プステリア渓谷でのプチ週末

ドロミテの北側、プステリア渓谷にプチ旅行してきました。

夏はエメラルドグリーンのブライエス湖。
湖一面が凍ってかなり寒いけれど、
岩肌が眼前に迫る山塊に向かって
湖面をたくさんの人が散歩中。

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船着場も氷の上。

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湖畔の小さなチャペル。

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ブライエス湖に近い町、トブラッハ(イタリア語でドッビアーコ)の教会。

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甘い彩りの教会内部とオルガン

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さて、郊外にあるこの家は、
作曲家マーラーが数年夏の避暑に通ったところ。

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壁に掲げられたイタリア語とドイツ語での石碑。
この辺りは第一次大戦まではオーストリア領。今はイタリア領ですが、
ドイツ語が主流です。
「1908~1910の夏の季節ここにグスタフ・マーラーが住み、
交響曲「大地の歌」、交響曲第9番、未完の交響曲第10番を作曲した。」

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中は今は素朴なレストラン。典型的な地方料理が食べられます。
壁に掛けられたマーラーの手紙を見ながらお茶。

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家のすぐ裏にあるマーラーの「作曲小屋」。
中には展示もあるらしいけどこの日は入れませんでした。

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近郊のもうひとつの町、ブルネック(ブルニコ)。
色とりどりのかわいらしい家が並ぶ商店街。

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町のすぐ上にあるメスナー博物館へ。

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南チロル州のヒーロー、ラインホルト・メスナーは、
8000M峰を酸素ボンベなしで登頂した初めての人物。
彼は南チロル州の古城を4つ買い取り、
メスナー博物館として展開し、ドロミテの観光業に大きく貢献してます。
ここはそのひとつで、世界中の「山の生活」をテーマにした博物館。

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ヨーロッパのお城の入り口を入ると迎えてくれる、
日本製の仏像。

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異国情緒たっぷりの博物館。
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楽しいプチ週末でした☆
夏にも出直したいな。


・・・・・・・
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by organvita | 2019-01-28 01:41 | ドロミテの景色 | Comments(0)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


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