チェンバロ弾き

たまたま重なって、チェンバロを二回弾きました。
一つ目は、山の中にぽつんと佇むドロミテの一角のこの教会。
普段は閉まっているのですが7月1日に教会開きをします。
夏の間は観光客もたくさん訪れる、知る人ぞ知る名所。
それに合わせた、恒例のオープニングコンサート。
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教会の中は一面の壁画。
練習に疲れたら外に出てドロミテの山を眺めながら深呼吸。のどか。
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ここで弾くのは今年で3回目。
今回は私の赤いチェンバロを家から運んで、
メゾソプラノのオダと、バロックプログラムを披露。
バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ペルゴレージ、ガルッピなどなど。
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オダ熱唱中。
オランダ人のオダは、オランダのプロ少女合唱団の
指導者&コーディネーターでもあります。
イタリアとオランダを行ったり来たりの生活。

ドロミテでアモーレを見つけちゃったからね☆
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歌姫に酔いしれる村の人たち。
適度な残響がチェンバロにも合って、よかった☆

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アレちゃんもオルガンを数曲弾きました。
1800年に作られたヴェネツィアから運ばれた楽器。
カッリードCallido作。
この楽器はこの夏に大掃除を控えています。
40年くらいなにもされていなかったらしいので、
パイプの埃をとったり整音&調律作業、メカニックの調整などです。
新しくよみがえったらまた弾きにこなきゃ!

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オルガンは祭壇の後ろに隠れるように見えています。
最後のカーテンコールにて。
左の人はプログラムをプレゼンしてくれたピアニスト。

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続いて、二つ目のコンサートは、バロックアンサンブル10名グループに
混ざって、チェンバロで通低弾きでした。
このチェンバロはアンサンブル持参の楽器。
トレント郊外の町のホールにて。

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3日間のリハとコンサート。久しぶりに仲間と会って、
充実した楽しい半週間だったのに写真取り忘れ・・。
ヴィヴァルディのヴァイオリン2本、4本のためのコンチェルトや、
バッハもオルガン用に編曲したコンチェルトの原版とか、
バッハのブランデンブルク3番を、暑い夏の夜に熱演!
イタリア人と弾くの面白い☆
楽しい一時でした。

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# by organvita | 2017-07-11 16:27 | 見た弾いたオルガン | Comments(4)

ハイキング パンペアーゴ Pampeago

おらが谷の裏山、パンペアーゴでハイキング。
中腹のあの小屋まで、歩いて登れば20~30分くらいだけど、
始めから手抜きでリフトに乗って☆
黄色い絨毯の上を飛びます。

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中腹まで登るとこんな感じ。
子供でも乳母車でものんびり歩けるコースを
まずはのんびり散歩気分で。

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こんな楽しいもの発見☆
カウベルが音階でぶら下がってて、楽譜も置いてある。
山の歌からキラキラ星まで。
一通り全部弾いたよん。
めちゃくちゃ楽しかった。
私の後ろで子供が待ってたけどね。。汗

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謎の球体がっ!

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木で上手に作られたまん丸のこの中には、
椅子が置いてあって座れるんだけど、
この球体のお陰で、ものすごい素晴らしい残響なんです。
これ作った人すごい。
数曲歌いました(笑)。

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球体から出したオデコが相変わらず光っちゃってるよ・・・笑

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6月中旬の暑い一週間でした。
野花が満開!

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お昼を食べた山小屋レストラン。
歩いてしかたどり着けないので歩き甲斐があります。
食べた後は絶景見ながら昼寝。

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「簡単コース」を歩き終えたら、続いて、
この緑と岩肌の境を歩く道へ。
ここからはさすがに舗装されていません。

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「簡単だよー」と山小屋の人に言われて安易に来たものの、
それなりに勾配もあって、一汗かきながらこんな景色を歩きます。

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小さな花がちらほら咲いているのが、歩く励みになる道。

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この日は私のほうが元気があったので
アレちゃんのリュックサックも私が背負って一足先に。
がんばって付いて来て下さいねー。

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冬はスキー場のここも、今が一番緑の綺麗な季節。
この手前の緑の山と、奥の青い山脈の間が、私んち。
ですが、ここを真剣に歩いたのは今回初めてでした(汗)。
達成感100%。
これで村人との会話にもついていけるというわけです(笑)。

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途中までならリフトで簡単に登ってこれるし、
この景色を見ながら食べられる山小屋レストランもいくつかあるので
おススメです☆
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ドロミテのちょっと秘境スポットご紹介でした☆

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# by organvita | 2017-07-06 06:50 | ドロミテの景色 | Comments(0)

神奈川のハウスオルガン

神奈川県、三浦半島にあるご家庭に、
アンドレア・ゼーニのハウスオルガンがやってきました。

デザインや音色の種類、お部屋や用途に合わせて
一台一台特注制作されるパイプオルガン。
それぞれの楽器に、それが生まれるまでの温かいストーリーがあります。

イタリアの工房で一度お披露目された後、解体し、
大切に大切に梱包されて、長旅を終えた大箱が、
無事に日本の玄関前に到着!

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駐車場で箱を解体しながら、部品を家の中に運び入れていきます。

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まずは、骨組みを組み立てていきます。
お部屋の中は部品でいっぱい。
これがこの箱の中にすっぽり収まっていくのだから凄い。
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楽器の下部分のメカニックを組み立てながら、鍵盤を設置。
これでオルガンらしい姿が見えてきました。
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次はパイプが入る楽器上部の箱を組み立てます。
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天井ぴったりに収まった楽器の姿!
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次はパイプを一本一本、奥から丁寧に並べながら、
整音、調律作業を施していきます。
この木管パイプも、大小全部ひとつひとつが手作り。
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このオルガンには、4種類の音色のパイプが納められています。
ある程度箱に収まったら、正面の飾り細工を嵌め込みます。
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楽器の顔になるプリンチパルの輝くパイプを、
指紋がつかないよう手袋をして丁寧に並べていきます。
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全部のパイプが収まって音が鳴るようになったら、
ここからがいよいよ要とも言える作業です。
パイプ一本一本に命を与える整音作業、そして調律。
一本ずつが美しく歌うように、そして他のパイプとも溶け合う音色になるように、
決して妥協せず、自分がイメージしている響きへと、
アンドレアは数日かけて根気強く、息を吹き込んでいきます。
また、美しいタッチの練習ができるよう、鍵盤の調整も綿密に施します。
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約5日間の作業を経て、完成したオルガン!
木調の温かい雰囲気のリビングにとても似合っています。
沢山の願いと祈りが込められたこの楽器。
音楽を愛するご家族の団欒の場に、
美しいハーモニーを響かせる楽器となってくれることを願っています。
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住空間に収められたので、埃などから守るために
観音開きの扉をつけました。
夜など、扉を閉めたままで小さな音で練習することもできます。

正面パイプは王冠のように並ぶように。
それに合わせて、アンドレアの奥さんがデザインし、
おらが谷の木彫り職人が彫り出した彫刻を施しました。
オルガンケースよりも白い木を使って、彫刻が浮き立つようにするのは
ゼーニオルガンの特徴のひとつ。明るい印象です。

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黒鍵の側面、ストップのノブ、足鍵盤の一部、譜面台の象嵌には
赤色の木を使って、おしゃれに統一感を持たせています。
このオルガンに使われている木の種類をざっと数えてもらったら、
なんと12種類もありました!一つの楽器で森林浴ができそう。

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「オルガニスト一人一人、理想としている楽器が違う」というアンドレア。
一台一台の楽器に求められている姿にできるだけ近づこうと、
自分の理念を崩すことなく、常に柔軟に探究し続ける姿には、
生粋の職人気質とプロフェッショナルな魂を強く感じます。
だから、彼の楽器は一台一台に個性があって、面白いです。

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追伸:
常にチャレンジャーなアンドレア。
納豆にも挑戦しました!
人生二回目。一回目の時の納豆と味が違う、と。
よく噛み締めてるんだなあ~(笑)。どこまでも真面目な職人さん。
タイトル「製作中の楽器をバックに納豆を食べるオルガンビルダー」。
この一枚は、私的にはお宝です☆


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# by organvita | 2017-06-19 05:13 | オルガン工房 | Comments(0)

おらが村の聖体節 Corpus Domini

今日はカトリックの聖体節の祝日。
いつもミサを弾いている教会は、今日は野外ミサでオルガンいらないので、
久しぶりにおらが村のミサに行きました。
今日は晴天、午前中から暑いです。

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ミサが終わると続けて、聖体を掲げながら村を行列します。
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聖体が進むところには、花びらが蒔かれます。
村人が持ち寄った籠が教会前にスタンバイ。
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進むのは、村の聖歌隊、吹奏楽隊、消防士、山岳隊、
そして村長や役員も。そして村人が続きます。
ちょうど夏休みに入ったイタリア。観光客らしき人もちらほら。
聖体の横で大切な役目をしている子供くんは私のピアノの生徒くん☆
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村の中心部を一時間くらいかけて、
祈りと賛美を捧げながら行進します。
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足元には蒔かれた花びら。
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バルコニーの花が美しい季節になりました。
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村の中に3箇所、この時のためだけに作られた仮設の祭壇は、
花や緑で飾られて美しいです。
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それぞれの祭壇の前で立ち止まりながら祈りを捧げ、
そしてまた次の祭壇まで行進。
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村のスーパーの前にも最後の祭壇。
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吹奏楽団と聖歌隊が、毎年恒例の音楽を奏でます。
これが村の伝統となっていくのです。
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一時間でぐるっと村を一巡り。
お昼近くにまた教会に戻ってきました。

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# by organvita | 2017-06-18 23:58 | ドロミテの生活 | Comments(0)

裏山の花目録

山の頂には、まだうっすら雪が残る中、
標高1000Mのおらが谷は緑が美しい季節。

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野花が咲き乱れています。

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よく見ると、あっちにもこっちにも、
花に小さな虫が止まっているのを発見。
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見つけてね。
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これから開こうとするこんな姿に命を感じます。

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松ぼっくりの赤ちゃん。

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岩場に張り付くように生えていた植物。

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初夏のような陽気の今日この頃。
夕立が降ったりしています。
このままずっといい夏を迎えられるといいな☆
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# by organvita | 2017-06-01 03:16 | ドロミテの景色 | Comments(0)