プステリア渓谷でのプチ週末
2019年 01月 28日
ドロミテの北側、プステリア渓谷にプチ旅行してきました。
夏はエメラルドグリーンのブライエス湖。
湖一面が凍ってかなり寒いけれど、
岩肌が眼前に迫る山塊に向かって
湖面をたくさんの人が散歩中。
船着場も氷の上。
湖畔の小さなチャペル。
ブライエス湖に近い町、トブラッハ(イタリア語でドッビアーコ)の教会。
甘い彩りの教会内部とオルガン
さて、郊外にあるこの家は、
作曲家マーラーが数年夏の避暑に通ったところ。
壁に掲げられたイタリア語とドイツ語での石碑。
この辺りは第一次大戦まではオーストリア領。今はイタリア領ですが、
ドイツ語が主流です。
「1908~1910の夏の季節ここにグスタフ・マーラーが住み、
交響曲「大地の歌」、交響曲第9番、未完の交響曲第10番を作曲した。」
中は今は素朴なレストラン。典型的な地方料理が食べられます。
壁に掛けられたマーラーの手紙を見ながらお茶。
家のすぐ裏にあるマーラーの「作曲小屋」。
中には展示もあるらしいけどこの日は入れませんでした。
近郊のもうひとつの町、ブルネック(ブルニコ)。
色とりどりのかわいらしい家が並ぶ商店街。
町のすぐ上にあるメスナー博物館へ。
南チロル州のヒーロー、ラインホルト・メスナーは、
8000M峰を酸素ボンベなしで登頂した初めての人物。
彼は南チロル州の古城を4つ買い取り、
メスナー博物館として展開し、ドロミテの観光業に大きく貢献してます。
ここはそのひとつで、世界中の「山の生活」をテーマにした博物館。
ヨーロッパのお城の入り口を入ると迎えてくれる、
日本製の仏像。
異国情緒たっぷりの博物館。
楽しいプチ週末でした☆
夏にも出直したいな。
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リンク
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「オルガニスト吉田愛のドロミテ暮らし」連載中。
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