アルテンブルク城教会のオルガン Altenburg
2009年 12月 02日
旧東ドイツへオルガン視察旅行へ行ったので、少しレポートします。
おらが村から車で一気にアルプスを北上、オーストリアを突っ切り、ドイツに入り、
更にずんずん北東へ。
約10時間高速をすっ飛ばし、やってきました、ザクセン&チューリンゲン地方!
この辺りには、歴史的名器がたくさん残っており、今もその響きを聴くことができるのだ。
留学していた北ドイツとも、また雰囲気一転。「土の香り」(?)がする。
まず訪れたのは、アルテンブルクにあるお城の教会。Altenburger Schlosskirche
1735~1739年にかけて建築した、中部ドイツを代表するバロック時代の名器。
それぞれ持参した楽譜を早速広げて、試奏タイム!
このオルガンの杮落とし礼拝は、なんとJ.S.バッハが弾いているのだ。
その時の素晴らしい賛美歌伴奏の即興については、今でも文献が残っている。
ああ、あと270年早く生まれて聴きたかった・・・笑。
この城教会オルガニストに就任する(1756-1780)。
クレプスのプレート発見。
イカメしい顔のおじさんですが、愛らしい作品を沢山残してます。
腋毛まで彫ってあってリアル。匂い(臭い?)はしませんでした。
オルガンは、ドイツにしては珍しく、祭壇横の位置に。
その所為か、見た目はこんなに大きな楽器なのに、出てくる響きは控えめでまろやか。
きっと昔は、領主やお城の偉い人たちが座ったんだろう、特別バルコニー席もある。
ああ、本当に生きていたんだなあ、と身近に感じる瞬間。
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教会ってきっと太陽の光の差し込み方とかも計算されて建てられてますね・・・。
パイプオルガンの音と天の光が降り注ぎ、そこに天使が舞い降りる・・・みたいな。。。
こんな教会行ってたらやっぱ神様信じちゃいますよ。。。
オルガン視察旅行、楽しそう〜!!あ、みなさんは、お仕事でしたね^^;。私もいつか、「おお〜〜〜!!!」と、そばでうなる役割で、おともしたいです(笑)
金のお髭に、アザミの花のような脇毛のお持ちの男子^^。こういうのを見つける時は、私、立派な戦力になれると思いますよ!(笑)
バッハも弾いたんですね。ほんと、バッハって、ほんとに生きていて、音楽を書いて、弾いていた人だったんだな〜って、ふしぎな気がしますね。
さすがドイツですね。バッハの痕跡があるという実感は重みがあるのでしょうね。↓はあいかわらず、自然生活ですね!うらやましい~~。かぼちゃのリゾット私も食べたいです。
うわあ。そうなんですよ、妙に同じような体験を同時期にしてること、起きますよね、私たちの間で。わはは。偶然にもこの写真を載せたのも、ひょっとしてパードレ・Dの仕業?!?!(写真寝室に飾ってます)
こんにちは~!そちらへも無言でちょこちょこ伺っていますよ~(^^)
ええ、私はバッハが大好きなので、彼が本当に生きていたらしい形跡(笑)があると嬉しいです~。ちょっとした追っかけですね。数百年ずれてますが!
かぼちゃのリゾット是非試してみてください~!お子さんもペロッと沢山食べてくれますよ、きっと。
いやあ~クレプスの横にプレートなんて!きっと、せめて270年前の私が書いた、「吉田愛参上」なんていう落書きが見つかるくらいでしょう・・・汗。
でも、クレプスの嫁っていうシチュエーションのも悪くなかったですね。なんていっても「夫の師匠がバッハ」ですもんね。かなり自慢できるなあ。
わはは。ありがとうございます。偶然でしたね!
クレプスの作品は、聴いてる分には可愛らしいと思うんですけど、意外と演奏者泣かせですよね。もっと愛嬌ある顔をレリーフにすればいいのに。イカメシイ顔が是非満面の笑顔に変わるように、かんばってください?!