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ザ・初雪

土曜日と日曜日の境目に、冬時間に変わったのですが、
(日本との時差が8時間になりました)
それを知ってかどうだか、日曜日、なんと丸一日、ずーっと雪が降りました。
山の上のほうはすでに白っぽくなってはいましたが、
村に雪が降りたのは今年初めてです。

近所の羊ちゃんたちも呆然。
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数週間前に買った薪が、フル回転です。
先月引っ越していった上の階のお兄ちゃんが置いていってくれた薪も、
ありがたく早速使ってます。
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台所の暖炉。冬の間はこの上で調理できて便利。
右側ではオーブン代わりに、パンを温めたり。
薬缶のお湯は食器洗いに使ったり、イマイチ熱湯が出ない浴槽に足したり。
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居間の暖炉はタイル式。
ここから薪を入れて蓋をほとんど閉めた状態で中でガンガン燃えさせて、
その後は蓋をきっちりと閉め、余熱でタイルを暖めて暖房します。朝と夜の二回仕事。
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そろそろしないとねーーーー・・・と言いながら怠けていたツケを、まさに極限の雪の日
(しかも夜)にすることに・・・。ザ・タイヤ交換。
(だーかーら、さっさとやっちゃおうって言ったじゃないのさぁ・・・・ブツブツ)
ちなみに、アレちゃんがタイヤを変えている間、私は30センチの雪かき。暑い・・・。
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雪降る夜に何故にわざわざ外で凍りつきながらタイヤ交換しているかというと、駐車場の中は数週間前に運んでもらった薪がそのまんまの状態で鎮座しているため、車の入る余地がこれっぽっちもないからなのであった。・・・すごいね、しかし改めて見ると・・・汗
(夫は私が片付けると思っているし私は夫がやると思っているからこういう結果になるのだった)体動かしたい方、ウェルカム。
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丸一日降り続けた日曜日から一夜明けて、今日は快晴!!
一面の白銀の世界に変身です。
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まだかろうじて残っている紅葉と白い雪のコントラストが美しくて、
思わず車を止めてカシャリ。透明な空気のおらが村より。
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by organvita | 2012-10-30 07:10 | ドロミテの生活 | Comments(10)

タリアヴィーニ・コレクション La Collezione Tagliavini

ドイツ時代の師匠の一人ユルゲン・エッスルが、イタリアで3回のコンサートを弾きに
近所まで来ていて、久しぶりの再会を果たし、楽しい週末を過ごしたのですが、
その後師匠と一緒に、ボローニャにある「タリアヴィーニ・コレクション」を訪れました。
入った瞬間から、美しい楽器がずらっと並んだ姿が目に飛び込み、思わずため息!
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近年オープンしたばかりのこの博物館は、偉大なオルガニストで音楽学者である
ボローニャ在住のタリアヴィーニ氏が、自身のコレクションを寄贈してできたもの。
市内のサン・コロンバーノという元教会が博物館にとして使われています。
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博物館の最上階には図書館(非公開)の他に楽器修復室も置かれ、展示されている楽器は週に一度は調律&保守がされるよう配慮されており、どの楽器も演奏できるコンディションになっているのが素晴らしい。なんと私も演奏させていただきました!
(※試奏目的で訪問される方は事前にコンタクトを取られる事をお勧めします)
Nicolò Albana, Napoli 1584
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目で観るだけでも美しい楽器たち。そこから流れ出る音色も暖かく、また力強く、古の
響きが直接指先に伝わってきて、感動!!楽器がすべてを教えてくれる感覚です。ユルゲンもバロックスタイルで即興して止まらない。聴いてる私にとっては最高の醍醐味。
こちらの楽器は古のローマの町が描かれ、側面は楽器の裏までぐるっと360度絵が続いています。Mattia di Gand, Roma 1685
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館内をたっぷりと丁寧に案内してくれたのは、館長でもあるタミンガ氏。
サン・ペテローニオ教会のオルガニストでもあります。
有名なジュスティの楽器は、涙が出るほど美しい響きでした。
Giovanni Battista Giusti di Lucca, Ferrara 1679
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東洋の彫刻が外面全体に施され、内側には美しい花が描かれたスピネット。
小振りなのに非常に豊かな響きです。
Louis Denis, Paris 1681
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チェンバロだけでなく、様々な鍵盤楽器が陳列。
この二つの楽器はフォルテピアノ。左はウィーンのシュタインの楽器。
こんな色彩豊かな音色を知ってしまったら、もう黒いピアノは弾けなくなっちゃうわね・・・。軽く一ヶ月くらいここに住みたい。
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こちら、珍しい携帯式のチェンバロ。鍵盤部分を外した後、3つに折りたたみ、箱に
しまうことができます。かの昔、王侯貴族に仕えた音楽家はこういう楽器を携えて同行したのでしょうね。
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博物館の二階にも展示は続きます。
この博物館では、毎月一流演奏家のコンサートが行われているほか、毎週土曜日の
夕方には、ボローニャ音楽院のチェンバロの生徒たちや若い音楽家によるミニコンサートも企画され、楽器の音色を気軽に楽しめるほか、演奏家の育成にも力を入れているようです。羨ましいですね~☆ コンサートのプログラムはこちら
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低音部の1オクターブが足でも弾ける様になっているペダル付きのスピネット。
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クリスタルをハンマーで叩くクリスタル・ピアノ。
Giuseppe Bisogno, Napoli ca 1860
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手回しオルガン。この小さな楽器の中に9曲入っています!一つの円筒に9曲組み込まれ、すべてが同じ分数でぴったり終わります。すごい。
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クララ・シューマンの弟子が演奏した、R.シューマンの「子供の情景」の一曲が、この正面にある長い紙のようなものに直接印刷(録音)されているピアノ。スイッチを入れれば中の機械が紙を読み取りながらハンマーを動かします。もちろん強弱も付いた、生きた自動演奏ピアノ。
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こちらは特別に見せていただいた修復室にて。
買い取ってきたばかりというこの楽器はまだ木もゆがみ、弦を貼れる状態ではありませんが、1年後には博物館にお目見えして弾けるようになっているでしょう、とのこと。楽しみですね!
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更に興味のある方はこちらもどうぞ。You Tubeで見つけました。
タリアヴィーニ氏が自身で楽器の説明をしています。




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by organvita | 2012-10-29 01:14 | 音楽いろいろ | Comments(8)

昼寝

山小屋にランチを食べに行ったら、セントバーナードちゃんが入り口で寝てた。
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・・・・・・・・・・・・・・・・なにか?
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ちなみに、食事を終えて一時間くらいでお店を出たときも体勢変わってませんでした。

秋の光が心地よいおらが村より。



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by organvita | 2012-10-25 17:25 | ドロミテの景色 | Comments(4)

今日のラジオ

今日(25日)の12時から、盛岡さんさFM「ふるさと元気隊」の
「北イタリアからの風」コーナーでおしゃべりしています。

詳細はこちら(右側の「北イタリアの風」をクリック)

岩手県の方、ぜひお聴きください☆
ご案内が遅くなってごめんなさい~!

話題は、秋のおらが村の生活など。
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by organvita | 2012-10-25 05:30 | ドロミテの生活 | Comments(0)

キノコの季節

今年はなかなか良い秋です。
ゆっくりと移り変わる紅葉を楽しんでいます。
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今年は夏が異様に長く暑かったため、本当なら8月頭頃にたくさん顔を出すキノコが
全然現れず、おらが村の人との井戸端会議も「今年はダメやわ」だったのに、
ここ最近、採れるらしいのです!!

先週レッスンに来た生徒さんも、「ここに来る前に一時間時間があったからちょっと山に入ったのよー。そしたらあっちにこっちにポルチーニが顔を出しててね、10個も大きいのを取ってきたわ、今!」

そんなことならレッスン返上して山に一緒に行ったのに・・・・泣。

私もそれからすぐに行けばよかったのですが、なかなか時間が取れず、
やっと昨日の朝、行ってきました、裏山に。ポルチーニ探しに。しかも雨上がり!

こんな風に山の斜面の上のほうにキノコがポコポコと見えていると、
4本足で這い蹲っていってしまいたくなるのだが、
以前それを無我夢中でしたために3日間筋肉痛で動けなくなった。無理は禁物。
キノコ狩り、おらが村ではスポーツです(爆)。
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キノコ狩りは、毒キノコをつかむ可能性もあるので、慎重に。
一応「キノコ図鑑」なるものも持っているものの、似たものばかりで、なかなか一人で判断するには難しい。見るからに毒々しいのに食べれるとか、超普通なのに超危険とか。キノコ狩り、経験が必要です。
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色とりどりの色んなキノコがあっちこっちに顔を出してる。
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ちなみにこの辺では、この時期になると役所にキノコ担当員がいて、採ったキノコをもっていくと、食べれるか食べれないか見てくれる。村人は、村の管轄内の山なら、ある程度まではいつでも自由に採取可能。(何キロまでかは忘れました・・・)それ以外の人は役所で許可書を得てから。
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こんなゴージャスなキノコも発見。(ちょっと気味悪いわね。。。)
しかし、私の目指すはポルチーニちゃん!!
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一時間山を歩いただけで(しかも道端)、こんなに色んなキノコを発見。
山もどことなくキノコ菌の香りが漂ってます。
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これはmazza di tambulo(太鼓のバチ)という名のキノコ。生えはじめ。
このあと広い平らな笠が広がります。そうすると食べられます!日本にもありますか?
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さて、白熱?のポルチーニ狩り。一時間歩いて見つけたのはこちらだけ・・・・!
大きさ:小指の半分くらい。。。
フライパンに乗せたら形がなくなってしまいそうなので、採取せず、
巨大に育つことを待つこととします(爆)。大きくな~れ~~。。。
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by organvita | 2012-10-13 02:25 | ドロミテの生活 | Comments(14)

おらが村、今週の景色

どことなく秋の気配を感じさせる、おらが村です。
裏山に散歩にいったら、クロッカスが咲き乱れていました。
春と秋の二回、顔を出します。
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山の上から谷に戻ってきた動物たち。
国道沿いの川原には今週、毎時期恒例、羊の群れがたむろしています。
すでに羊飼いのお兄ちゃんとは顔見知り。
「また写真撮りにきたの~?」と私を見つめる、一回り大きくなった子羊ちゃん。
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白黒はっきりさせたいヤギちゃん。
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三つのオッパイを並べて歩く羊マンマたち。
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by organvita | 2012-10-06 19:27 | ドロミテの景色 | Comments(14)

ベルリンとライプツィヒ

ベルリンとライプツィヒで弾いてきました。

イタリアからベルリンまで大型バスで、ザ・14時間!!!

「イタリアからのバス旅行。ベルリン・ライプツィヒ観光。
夜はイタリア地元のお馴染みアンサンブルのコンサートツアーを現地で鑑賞しましょう」

というイベントの、その演奏家の方の役です(笑)。


よって、大型バスに乗った観光客は40~50名、
演奏家はそのバスの一番後ろの方にギュッと小さく約10名(笑)。
ツアーの旅程は完全に観光客ご一行様ペースであり、
私たちはそのペースに巻き込まれながらその合間でリハーサル&コンサート、という
過酷?なスケジュールでした(爆)。

こちら、ベルリンで弾いたリーツェンゼー教会。
教会に絡まるツタが、少し色づいて秋の気配。
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モダンな教会の祭壇のガラスからは、日中は池のある美しい公園が見えています。
演奏したのは、コレルリ、ヴィヴァルディ、バッハなど。
コンサートの最後には、この教会の合唱団と合同で演奏。
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コンサートの後には合唱団との交流会も兼ねて、すごいブッフェが!
ドイツの夜会でこんな豪華なのって、ちょっと珍しい?!
楽隊、開会の挨拶も待たずにかぶりつき。
豚の丸焼きもありました。めちゃ、美味かったけど、姿がかわいそうで写真なし。
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ベルリンからちょっと南下。
こちら、ライプツィヒの聖トーマス教会。
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何を隠そう、ここはバッハがカントールを務めた教会。
この祭壇にはバッハのお墓があって、その前で演奏する、という機会に恵まれました!
バッハを愛するワタクシにとっては夢のようなオハナシ☆☆
正式な演奏会、という形ではなかったものの、後ろに配置されたチェンバロを弾いた私はバッハ様に一番近かったわけで、演奏中自分の左の方からじわーんとオーラを感じ
(・・・たかっただけで気のせいだろうけどね・・・爆)、ちょっぴり感動のひとときでした。
日本人観光客の方とも遭遇し、聴いていただきました!ありがとうございます。
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祭壇のバッハのお墓。
考えてみたらバッハは牧師だったわけでも聖人でもなく、なので、カントールだったというだけで祭壇にお墓が作られる、というのはとても異例なこと。教会にお墓がある音楽家はたくさんいますが、祭壇に、というのは私は他に知りません。それだけバッハがドイツやライプツィヒで、そして世界中から崇められている証拠ですよね。
(もっと生前から待遇良かったら彼も苦労しなかったのにね。。。)
秋の収穫祭とも重なって、たくさんの収穫物で飾られていました。
日本の折り紙の鶴も!
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教会のステンドグラスにもバッハがはめ込まれています。
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その近くにはメンデルスゾーンも。
メンデルスゾーンはバッハのマタイ受難曲を再演した人物としても知られ、
また、ライプツィヒのゲヴァントハウスオーケストラの指揮者も務めた人。
ライプツィヒの音楽大学の創始者でもあります。
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リハ、演奏会、移動、睡眠の合間には、ベルリンでもライプツィヒでも、ほとんど観光できませんでしたが、ライプツィヒの商店街では、秋らしい装いの花屋さんが。
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広場には収穫祭の屋台が立ち並び、音楽もノリノリ。練習の合間に地ビールを飲んで
ウインナーかじって、「ザ・ドイツ」的な楽しい一時を過ごしました!
ほんと、ドイツのビール、美味いわ・・・。
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by organvita | 2012-10-04 18:47 | 音楽いろいろ | Comments(4)