悪夢
2009年 03月 11日
そこでは、私の苦手な合唱指揮法のML教授が、大きな椅子に座って楽譜を読んでいる。
その前には、見たこともないオーケストラが待機。聴講の観客も大勢いる。
今日はこのオーケストラの指揮をする特別授業なのだ。
生徒たちが順番にオーケストラを指揮し、教授から指導を仰いでいく。
順番を待つ私は、手元の楽譜を開いてみる。
そこには、バッハのオルガン曲のフーガが。
今日はこの曲を、オーケストラに指導し、演奏させなければならない。
なのに、楽譜には全く何の書き込みもしていない。勉強してきた形跡なし。
あれ?このフーガ何声部?テーマってどこ?どれ?
私この曲全然知らないよ?弾いたことなんかないし!大体、オーケストラの指揮なんて!
教授 「次、Frau Yoshida」
うぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やばいっ!!!!!!!!
・・・・・ってところで目が覚めた・・・。
本番が近づいたりすると、必ずといってよいほど見る、こういう悪夢・・・。
ああ本当~によかった、これが夢で・・・(滝汗)
この曲、実際に今練習中で、「なんか納得いかんな~」と不満に思っていた矢先だった。
他にも、今ざっと思い出せるだけでも、こんな夢ありました。
・ 何万人という観客が(←実際ありえません・・・)開演を待っている。
「はい、お願いします!」というホールの人の声で舞台への扉が開かれ、舞台照明ON。
いよいよ本番!というその瞬間、自分がまだパジャマを着ていることに気がついた。
(しかもかなりヨレヨレのダサいパジャマ) うわーーーー!まずい!!
客を待たせたまま楽屋に戻って着替えるか、はたまたこの格好で演奏するか?という
究極の選択に迫られる数秒間。
・ 大切な試験の直前、なぜかオルガンの前で誰かとバトミントンをしている。
前代未聞の大ラリー。やめるわけにはいかない。試験官がやって来た。
「吉田さん、弾きたまえ」といわれるが、「このラリーを止めるわけにはいきませんっ!」と
叫びながら、バトミントンを続けている。羽がパイプの中に入らないようにしなきゃ、と思いながらラリーは続く。
・ レッスンの日、先生が待っているのに、どうやって足掻いてもオルガンにたどり着けない。迷路のような建物の中を徘徊して焦っている。先生すごく怒ってる。
・ 本番直前。お客が演奏を待っている。しかしなぜか、演奏会は真っ暗闇の中で行われることになっており、私が登場すると、電気消灯。
しかし私は弾くべき曲を全く暗譜していないどころか、今日何を弾くのかも忘れてる。
しかも真っ暗でオルガンにたどり着けない。やっとたどり着いた。ああ、でも何弾こう。何か弾かなくちゃ。でも鍵盤見えない。曲知らない。
・・・ああ、恐ろしい・・・・
「空を飛んでいる」とか「お姫様になった」とか、どうがんばっても正夢になれない夢と
違い、これらの悪夢は私次第で、いとも簡単に正夢になってしまう・・・というところが、
リアリティー抜群ではありませんか(汗汗汗)。
曲が仕上がってないとか、本番前の不安なんかが夢に現れるのでしょうが、
同じ状況下でも、願望がそのまま夢になる夫の場合、
「鍵盤の前に座ると指が勝手に、自分史上こんなに早く動いたことないってくらい超絶技巧で演奏し始め、「うわー!ボクの指どうなっちゃったんだ~?!」って驚きながら、自分の指技をまんざらでもなく眺めてる」っていうのが定番だとか(笑)。
かな~~り羨ましい・・・。
ビートルズファンの夫は、ポール・マッカートニーとピザを食べたとか、ビートルズメンバー全員が家に遊びに来て超仲良くなったとか、魚釣りの前には、大魚を射止めて両腕で抱いたとか、とにかく楽観的な夢が多くて、つくづく幸せなヤツだなーと思うワタクシ・・・。
私はどちらかと言うと、嫌な夢を覚えている事が多いので、目覚めが悪いことが多いが、
「夜中ブフフフって笑ってたよ」ってたまに指摘されるので(←怖い・・・笑)、
楽しい夢もそれなりに見てるみたい。でも、それを覚えてられないのが悲しいわ・・・。
←クリックして、おやすみなさい。いい夢見てね。
このよれよれパジャマっていうの、結構ありえる夢のような気がします(爆笑)だってパジャマ着て寝てるわけでしょう?
バドミントンはかなり笑えますよね! これは悪夢ではありませんよ。これだったら私も観たいです(爆笑)
私も同じような夢見るよ!!今から本番なのに、まったく弾いたこと無い曲だったり。どうしよどうしよーー!と思いながらも、全然改善されず、笑。やっぱ演奏家の定番の夢なのかも・・・。
そうなんですよね、「イタリア人だから」でひと括りにしてはいけないとは思いますが、やっぱりイタリア人は楽観的というか、幸せ・単純・前向きな気がしますよね^^。
このよれよれパジャマは、白(しかし薄汚れ)にピンク系の寂しげな花柄だったのも、鮮明に覚えてます・・ああ、怖い。。。せめて、シルクかなんかのオシャレパジャマなら自慢できたのに・・・って意味無しですが(笑)。
バトミントン、どこでどうやって「バトミントン」が出てきたのか、いまだ不明。人間の脳みそって計り知れないですね。いっそのこと、「オルガン弾けるバトミントン選手」目指そうかな。
密かにこんな夢にウナされているなんて
想像できません^^
きっと、そうなったらどうしよう…という緊張感の中に
いつも身をおいて演奏会を迎えられているのね。
絶対正夢にはならないわよ~☆
出だしの「・・・私の苦手な合唱指揮法のML教授が・・・」というところで、すでに「ややや!これは本当に悪夢だ。」・・・と思いましたわ。^m^。
この手の悪夢って、私も時々みちゃうんだけれど、人前で演奏する&歌う者の悲しいサダメよね。。
家の夫は何にもみないって言ってる。羨ましい事に熟睡派らしい。
有難いことに妻が舞台で間違えて歌えなくなるような夢もみないそうです。ホッ!!!
あ・・・バトミントン?・・・好きです、この夢(笑)
ご主人の嬉しい夢。いいな〜。
私は悪夢、少ない派かも。でも見る時は、殺されかけちゃったり・・・(汗)
子どもの頃は、奇想天外な夢が多くって、私が一寸法師で、みんなに追い掛けられてたり、雲に乗って、恐竜狩り(食べるため。干し恐竜をつくるの)に行くとか(笑)
↓あ〜、春は山の向こうまで、来てる?!
山は、やっぱりいいですね〜。
それが、金&ブルーの光反射系のもんのすごい裾長ドレスで、肩も出していて、「おばちゃん気合入ってるなー、オルガンコンサートなのに・・」って思っていた私(爆)。正夢になったら面白いかもです^^。
ところで、HP見たよ!超素敵!いろいろがんばってるねー!リンク貼らせてもらうね。
なってて、ゆらゆら揺れながら、必死でバランス取りながら弾くっていう夢。
本番前の悪夢、すっごく分かります~!私はもう人前で弾くことはありませんが、論文が行き詰まっている時に今でも、コンクールの本番に間に合わないとか、部屋着とスリッパで舞台にいるとか、レッスンなのに先生のお宅が分からないとか、なぜかピアノの悪夢を見ます。あとはコンタクトレンズを探していて、拾って目に入れてもサイズが合わないとか、いろいろです。
旦那さまとの素敵なオルガンヴィータ、楽しく拝見しました。ジーンズの穴のアップリケもかわいくて素敵です!本当にいろいろな所で演奏なさっているんですね。これからも記事更新、楽しみにしています。リンクありがとうございます。私もリンクしてます!
やっぱり皆さん見るんですね。このての夢。
私のはチェンバロの鍵盤がゼリー状になって弾けない!とか、本番前にトイレに行ったら何故か道に迷い会場にもどれなくなる!とか。。。
一度でいいから、旦那様のような縁起のいい夢見たいです。
やっぱり同じように悪夢を見られるのですね~!コンタクトが合わない夢っていうのは、やはり書き物をされているお仕事柄ならではの気がします。
南イタリアには、実はまだ行ったことがないのです。南と北ではオルガン文化も違いますし、楽器見学がてら必ず遊びに行きたいと思ってます。Storaceの器楽曲なんかも好きなのですよ^^。彼らが弾いてた楽器なんかも見てみたいな~。
ははは!鍵盤がゼリー!かなり笑いました!普段からアーティキュレーションに気を配られているからの夢(逆夢)かしら?!あと、本番とトイレが合体している夢、私もよく見ます!何ででしょうね(笑)。
かなり笑わしてもらいました~くっくっくっく・・・・
僕は完全旦那さんタイプです!
高校生の僕の部屋にジェフ・ベック遊びに来て一緒に酒飲みました。
そこにキョンキョンも来てみんな何故か博多弁でえらい盛り上がりました・・・・
とか、
ルアー持って釣りに行ったら、海に何十メートルって高さの金網があり
その向こうには、マグロやらカンパチやらサメにクジラが大群でウジャウジャ・・・
そこにどうしてもルアーが届かんで竿かついでその金網を登っていくどこまでも・・・・みたいな夢が多いです。。。。