日本福音ルーテル大分教会のオルガン

日本福音ルーテル大分教会に
アンドレア・ゼーニ工房のオルガンが建ちました。
f0161652_05114960.jpg
教会建設当初からバルコニーは用意されていたこの教会。
私たちは約一年前に教会を訪れて、
この礼拝堂のデザインや音響を見聴きし、
教会の方々と様々な意見やアイディアを交わし、
イタリアの工房で丁寧に制作され、
遂にこの場所のためだけの、
世界に一つの美しい楽器が完成しました!
f0161652_05513596.jpg
町の人の関心も高く、
設置作業中、有名新聞社各社も取材にきました。
テレビ大分が数日撮影にいらして、
素敵なドキュメンタリー動画を作ってくださいました。
とてもよくできています! 
ぜひこちらから見てくださいね☆
↓↓↓
「イタリアから大分へ パイプオルガンの調べ」


・・・・
教会には、製作中の様子を工房から送っていた画像が
引き伸ばされて壁に貼られていました。
ずっと楽しみに待っていてくださったことが感じられました!
f0161652_06235435.jpg
空間だったバルコニーに足場と昇降機を使って
オルガンの外枠を運び込み、組み立てていくところ。
f0161652_06223745.jpg
金箔も舞う美しい彫刻を嵌め込み中。
f0161652_06294198.jpg
内部のメカニックも徐々に繋げ、
小さな箱の内臓がどんどん満たされていきます。
f0161652_06334480.jpg
オルガンの背後に低音部の木管パイプを設置中。
このパイプは、おらが谷の最高級の赤モミの木。
f0161652_06373457.jpg
一本一本のパイプにじっくりと整音作業を施しながら、
内部にも小さなパイプが徐々に並べられていきます。
私がすごい高い足場にいるところも見てね(汗)。
f0161652_06520817.jpg
順番待ちのパイプたち。
種類ごとに順番に並べておくのが私のシゴト☆
f0161652_06465763.jpg
テレビ大分さん取材中☆
f0161652_06481555.jpg
全部で646本あるパイプの音のバランスを、
バルコニーに登ったり降りたりと何往復もしながら確認し、
一本一本手にとって延々と微調整を繰り返すこと数日。
最後の一本入った~!!
牧師先生、決定的瞬間を頂上から撮影中。
f0161652_06573673.jpg
でもまだまだ終わらない。
今度は鍵盤メカニックなどの調整中。
f0161652_07010518.jpg
そして最終日、遂に足場撤去!
以前からずっとここに在ったかのように、
見事に礼拝堂と一致した美しい姿が現れた瞬間。
そして、祝別式と試奏演奏会の準備へ。
f0161652_07122066.jpg

演奏台周辺には沢山の木が使われて、
温かみのある華やかな印象。
八角形の教会のデザインに合わせ、
譜面台には八角形の象嵌彫刻が施されています。
f0161652_07152079.jpg
上を見上げれば、金箔が貼られたパイプの歌口から、
歌声が聴こえてきます。
f0161652_07243249.jpg
教会内外部から、50人ほどの方々が集まってくださり、
牧師先生に楽器の祝別をしていただいた後、
初弾き演奏をさせていただき、
皆で新しい楽器の音色を堪能しつつお祝いしました。

作業の様子を収めた写真を、
礼拝堂入り口の壁に展示してくださいました!
f0161652_07164745.jpg
今後、お披露目演奏会をはじめ、
毎日曜日の礼拝やコンサートなどで
このオルガンの音色を聴く機会が沢山与えられることでしょう。
イタリアと大分を繋いだこの楽器が、
これから教会や大分の財産として愛され育まれていくことを
心から願っています。


・・・・・・・
リンク
A.ゼーニ社製、家庭用パイプオルガンのご案内

イタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel on-Line」で
「オルガニスト吉田愛のドロミテ暮らし」連載中。


今日もご訪問ありがとう。クリックしてね。

 
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ 


[PR]
by organvita | 2018-04-30 07:41 | オルガン工房 | Comments(0)
<< 聖フロリアンの行列 おらが谷、桜の季節 >>