自然とお遊び週末

土曜日、お天気イマイチな中、谷に流れる川で、夫は一日中釣り。
今年初の川釣り。雨上がりだったので、川の水がちょっと濁ってたけど、それなりに引っかかった!やっぱり川釣りのほうが面白い。
稚魚は川に戻さなければいけないルールなので、私はメジャー測り係。ウチに連れ帰った(お口に入る)マスは5匹なり。(一日最高5匹まで、という谷の規則)
f0161652_17562867.jpg
私はたまーに釣竿持たせてもらう程度で満足。
で、夫が一日中お魚と戯れている間、何をしていたかというと、お絵かきごっこです・・。
f0161652_18404.jpg
実は冬の寒いヒマな間、村の10回コースの水彩画教室に通っていた。お恥ずかしながら・・。絵が描けるようになることは小さいときからの夢だったのだが、なかなか時間も取れなくて、それがこんな田舎に住むことになって、時間を持て余していたので、まずは基本の基本を教えてもらったのだ。今日はその後初めての、お絵かきデビュー。

f0161652_18173753.jpg野の花スケッチシリーズ。作品番号Op.1。
かなり恥ずかしいので、小さく公表。
ここまで縮小すると(しないと・・・)ウマく見えるなあ(笑)。
目標は星野富弘さん!と大きく出てみるも、それには技術的にも精神的にも、相当相当相当修練が必要ですぞ・・。

しかしこうやって、いざ描いてみようと思って観察すると、本当にいろんな草や花があるものだ、と改めて発見。小指のツメ程度の花でも、本当によくできてる。自然はすごい。

そうやってじっと見つめて発見した一つ。カタツムリって地面の下に生息しているものだと思っていたが、かなりの数の木登りカタツムリを発見。
f0161652_18332621.jpg

翌日。先週の山小屋発見で調子に乗ってる私たち。
また新しい山小屋に、お昼を食べに行った。
ロッレ峠(Passo Rolle)頂上にある山小屋。ここ、夏の天気の良い日なら最高だろう。
残念ながら今日は、雪でも降りそうな寒さ・・。
f0161652_1844048.jpg

お腹を空かせて到着したところで見つけた、駐車場の看板。
左下にある「Pesce(魚)」の文字が真っ先に目に飛び込んできて、昨日の釣り気分の延長もあって、「ここ、魚食べれるんだって~!!」と大興奮したも、夫に「魚の骨状に駐車しろって書いてるんだよ」とあっけなく正された。
言葉がわからない人の勝手な思い込みと早とちりって情けない・・・。
f0161652_18492376.jpg

よく考えれば、こんな山の頂上でお魚が出てくるはずもなく、注文したのはポレンタ&溶かしたチーズ。ポレンタはチーズが本当によく合う。この山小屋で製造されたオリジナル・チーズだった。チーズのおコゲ、最高!
f0161652_18541871.jpg


f0161652_2034226.jpg入り口に飾ってあった、昔のチーズプレス機。











自然の恵みに感謝の週末。
感謝しすぎて食べ過ぎた。
食べきれる分だけいただきましょうね・・。




にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ ←クリックしていただけたら嬉しいです。
[PR]
# by organvita | 2008-06-16 19:04 | ドロミテの景色 | Comments(7)

地震

今朝起きて、イタリアのテレビでニュースを見ていたら、岩手・宮城で地震があったと放映していてびっくりしています。皆さまのご無事をお祈りしております。
[PR]
# by organvita | 2008-06-14 16:30 | その他 | Comments(2)

行きつけの肉屋さん

お肉を買いに行った。ここは私のお気に入りの肉屋さん。
f0161652_653498.jpg

夫婦で経営していて、自分たちのこの谷の農場から、新鮮なお肉を直売している。
奥さんの名前はリータ。
このリータおばちゃんがめちゃくちゃかわいいのだ。私も夫もリータおばちゃんの大ファン。いつもこの無垢な笑顔で迎えてくれる。
旦那さんがいない時は、必ずそっと、サラミをサービスしてくれる。

この地方の山育ちの人たちの中には、手に負えないくらい(?)頭固いというか、自己防衛的というか、愛想の悪い人たちもいるのだが、その反面、彼女のように、心底ピュアで子供のような心を持ち続けている美しい人たちがいることも忘れてはならない。
リータおばちゃんはその代表。
以前、日本に持って帰るお土産のサラミを買いに行ったら、「そうかい、ジャポネかい。
遠いんじゃろう?どうやって帰るのかい?電車かい?」って聞かれた。
飛行機なんかもちろん、たぶんミラノにもトレントにも行ったことないんだろうな。
また他のとき、ヴァカンスで店を閉めると言うから、「海でも行くの?!」なんて聞いたら、「うんにゃうんにゃ、わたしはこの谷が一番なんじゃよ。ここの自然と動物たちが宝じゃよ」って嬉しそうに目をキラキラさせながら話してくれた。
・・・私なんか、この山降りて町に出る機会探しては脱出しているのに。
リータおばちゃん、深い。

「ブログに載せたいから写真取らせてね」って聞いたら、帽子をかぶりなおしてこのポーズ。「ブログ」が何かわかっている様子。山を降りたことないのに、実は意外とPCオタクだったりして?!って、ありえないか。
f0161652_6885.jpg

これが自家製サラミと燻製ハム。
特大カウベルは、何かの受賞記念カップ(カウベル)。
f0161652_637452.jpg

ハムいろいろコーナー。
この前に立つと、いつも余計な買い物をしてしまう・・。
f0161652_6404244.jpg

子供たちがきっと農場見学に来たんでしょうね。子供が書いた牛の絵がたくさん壁に貼ってある。その中に、浅草・雷門の絵葉書があるの、わかるだろうか?
これは、その「電車かい?事件」の後、日本から送ってあげた葉書。嬉しかったみたいで飾ってくれてる。リータおばちゃん!この葉書、空飛んで来たんだよ。
f0161652_6451788.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ ←リータおばちゃんにワン・クリック!
[PR]
# by organvita | 2008-06-14 07:01 | ドロミテの生活 | Comments(3)

オルガン工房

私がいつも遊びにいくところ。おらが村にある「アンドレア・ゼーニ・オルガン工房」。
今日は工房の中をスクープ!

工房の門はオルガンのデザイン。Benvenuti!(いらっしゃいませ!)
f0161652_630085.jpg

工房の中は3つの部屋と事務所に分かれている。
ここはオルガンを組み立てていく部屋。
f0161652_6363511.jpg

オルガンは一つ一つが特別注文。オルガンの入る場所の状態、希望される注文などを吟味&何度も意見を交換しながら、ひとつのプロジェクトを作りあげ、それを社長アンドレアが設計し、製図にする。それを参考にしながら、それぞれの部品を作り、この部屋で音が鳴る段階まで組み立て、その後一旦解体。教会などに運び、そこでまた立て直して最終仕上げ&やっと完成。どんな小さな楽器でも、最低数ヶ月はかかるようだ。

ここでは、オルガンに使われる大きな木の板を切ることから、1センチにも満たない小さな部品まですべて手作り。なので工具も、色々な種類が工房中に溢れていて面白い。
f0161652_6584419.jpg

ここは木材を切る部屋。いつも木の新鮮な香りで満ちている。
f0161652_6541116.jpg

今まで作られたオルガン・ケースの模様一覧。
f0161652_723740.jpg

社長アンドレア。今は丁度、ボルツァーノ郊外の小さな教会に入る、小さなオルガンの仕上げ中。来週納品予定!真剣に仕事中だったので「こっち向いて!」の一言が言えなかった・・。ナマ顔はまたの機会に。ちなみに、アフター5は4人息子のパパです。
f0161652_764987.jpg

パイプ・マンション。これだけではありません。今制作中の小規模のパイプオルガンでさえ、数千本単位のパイプは必要なんじゃないかな。
f0161652_7142756.jpg

その無数のパイプを一本一本手にとって、個々の音色を作っていく。夫よ、がんばれ。
f0161652_721739.jpg

昨年、日本のあるご家庭のためにオルガンを製作し、初来日を果たしたアンドレア。
日本の整った社会や清潔な街中、温かい人たち、美味しい日本食を満喫して、すっかり気に入った様子。「また日本行きたい!」と念願している。
どなた様か、いかがですか?一台!
ご相談、日本語で対応いたします。(本当です)
工房の公式HPは、右側のリンクからどうぞ。


追加:::::::::::::
仕事の内容によっては、木屑だらけになったり、頻繁にGパンに穴あけてきたりする夫。
f0161652_7465543.jpg
そんな夫のために妻が作った苦肉の作。
右のはポケットになってます。
妻ふざけすぎ。

こうやって改めて見るとキタナイなあ、このGパン・・。新しいの買ってあげよう。




f0161652_758213.jpg番外編。
オルガニストのお尻。
ペダル弾いてると擦れるのよね・・・。










にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ ←クリックしていただけたら嬉しいです。
[PR]
# by organvita | 2008-06-12 07:09 | オルガン工房 | Comments(4)

山小屋発見

久しぶりに予定のない週末だったので、夫と車で、おらが谷の裏道探検。
「まだ通ったことのない道」がキーワード。
調子にのっていると、ずいぶん変なところに出てきちゃった。舗装道路なくなってる。
「車、進入禁止」マーク。しかし、この先へ行くと「山小屋あり」の標識が。
ここまできちゃったし、どうせだから行ってみるか。お腹すいてきたし。
「山小屋」とあるところでは、大抵美味しい山の料理が食べられるのだ。
車を降りて、ちょっと歩いてみることに。
f0161652_52453.jpg
「ちょっと歩いてみる」つもりが、ひたすら山道を登るばかりで、山小屋見える雰囲気なし。
ねえ・・・そういえば、ここイタリアだったよね・・・。
あの標識信じちゃいけなかったんじゃあ・・・。
かなり不安になってくる・・・。
たぶん山小屋あっても、閉まってるとかさ、途中で標識なくなるとかさ・・・。

戻ろうよ・・・。

木が生い茂る森を進んでいくと、こんな看板が。
この辺り、ビオトープの森のようだ。
f0161652_575399.jpg

背の高い高い木が生い茂る。
f0161652_5192480.jpg
f0161652_5195482.jpg
f0161652_5202189.jpg

不安が最高潮に達する頃に、またふっと現れる標識。
まだ遭難はしてないみたい。ほっ。
f0161652_525436.jpg

赤ずきんちゃんの気分になってくる。
f0161652_527391.jpg

遠くにきれいな池が見えた。沼地のようだ。
「穴に注意」の看板をみつつ、靴びしょびしょになりながらも、近づいてみた。
f0161652_5285151.jpg

意外と深いらしく、底も見えなくて真っ暗。ちょっと怖かった・・。河童出そう・・。
けど、水に反射した木々がきれい。
f0161652_5325951.jpg

延々と歩くこと40分、まあ、たいした時間じゃないけど、目的地がわからないで歩くって、
ずいぶん歩いてるような気がするものだ。一時間以上歩いてたかと思った。
森を抜けると、遠くに「山小屋」が見えた!!!
あった~~~っっ!!! あとは開店していることを祈るのみ!
f0161652_539587.jpg

おお!人がいるではないか。なんか安心。
オーストリア国旗が翻っている。そう、この辺りは第一大戦までオーストリアだったところ。「おらが村」は昔からイタリア領だけど、ちょっと行くとすぐこういう地域にぶつかる。
昔の国境沿いに住んでいるというわけ。
ここも今ではイタリアだけど、住んでる人の心はまだオーストリアのまま。
f0161652_5455973.jpg

山小屋開店していた!ハイキングの格好をした人がたくさんいた。
私たちだけ軽装でちょっと恥ずかしい・・。
中に入ると、チロル衣装のお姉さんが「Gruess Gott」。南ドイツ語でこんにちは。
f0161652_5515691.jpg

この気持ちいい空気とともに、ああ、また迷いもなくお昼の定食を注文してる私たち。
だんだんブログに食べてるもの掲載するのが恥ずかしくなってきた・・・。
オルガン・ブログのはずが、ただの大食い日記になってますよ。
f0161652_5545355.jpg

テーブル番号がかわいい。(と、かわいいモノに逃げてごまかす)
f0161652_556299.jpg

はいはい、デザートも食べました。
ドイツでもよく食べた、なつかしデザート。
「カイザーシュマレン(ホットケーキ)」←すんごいデカすぎ。
&「森の木の実盛り合わせ+生クリーム添え」←これじゃあ「生クリーム+森の木の実隠し」に名前変えたほうがいいよ。
f0161652_6135657.jpg
絶対食べきれない~とか言ってたわりには、10分後には完食。お腹の中でお仲よく。
またこれから下山するからね。体力つけとかなきゃあねえ。

山小屋からの景色。
鳥の鳴き声しか聞こえない。山っていい音響。ほんとうにコダマしてる。
メシアンが来たら、きっともう一曲書いていただろう。
「イタリアの鳥たち」とか。(音多そう・・・)
f0161652_15474697.jpg

山小屋からの空。
f0161652_15492773.jpg



にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ ←クリックしていただけたら嬉しいです。
[PR]
# by organvita | 2008-06-10 06:29 | ドロミテの景色 | Comments(7)