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南ドイツオルガンアカデミー 2014 その4

南ドイツオルガンアカデミー、最後のレポート☆

ここは、メミンゲン、町の中心の聖マルティン教会。
2年かかるという教会の天井の修復作業にまさに入ったばかりのところで、
教会の中には足場が立ち始めたところ。(天井に届くまで伸びていくらしい)
なかなか見られる風景じゃないでしょ?!
こんな状況でも、礼拝は普通に行われるんだとか。
この位置からの写真を撮りに行くのに、鉄棒をたくさん跨ぎました(爆)。
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1998年に建てられた新しい楽器。
オルガンコンサートのために、演奏風景がよく見えるようなバルコニーのつくり。
しかもバルコニーには100人単位で合唱やオーケストラが乗れるスペースがとってあって理想的。
長椅子も背もたれを回転させて、後ろ向きにセッティングすることもできるようになっている。
オルガン:Goll 社(スイス)、1998年制作
4段鍵盤+ペダル 62ストップ
音色のバランスもよく、扱いやすいようによく熟考されているな、という印象の
素晴らしい楽器でした。大シンフォニックな作品をみんなで弾き合いました。
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またバロックの空間に戻って、こちらはオクセンハウゼンの修道院教会。
淡いピンク色の高い天井に、存在感のあるオルガン。
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日光東照宮みたいな(?)ゴージャスな演奏スペース。
天使があっちこっちから見下ろしてる。
オルガン:Joseph Gabler 1733年制作。
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ヘルマン・ヴェーバーさんのオルガン工房を見学。
南ドイツを代表するオルガンビルダーのひとり。
全て一人で手がけているヴェーバーさん。オルガン製作に対する深い愛情とこだわりが
彼の言葉一つ一つからひしひしと伝わってきて、感動のひととき。

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その彼が青年時代に初めて手がけたという、Op.1の楽器を見せてもらった。
外観からは小振りな「普通の」楽器。でも、その音を一つ弾いた瞬間から、
活き活きした言葉で楽器が語りだした。
たくさんの制作上のこだわりや冒険が詰まった、宝箱のような楽器。

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そして、一週間のアカデミーを同行してくれた、
スカイブルーのレンタカー☆

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by organvita | 2014-08-30 07:34 | ドロミテ・オルガン・アカデミー | Comments(4)

南ドイツオルガンアカデミー 2014 その3

ヴォルフエッグという南ドイツの小さな町にある、聖カタリナ教会。
教会の中にこのような豪華な空間が広がっているとは、
外見からはなかなか想像できなかった。

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天井に繰り広げられる壮大な劇。
天井を見上げてるだけで一日過ごせそう。

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ラッパを吹く天使は今にも飛んできそうな躍動感。

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天井画の物語から、美しいオルガンのケースが下りてくるかのよう。

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南ドイツバロック時代を代表するオルガンビルダー、J.Gablerの弟子だった、
Jacob Hörが1788年に完成させたオルガン。
現在この地方で活躍するオルガンビルダー、H.ヴェーバー氏によって
2009年に修復・改造され、当時の美しい音色をまた取り戻すことができた。

教会内の、これだけ着飾っているのにどこまでも上品で溶けいるような美術は、
当時を彷彿とさせる南ドイツオルガンの、繊細で柔かく上品な音色にも共通している。
目と耳で古の時間を楽しむ、という贅沢な一時。

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by organvita | 2014-08-30 05:42 | ドロミテ・オルガン・アカデミー | Comments(0)

カレッツァ湖とローゼンガルテン

両親が来てくれていた8月の数日、
でもお天気イマイチな日が多かったのが残念。
それでも、ちょっとの雲の切れ目を期待して、ドライブに繰り出しました。

久しぶりにきた、カレッツァ湖 Lago di Carezza。
天気の所為か、いつもより色が濃い目。
それでも透明度バツグン!
湖面に満月の月の光が降り注がれると、妖精が現れる、という伝説が。

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そこからカレッツァ峠を少し登ると、
ローゼンガルテンRosengarten(カティナッチョCatinaccio)に登れるリフトがあります。
リフトの足元では、上半身裸の山男達が、干草を刈っていました。

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数分で山小屋パオリーナ Rifugio Paolinaに到着!
歩いて登れば一時間くらい。
岩肌がドカーーンと眼前に聳え立って、圧巻!!!

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ここから、ローゼンガルテン山塊の様々な山道が方々に向かっています。
私たちは軽装備だったので、ほんの一時間くらい岩肌を横目に見ながら近場を散歩。
この辺だけなら割りとなだらかで、初心者でも子供でも歩きやすいです。

そして、山小屋においてあるリクライニングで、向こう側のラーテマル山塊を望む。
寝っ転がりながら。。。

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すごい速さで流れていく雲の切れ間から見えた、ラーテマルの険しい岩肌。
この岩山の裏が、おらが谷。

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やっと花咲いた感じの野草たち。標高約2100Mでのお散歩でした。

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by organvita | 2014-08-26 00:40 | ドロミテの景色 | Comments(4)

南ドイツオルガンアカデミー 2014 その2

南ドイツオルガンアカデミーの続き。
エッスル先生のクラスと合同で、バーデン・ビュルテンベルク州に現存する
一番古いオルガンの一つといわれている、この楽器を見に行きました。
ロイトキルヒという町の郊外、ツァイル城の教会です。
1600年前後に作られたといわれている楽器。そして、熱演するE君(↓)。

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祭壇の聖歌隊席部分にあるこのオルガン。
昔の学校の机みたいに、上の板部分を開けると鍵盤が現れます。
足鍵盤部分も床の下に隠れた形。背中のパイプ部分も壁の裏にあったため、
実は今世紀まで、ここにパイプオルガンがあることは知られていなかったとか。

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パイプの歌口がオルガニストのすぐ真後ろにあるため、
弾いていると頭が殴られる感じなのが玉に瑕(笑)。
反対側の聖歌隊席にみんなでずらっと座って、交代で演奏し合いました。
一つ一つ表情の違う天使ちゃんもカワイイ。

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高台にあるツァイル城。この日はちょっと雨模様だったけど、
天気がよければアルプスも見渡せます。

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手入れされた素敵なお城の庭と、足長エッスル先生。

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by organvita | 2014-08-15 01:53 | ドロミテ・オルガン・アカデミー | Comments(2)

山の上のヨーグルト

おらが村の裏山、ラヴァツェ峠にて、濃厚ヨーグルトを食べるの巻。
遠くでゴロ寝してる人が誰かは、吉田家の人なら想像つくはず・・・。

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山小屋レストランの庭には、松ぼっくりが干してありました。

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これを砂糖を混ぜて漬け込んでいました。
これをグラッパと混ぜたお酒が、このあたりでは名産品です。
ポルチーニも干してありました☆

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by organvita | 2014-08-14 01:02 | ドロミテの景色 | Comments(2)

おらが村の夏祭り

毎年8月にある、おらが村の夏祭り。
昔の村の生活を再現するお祭りを、村中の住民が総出で盛り上げます。
おらが村に住み始めてすでに10年近くの私たち。見ればほとんどが知り合い☆

こちら、洗濯コーナー。巨大パンツ洗濯中。

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おらが村の男性コーラス。山のフォークソングをアカペラで。
なかなか上手☆
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昔の台所を再現したところで、お菓子や飲み物サービス。

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その隣でオママゴトする女の子。

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木靴作りのデモンストレーション。

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刺繍のデモンストレーション&販売コーナー。
これはトンボロという種類のレースだそう。
とっても繊細で美しい!

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穴倉を利用した美容院。ホントに切ってた。

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子供のミニバンド。

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竹馬コーナー。イタリアでも竹馬するのね☆

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夜中までおらが村のあちこちから音楽が聞こえ、盛り上がってました。
観光客も一番多いシーズンを迎えています。



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by organvita | 2014-08-14 00:39 | ドロミテの生活 | Comments(4)

郷土料理の午後

この夏は、両親が遊びに来てくれています。
日曜日の昼下がり、おらが村の友達ファミリーが持つ山小屋で、
郷土料理パーティを楽しみました。
作ったのは全て男性陣。
呼ばれた私たちは食べるだけ。ああ天国。

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野外台所にところ所狭しと並ぶ鍋。

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手作りの燻製胡椒ハム。

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できたてポレンタ。大量。

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おらが谷のチーズ。

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こんな風に一人分。
ポレンタ、牛肉の煮込み、ソーセージ、パプリカの煮込み、
山で採ったキノコ。他にもどんどん出てくる。

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大きなモミの木の下で延々に食べ飲みパーティ。

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やっと食べ終わったところで、手作りズッキーニケーキ。

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その後は、小川で冷やしたスイカ。

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パツンパツンのお腹を引っ込めるために、ハンモックで遊び、

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滑り台で遊び、

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小川でサメと鯨を釣り、

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折り紙で遊び、

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ひらがなの練習をし、

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でもまだお腹が全然減ってないところに、
「おやつ」と言って出てきた、これ。

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一年分食べた夏の日曜日の昼下がりでした。




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by organvita | 2014-08-13 23:41 | ドロミテの生活 | Comments(2)

南ドイツ・オルガンアカデミー 2014 その1

去年に引き続き、今年も南ドイツでオルガンアカデミーを開催しました。
1700年代、この地方では修道院が絶対的な権力を持っていて、
それを中心に政治や文化が花咲いていたのでした。
今でもあちらこちらに荘厳で大きな修道院が残されています。
そのうちの一つのこの町、ロート・アン・デア・ロート。
あちこちの壁にかわいい壁画が。
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修道院は今ではホテルや公共の活動施設として使われているところが多いようです。
隣接したこの教会で、一週間弾き放題の贅沢な時間☆
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オルガンは1793年に、この地方出身のオルガン製作家ホルツヘイが建てた楽器。南ドイツ後期バロック時代を代表するオルガンのひとつです。
沢山の8フィートのストップをどう組み合わせても美しく溶け入る楽器。
祭壇のほうを向きながら演奏できるこの造りや、背中の窓から光が入る設計も、
南ドイツのこの時代の楽器の特徴。
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この特別な設計のために、オルガン内部の構造もかなり凝ってます。
あちこちヒミツの扉?を開けて、みんなで興味深々。
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オルガンの裏の、ふいごを操作する小部屋。
今でも電動か、またはこの二つの棒に乗って手動で風を送ることができます。
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教会内には数多くの素晴らしい彫刻がテンコモリ。
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今ではこの巨大な修道院が不釣合いなくらい、小さな可愛らしい町ですが、数件しかないレストランのレベルはなかなか。
かわいい看板につられて何度か食べに行ったパン屋兼レストラン。
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ここのナッツアイスクリームが絶品だと、去年のアカデミーの時から大人気☆
もちろん生クリームたっぷり添えて。
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気長にアカデミーレポート、続けます~







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by organvita | 2014-08-11 04:21 | ドロミテ・オルガン・アカデミー | Comments(4)

ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク

ほぼ20年振りに行きました、ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク。
初めての一人ヨーロッパ旅行で感じた強烈なヨーロッパの匂いや伝統の重さ、そしてその中で生き続けているヨーロッパ人の凄さにショックを受けた当時の自分のことを、懐かしく思い出しました。20年前に観た同じ絵から伝わってくる感動は時が経っても同じ。本物が持つメッセージは偉大です。
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ポルタティーフ・オルガンを持つ天使の絵がたくさん。
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15世紀の古楽器が描かれているのを観るだけでも夢が膨らんで楽しい☆
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左手でふいごを操作しながら弾いています。
そのオルガンを担ぐ天使もカワイイ。
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友達に表情がそっくりなマリア様。
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その横にもオルガニスト。
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近現代美術館、ピナコテーク・デア・モデルネにも行きました。
こちらもとても面白い展示でした。
ミュンヘン、楽しいです☆
おらが村民大都会に住みたい病再発。
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by organvita | 2014-08-08 22:56 | ヨーロッパ紀行 | Comments(4)