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横浜みなとみらいホールのオルガン

こんな青空の広がる横浜。
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観覧車からも近い横浜みなとみらいホールでは、毎月お昼にオルガン•ランチタイム•コンサートを開催されています。今年はホール開館15周年だそうです!
さらにこのオルガン、通称「ルーシー」が誕生したのが6月。
そんなおめでたい年のおめでたい月のコンサートに、アレックスとダブルで出演させていただきました。
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木のぬくもりを感じる素晴らしい残響の大ホール。オルガンのパイプの歌口が、港町横浜のオルガンに合わせて、カモメが翼広げたデザイン。
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みなとみらいホールで弾かせていただくのは数回目ですが、「ルーシー」の響きが以前よりも豊かに育ってきていることをとても感じられた嬉しい再会。楽器が「育つ」って本当です。しかも今回は連弾の曲が中心のプログラミング。厚く幅広い音色作りをしたいと思う私たちの理想を見事に実現してくれました。
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沢山の柔軟なアイディアが詰まったこの演奏台とパイプの音色。ここでこんな音が欲しいなと思うところにちゃんと用意されているって、簡単なようでとても難しいこと。アメリカのフィスク工房のオルガンの素晴らしい所のひとつだと思います。

実は、このコンサートの模様がそのまま、もうすぐネット上で流れます!!インタビューつき★また詳細が分かったときにお伝えしますね。どうぞお楽しみに!

コンサート後、実はこのオルガンを弾いたオルガニストだけに許させる
すんごい「特権」が!
オルガンパイプがぎっしりとひしめくオルガンケースの中。その中の何メートルもある太くて長い木管パイプに、サインを書けるのです。15年分のオルガニストのサインがずらっと。友達や憧れのオルガニストのサインも見つけちゃったりして楽しい★私たちもここにサイン。
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Organ Duo初サインです★
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実はこの日は二回公演でした。夜の回の後、ホールオルガニストの三浦はつみさん、御主人でフィスク社の社長スティーブさんが、招待されたお客様のためにオルガンのガイド。オルガンの仕組みや演奏ノウハウを垣間見て感嘆の声があがります。
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スティーブとアレックス。オルガン建築の話で盛り上がっている。
かどうかは謎。
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オルガニスト三浦はつみさん、ビルダーのスティーブさん、オルガン事業担当の道子さんと記念にパチリ。
聴きに来てくださった沢山のお客さまと、ホールの皆さま、素晴らしい一時をありがとうございました!
そして、ルーシー。15才のお誕生日おめでとう。

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by organvita | 2013-07-26 07:22 | 見た弾いたオルガン | Comments(16)

メーデバッハのオルガン Medebach koneta

日本オルガン紀行の途中ですが、先週末ドイツで演奏してきたレポートです。

ドイツの殆どど真ん中、カッセルで電車を乗り換えて、西に約2時間。
ザウアーランド地方のメーデバッハという町のフェスティバルで演奏してきました。
木組みのお家が並んだ、可愛らしい町並みです。
弾いてきたのは、この奥に見えている町の中心のカトリック教会。
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ファッハヴェルクFachwerkとドイツ語で呼ばれる木組みのお家は、ドイツのあちこちで見られる建築様式。ゴスラーやツェレなど、その美しさで世界遺産に指定されている町もあるけれど、こんな「普通」の町にも素敵なお家がたくさん残されていて、今でももちろん住居として使われています。
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更に特徴的だったのが、この黒壁。西側の家の壁に取り付けられることが多いとか。
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教会へ。練習に入ったらミサをしていて、町の男声合唱団が熱演を振るっていました!教会の聖歌隊ではないけれど、なんでも、結婚40周年を迎えた団員がいて、その
夫婦のための祈祷があったミサだったらしく、ミサの最後に仲間達からの歌のプレゼント、ということだったみたいです。粋ですね☆
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会堂の後ろに鎮座するオルガン。
オルガン:Breil社(1965)
3段鍵盤+ペダル 42ストップ
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日本のコンサートホール紀行の途中なので、
ここでホールのオルガンに無くて教会のオルガンにあるものをご紹介☆
アナタはいくつ見つけられますか?!
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正解:まず左端に電話機が。これは、オルガニストが遠い祭壇の人(神父さんとか)と話せるように繋がってます。これが無いところでは、いちいち教会の正反対まで歩いて行かなければならないため。
それから、マイク。宴会用ではありませんよ~。オルガニストが弾きながら讃美歌を先導して歌わないといけない場合に使われます。
それから上部に鏡。祭壇が映っています。オルガニストはミサで祭壇で行われていることを確認しながら臨機応変に演奏を切り上げたり伸ばしたりしているのです。

一台一台違う「オプション」を持ったオルガンと言う楽器。
今回私たちを悩ませたのは、これ。この下に並ぶ番号ボタン。よく付いている、音色の組み合わせを記憶できる装置かと思いきや、そうではないらしい。
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10分くらい考え抜いた挙句、これは賛美歌の番号を祭壇脇の電光掲示板に映し出す機械だということが判明!判るまでボタンをゴチャゴチャと押し続けている間、暗い教会の電光掲示板に色んな番号が無駄に次々と点されていた、ということに(汗)。
オルガンの左上にこんな小窓が。例えばこれだと、「賛美歌123番の4節を歌いましょう」と会衆に知らせている、ということ。郵便局の窓口番号みたい。
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というわけで、真夜中まで音色作り作業をし、翌日練習&本番。
こちら本番中に撮ってくれてた写真。
ちなみに、下から見えない演奏台の周りに、賛美歌やら楽譜やら靴やら食べ残したお菓子やら?が散乱しているのも、教会のオルガンの特徴かも(笑)。散らかり具合でそこのオルガニストの性格や血液型がなんとなく見えてくる(爆)。
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コンサート後に、主催協会のみなさんと、とってもお洒落な地元レストランで打ち上げ!
明るい色の頭の方が多かったですが、まあ60~70歳くらいだろうと思っていた紳士達が、実は80歳後半!ヒットラーの戦争体験者たちで、いやあ実に興味深い話を聞かせてもらいました。それにしてもみんな元気!「大食いすると長生きしない」と言われますが、彼らは私の倍食べてましたね。次の日は86歳のおじ(い)さんが隣の駅まで愛車のアウディで送ってくれました。まだ自分の会社を経営していて来週はロシアに出張だそうです。北イタリアからドイツへの旅で疲れた、なんて言ってられません。
頑張ります☆
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by organvita | 2013-07-17 23:08 | 見た弾いたオルガン | Comments(10)

まりこさんのオルガン

実はここ数年前から、帰国するといつもお寄りして、プライベート・コンサートを
させていただくご家庭があります。

千葉のまりこさんは、アレちゃんが勤めているアンドレア・ゼーニ・オルガン工房
Andrea Zeni
(←日本語のページ作りました!)のオルガンを、
ご自宅の練習室に持っていらっしゃいます。

帰国すると私たちはここへ伺って、まずオルガンのメンテナンス。
午後には、まりこさんのお友達が集まってきて、プライベート・ミニコンサート。
そのあとお茶をいただきながら、楽しく歓談する、と言う贅沢なひととき☆

これが、まりこさんのオルガン。
4ストップの、練習にぴったりの楽器です。
もちろんこれは注文制作。どういう楽器をご希望かなど、細かい相談を交わした後、
入るお部屋のサイズに合わせてゼロから作り上げていきます。
2007年に社長アンドレアと一緒に飛行機で帰国し、イタリアから日本の港に送った
オルガンをまりこさんのご自宅前で受け取って、それから数日かけて組み立てました。
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実は、この練習室。ミラノのマスケローニ・チェンバロ工房の素敵なチェンバロと、
ピアノも置いてあって、一部屋で3つ楽しめる、なんとも贅沢な音楽空間!

この練習室を、まりこさんは最近から開放されています!
こんな空間で私も練習したい、というアナタ、
詳細&お問い合わせはHP、まりこの練習室までどうぞ☆
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オムツのタロウちゃんも、お迎えしてくれますよ~☆
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まりこさん、楽しい一時ありがとうござました!
また伺います~☆


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by organvita | 2013-07-12 22:32 | 見た弾いたオルガン | Comments(8)

盛岡市民文化ホールのオルガン

イタリアに来る前にオルガニストを勤めた、岩手県の盛岡市民文化ホール
数年振りに訪れたホールに入ると、懐かしいこのオルガンが待っていてくれました!
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今年はこのホール15周年。
これに合わせて、現在のホールオルガニスト渋澤久美さんとの、オルガン・デゥオ・リサイタルに招かれ、演奏してきました。
久美ちゃんは今や盛岡の人気オルガニスト☆こちらのホールでは、外国人オルガニストのリサイタルをはじめ、オルガン・レクチャーコンサート、ランチタイムコンサート、小学生のためのオルガン鑑賞教室、一般市民のためのオルガンレッスン講座、オルガン基礎知識講座などなど、実に盛りだくさんなオルガン・イベントを企画しています。
OBさんも含め、ホールの職員全員がオルガンを愛していることが、オルガンにも伝わるのでしょう。伸び伸びとよく鳴る、本当に素晴らしい音色の楽器です。
今や盛岡の顔とも言えるこのオルガン。町にしっかりと根付いています。

オルガン:
マルク・ガルニエ(1998年)
3段鍵盤+ペダル 34ストップ 北ドイツ・バロック様式

こちら↓、久美ちゃんと連弾曲の練習中!
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実はこのホールには、3台のパイプオルガンがあります!
大オルガンに加えてこちら、レガールという名の楽器。チャルメラみたいな音色の楽器です。中世にはこういう楽器を運搬しながら野外でも演奏されていました。
ふたつのふいごを誰かに手動で動かしてもらいながら、鍵盤に直結しているパイプに(写真では見えませんが)風を送って演奏される仕組み。これはオルガンの仕組みを目で観て理解するためにもとても役立つ楽器です☆
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こちらはポジティフ・オルガン。4種類の音色を持っています。ペダルはありませんが、やはり移動できるので、小さなアンサンブルや合唱の伴奏などにも重宝する楽器。
どちらもガルニエ工房製です。3つのオルガンの詳細はここをどうぞ。
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リサイタルでは、前半にまず久美ちゃんと私がそれぞれソロをご披露。
そして後半は、この3台のオルガンを色んな風に組み合わせながら、
2台オルガンでの掛け合い、一つのオルガンで連弾など楽しみました。
3台の楽器が一度に聴けるホールって、日本では盛岡だけなんじゃないかなあ。
ヨーロッパの教会だって、3台持っているとことは珍しいです。
どうぞ皆さま、一度訪ねてみてくださいね!
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すごく久し振りに盛岡を訪れたのに、昔の仕事仲間やオルガン愛好会の皆様に暖かく迎え入れていただいて、昨日まで一緒に働いていたかのような感覚で嬉しかったです☆
その皆さんとの連日の激しい宴会?の模様は、とりあえず割愛しておきます(爆)。

楽しい一時をどうもありがとうございました!


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by organvita | 2013-07-10 02:01 | 見た弾いたオルガン | Comments(5)

イタリアに戻りました sanpo

久しぶりの更新です。
日本から一週間前に戻ってきました。
しばらく振りのおらが村は、涼しい夏を迎えています。
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毎日、雷がゴロゴロ。急にこんな色の空になったり。
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普通なら6月に咲き乱れる花が、今年は一足遅れて今、満開。
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伸びた草を刈り取る姿が谷のあちこちで見られる今日この頃。
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やっと暖かい太陽が照りつける季節。近所のネコがまどろんでました。
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日本滞在記、少しずつ綴っていきます。お楽しみに☆



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by organvita | 2013-07-09 23:48 | ドロミテの景色 | Comments(4)