レータのオルガン Rötha
2009年 12月 03日
この静かな村に、二台の貴重な楽器がある。
オルガン製作者の名前はG.ジルバーマン。Gottfried Silbermann
中部ドイツを代表する、バロック時代の建築家。
まずは、聖ゲオルゲン教会へ。
置いてあった教会オルガニストさんの靴。これも年季が入ってますな。
村の小さな教会に、約300年前の音色が、活き活きと満ち溢れていく。
次は、歩いて5分のもう1つの教会、聖マリーエン教会へ。
天井の高い教会のバルコニーに、オルガンが。
後ろにカーテンのように見えているのは、絵画です!
平均律に調律されてしまっていましたが、近年また新たに、古典調律に戻ったのだとか。
私のお気に入り(^^)。整音がかなり大きめではあったけど、1段鍵盤しかないけど、
ずーっとこの響きに包まれていたいな、と思ったオルガンでした。
←ジルバーマン万歳。
お気に入りのオルガンに出会えるって、嬉しいですね。それがお家のそばだったら、最高なんでしょうね〜。
あの〜、先生、ごく初歩的な質問してもいいですか?^^オルガンを弾く時の靴って、特別なものなんですか?
「だまし絵」、ドイツの教会でもたまにこうやってみかけますよ。後、木に描いた大理石の模様とか!バロック時代のものなんですかね??
オルガンのときの靴は、特に「特別」ではないけれど、やっぱり足にフィットして、動きやすいとか、脱げないとか、幅が広すぎないとか、そういうのをオルガン用って使うことが多いですね。日本では「オルガン用シューズ」ってのが売ってます(^^)。
どれも美味しそうですねー!やはり、美味しいものを食べてこそ良い演奏もできる?!心もお腹も満たされることが幸せですよね(^^)