オルガンが左右に分かれていて、
真ん中に窓。教会内に外の光が入るように工夫されている。
ここでは毎週土曜、30分オルガンコンサートやってます。丁度予定が合ってラッキー!
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その後、オルガンのバルコニーに登らせてくれて、オルガニストが楽器説明をしてくれた。ヨーロッパ人もみんな興味深々。質問が飛び交う。
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最終日の朝、ウィーンの中心、シュテファン寺院へ。
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エレベーターで一気に塔の上へ。見晴らし最高。
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教会内では日曜日の朝の礼拝が行われていた。
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ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_21264233.jpg少しだけ礼拝の雰囲気を味わった後、聖の世界から一気に俗へ。
オペラ座見学。
ザルツブルク&ウィーンの旅 4泊5日 ≪その2≫_f0161652_21293128.jpg入り口にあった記念撮影人形でオペラ歌手ぶってみるものの、背が足りず(私は164cmありますが)。
ムチウチで首に包帯巻いた人みたいになってるよ(悲)。
















最後にホテル・ザッハーのカフェで、おなじみザッハートルテを。
皆さん楽しそう!すっかりウィーンっ子になってますよ(^^)。
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これが元祖ザッハートルテ。食器もホテル・ザッハーのオリジナル。
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みなさま、楽しい一時をありがとうございました!
あっちこっち引っ張りまわしてごめんなさい!ゆっくりお休みくださいね(^^)。
次回は是非イタリアへ?!
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Figlmueller ←こちらでご紹介いただきました。
Commented by お家大好き at 2008-08-06 00:38 x
アハ~!愛ちゃんのギャグ、すごい!絶好調だねぇ!
ウィーン編も盛り沢山だったねー。^^楽しそうで良かったね!
この短期間で見所を随分と網羅したよねぇ!さすが~!お見事!
ねぇ、愛ちゃん、本当に身長164cm?もっと高いかと思ってた。それじゃ、この記念撮影人形、私だったら顔が全く出ないね。
ウィーン・我が夢の街・・・だね。美しいね。おしゃれだね。
Commented by saiko at 2008-08-06 10:21 x
愛ちゃんこんにちは!
いつもブログ楽しく読ませていただいています(*^-^*)
今回の旅行記も本当に楽しく。。。
ザルツブルク&ウィーンは私のただ一度のヨーロッパ旅行で行ったところです。「サウンドオブミュージック」好きな私にはザルツブルクはかなり興奮でした。でも、ここでの一番の思い出って、途中ものすごくお腹が痛くなり(失礼、)もうどうしようもなくなり(あれ、失礼、、)最寄のトイレもなかなかなく(大変、、、)音大があったので、そこでトイレ拝借。一命をとりとめたという情けない事さ、、、。
いつか愛ちゃんの案内でヨーロッパを旅出来たら素敵だわぁ~と
一人夢見るわたくしであります(^^ヾ
Commented by organvita at 2008-08-07 21:06
ouchiちゃん、164cm以上あるかも・・でももうしばらく身長測ってないなあ。測るのは体重ばっかりだよ。測っても減るわけじゃないのにさ。
Commented by organvita at 2008-08-07 21:11
saikoせんぱーい!「サウンドオブ~」とsaikoせんぱい似合う・・!!
トイレ、わかります!ヨーロッパって日本みたいに気軽に立ち寄れる(?!)所ないですよね。あっても有料だったり。お店のはなにか買わないと貸してくれない雰囲気だし。音大のトイレにたどり着けてよかったですね。じゃなかったら、音大の前のあの美しいミラベル庭園で野○○・・・おっと失礼・・。でも花壇のいい肥料になった・・・大変失礼しました・・・。
Commented by ちびっちょ at 2008-08-08 00:20 x
びっくり!本当に鞭打ちになったかと・・・。ほ~っ。ザルツもウィーンもご主人様と何度も行ったところなので、懐かしく読みました。写真はどれもガイドブックに載りそうなくらい、いえ、それ以上に綺麗で、いつも感動です。ご主人様は、ここの写真でかなり癒されていますよ^^。でも、教会関係の写真がとても目を惹くのは、やはりカメラマンがオルガニストだからでしょうか・・・?また来ますね~!
Commented by organvita at 2008-08-08 20:46
懐かしいでしょ~?!北ドイツとこれまた別世界だよね。
教会の写真が多いのは職業病・・。とりあえず撮っとかないと落ち着かない(笑)。オルガンの写真も相当あるよ。どこのかわからなくなってるのもあるけど・・・。
by organvita | 2008-08-05 16:33 | ヨーロッパ紀行 | Comments(6)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


by organvita
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