おらが村の新しいパイプオルガンへの募金のお願い

オルガンの募金のお願いです。

「おらが村にパイプオルガン文化を!」という願いから、
村には4年前に「ジュリアーノ、テゼロ・オルガン協会」が発足し、
これまで数多くのチャリティコンサートや夏のオルガン週間(アカデミー)をはじめ、
様々なイベント活動を介して、オルガン制作資金集めをしてきました。

そして昨年、州からオルガン価格の60%の寄付金が与えられ、
残りの約40%も企業や個人からの募金によってほぼ集まり、
ついに、そのオルガン制作に取り掛かることができました。

その楽器が今、いよいよ完成間近を迎えています!


実は本来、村の教会のひどい状態の古いパイプオルガンの代わりに
新しいパイプオルガンを、ということから活動が始まったのですが、
色々なことがあり、その古いオルガンは大規模な修復を終えました。

そこでオルガン協会として与えられた場所が、村の多目的ホールでした。
日本ではホールにオルガンがあるのはごく自然なことにも思えますが、
ヨーロッパ、特にイタリアでは実はほとんど例をみません。
そんな「特別」な場が、この村に与えられようとしていることに、
不思議な縁と導きを感じています。

このオルガン完成後には、
教会という場ではできないようなユニークなコンサートや、
オルガン教室など、色々企画していきたいと思っています!
もちろん、夏のオルガンアカデミーでも使用します。
ドロミテを観光で訪れる日本人のみなさんにも、
この楽器を通じてこれから何かすることができるかもしれません。

さて、
この場をお借りして、
いつもブログを読んでくださっている皆さまにお願いがあります。

このオルガンの支払いを完了させるためには、
まだ約13000ユーロが足りていません。
ぜひみなさまにご協力いただけましたら嬉しいです。

お支払い方法はこちらです。

おらが村の新しいパイプオルガンへの募金のお願い_f0161652_10012997.jpg


銀行名: Cassa Rurale Val di Fiemme BCC
IBAN: IT17 B081 8435 6400 0000 2156 480
BIC/SWIFT: CCRTIT2T50A
名義:intestato a Giuliano per l'Organo di Tesero

または、
PAYPAL: PayPal.Me/organo2018

是非ご協力ください!
どうぞよろしくお願いいたします。

ジュリアーノ、テゼロ・オルガン協会HP
ジュリアーノ、テゼロ・オルガン協会FB


..................

昨年10月。
楽器の形が出来上がってきたある一日、工房でオルガン見学会。
予想以上の人が集まって、アンドレア社長の説明に興味津々。
小さなこの村にこんな場所があったのかと驚きを隠せないみんな。

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クリスマス前のある一日。
いよいよオルガン搬入!
一度解体された楽器を大型トラックに積み、
早朝から集まったボランティアの村人たちによって、
次々にホールに運び込まれていきます。

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そしていよいよ組立開始!
箱がだんだんと出来上がり、形が見えてきます。

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オルガン上部の屋根の取り付け。

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現在はパイプの整音作業中。
1月末には完成、
春に御披露目コンサートを予定しています。
完成した姿は、またその時までのお楽しみ!!



・・・・・・・
リンク
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by organvita | 2019-01-10 11:14 | オルガン工房 | Comments(0)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


by organvita
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