ドレスデン フラウエン教会 Frauenkirche

車を友達宅に乗り捨て、そこからドレスデンまで電車で6時間北東へ。
旧東ドイツにあたるドレスデンへ!
早速目指すは、正面に見えるフラウエン教会 Frauenkirche。
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第2大戦でほぼ全焼したドレスデンは急ピッチで修復・再建が進められてきた。
第2大戦後爆撃で崩壊されたままだったこのフラウエン教会は、ドイツ統一後に世界中から集まった募金をもとに修復された。
なんと、瓦礫の山の中から再利用可能な石を選別し、コンピューターでその石の元の
位置を探し出しながら再建、という気の遠くなる作業!それ以外のところは新しい石が
使われており、結果このように、まだらな模様のように見えているのだ。
(黒い石は当時焼け落ちた石の再利用。)
「世界最大のパズル」とも言われたこの教会、2004年に再建。このフラウエン教会は、
ドイツの平和シンボルの1つとして、先日もオバマ大統領が訪れたばかり!
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教会の中はまばゆいばかりの輝かしさ!見事に蘇っています!
ルター派の教会としてバロック時代に再建されたこの教会内は、バロック様式。
ルターが好んだように、オルガンは祭壇の上に鎮座している。
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ここにはそもそも、ドイツ・バロックを代表するオルガン建築士G.ジルバーマン G.Silbermann が1736年に建てたオルガンがあったが、第2大戦中、教会もろとも崩壊。
この写真のオルガンは、ジルバーマンの当時のオルガンケースを忠実に再建し、その中に新しいオルガンが納められたもの。楽器はジルバーマンと所縁のあったフランス・アルザス地方に現在工房を構える、名工ケルン社製。 A.Kern/Strasbourg
バッハからロマン派まで何でも弾ける、4段鍵盤+ペダルを供えた大型の楽器!
オルガンの詳細が知りたい方はこちらどうぞ。
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教会を天から包むクーポラ。クーポラから町を見下ろすことも出来ますよ!
毎日のようにお昼のミサや、オルガンコンサートもあり、オルガンを聴けるチャンスは多いです。おススメ!お昼のミサの後には、短い教会の歴史の説明もあり、興味深い。
ちなみにその説明によると、この教会再建・修復にあたり、ナントカという(名前忘れました・・)イタリア人が大変活躍したらしく、さすがイタリア人だなと関心した次第。
夫、急にエラそうな態度してるんですけど(笑)。
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ところでこの教会は、合唱指揮をするカントールと、オルガンを弾くオルガニストの席が
二つに分かれているのだが(ドイツは普通一人が両方勤める)、なんと偶然にもその両方に、昔の学生時代の仲間が就任しているのです!
カントールはマティアス。リューベック時代の同僚!
HLのみんな~!覚えてる?!彼は大出世を遂げちゃったよ~!
この間日本へも、彼の合唱団を連れて演奏旅行にいったそう。
偶然にも彼のコンサートがあったので聴きに行き、その後10年ぶり(!)に、
2リットルのビールを飲み干しながら、楽しい再会を祝いました!068.gif
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オルガニストを務めるのはサムエル。かの昔、とあるオルガンコンクールで濃厚な一週間を共に過ごした仲(笑)。当時からめちゃくちゃ上手かったなあ~。やはりオルガニストの奥様と!サムエルが弾くフラウエン教会のオルガンCDはこちらから買えます。
彼の家には、オバマ大統領 in フラウエン教会の写真が誇らしげに飾られていた。
一曲ご披露したそうです。手を振ってくれた!と大興奮!オーラが光っていたそうだ!
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もう一度、教会の祭壇。
バッハのカンタータが迎えてくれる教会の公式HPはこちらどうぞ。
ドイツの長い歴史と現在を感じることの出来た一時だった。
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by organvita | 2009-06-23 18:51 | ヨーロッパ紀行 | Comments(6)
Commented by njs2005 at 2009-06-25 16:10
いや〜ヨーロッパはホント歴史を重んじるっていうか、古きをほんと大事にしますよね・・・
建築物に関しては、古くてなんぼ!やないですか?
自分はまだヨーロッパには行ったことはないっすけど、
街全体に重みがあるっちゅうか、普通の一般住宅やらアパートやらも歴史あるものばっかりでしょ?
日本も歴史はあるんやろうけど建築物に関しては木の文化やから、
なかなか何百年とか無理なんやろうなぁ・・・
石のヨーロッパはそれこそ、戦争やら巨大地震以外ではビクともせんとでしょうね〜
Commented by organvita at 2009-06-27 23:22
njsさん、ほんとそうですね。木の文化と石の文化、本当に全然違いますね。日本の建物は確かに残りにくいのかもしれないですけど、たまに日本へ帰ると、自然と調和して生きようとする日本人の知恵とか文化って素晴らしいなと思いますよ!神道の国なんだなーって思います。
Commented by えみ at 2009-06-28 05:45 x
充実した旅だったみたいだね~。

リューベックの同僚・・・どれどれ・・・
マティアスって誰だっけ・・・

あ。。。この顔知ってる・・・。

私は直接話したことは無かったけど、
なんだかおだやかそ~な、おとなしそ~なイメージだったのに、
大出世だねぇ!
心なしか、顔もちに貫禄?!
Commented by hhiroppy at 2009-06-28 20:30 x
わ~ぉ、こんなところでマティアスくんの顔を仰ぎ見るとは!!
イグナチオ教会にコーラス引き連れてきてましたよ。
祭壇で指揮しては上に上がってオルガン弾いて…って何往復もされてました。

Commented by organvita at 2009-06-29 20:44
えみちゃん。マティアス覚えてた?!懐かしいでしょ~?!メンザのCurrysuppe事件も覚えてる???(ここには書けないけど(笑))。
気持ち太ったよね、彼。でも本人にはそう言えず「全く変わらないねー!」って言っておいた。向こうも私にそう言ってたけど、たぶん同じこと考えてたかも・・・ズバリ、お互い太った・・・笑。もうすぐパパになるんだってさ!
Commented by organvita at 2009-06-29 20:48
hiroppyさん、こんにちは!
イグナチオでも演奏していたんですね!!!なんて偶然!!コンサートはいかがでしたか?!
彼にとって初めての日本の印象は、強烈&楽しかったようです!なぜか日本の居酒屋の話で盛り上がりました(笑)。
是非今度はhiroppyさんがDresdenへお出かけください~!!
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