<   2008年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

大雪

金曜日の朝からしんしんと降りだした雪。
本当は、隣村の教会で生徒さんを教えなきゃいけなかったのだけれど、とても車を運転していく勇気なく、レッスンキャンセル。
お昼を食べに谷の下から帰ってきた夫、雪のため坂道を登りきれず、途中で車乗り捨て。
午後の仕事は雪靴で雪道を降りていった。すんごい所にすんでるなあ、おい。
午後2時にはもうこんな感じ。隣りのおじさんが雪かきを始めた。私もこの後合流。
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我が家の通りには幼稚園と学校があるので、こうなると比較的すぐに、村役場の人が
道路整理してくれるので助かる。
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除雪車も登場。しかしどんどん降り積もる。
さっき隣りのおじさんと一緒に汗水流して雪かきしたところ、元の状態に戻ってます・・。
それどころかもっと積もってる・・・。意味なかった。
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夫が乗り捨てた駐車場が時間制限のあるところだったので、駐車時間表示板を変えておくように、と言われていた。午後4時に大雪の中を雪靴履いて出かけると、この有様。
さすがに今日はコントロール来ないでしょ・・・。(しかしこういうところで妙に律儀だったりするイタリア、安心できんのよ・・・)
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でも、雪は好き。この静寂いいよね。
一緒に雪かきした、この村生まれのおじさん曰く、こんなに降ったのは10年振りくらいだとか。昔は毎年このくらいどっさり降っていたらしいけど。
そういえば東京でも、私が小さい時にはカマクラ作って遊んだ覚えがあるから、
どこも暖かくなってきているのね。
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こんな大雪の中、嬉しそうに写真撮ってるのはおそらく私だけ。しかもゴミ箱を。
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暗くなっても子どもは外で大はしゃぎ。さっきの隣りのおじさん、本日二回目出陣。
私・・見て見ぬふり・・。だってまだ降り続けてるんだもん。
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一夜明けて、やっと雪も止んだ。30センチ近く積もったみたい。
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上の階に住む子どもが雪だるま作っていた。(トイレの窓からパパラッチ)
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置き捨てた車を助けにいくと、こんな車も発見。(これはウチのじゃないけど)
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おっかちゃん、おにぎり握ってくんろー。
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また今日は一段とご立派なお帽子ですね。
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墓石もかろうじて頭を覗かせている。
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村の行きつけのバールでホットチョコレートを。
ここはどう見ても・・・ミラノのバールではない・・・。
おっちゃん、その山帽子にビニールの買い物袋イカシテるよ。
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夕方、再度除雪車登場。雪を積むトラックも何台も控えてる。
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シャベルカーの活躍ぶりに夫一言「ウチの浴槽より広いね。」
あの状態で中の雪を沸かしたら露天風呂じゃな。(しかも移動できる)
オルガニスト辞めて一商売してみるか。名付けて「おらが風呂」。
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by organvita | 2008-11-30 02:18 | ドロミテの生活 | Comments(7)

アジアショップでお買い物

所用で街に下りたので、ついでにトレントのアジアショップでまとめ買い。
Castello Buonconsiglio城から駅に伸びる大通りの左側。タイ人のご夫婦が営むお店。
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そう広くない店内には、アジア各地の食材がぎっしり並ぶ。
この辺に住むアジア人にはおなじみのお店かな。
たまにこうやってまとめ買いに行くと、「山から下りてきた」私を労ってくれる。
(オマケはしてくれないけど)
お許しを得て、日本食材コーナーをカシャリ。
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1キロ入りお米4袋購入。一袋2.30ユーロ。
HINODEではなくSHINODEなところにご注目。
(袋の裏にはちゃんと日本語で「日の出」と書いているのに・・)
このお米はヨーロッパ中に日本米として出回っている。
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夫の好物、かっぱえびせん5袋購入。ひとつ1.30ユーロ。お得。
ネーミングはなぜかHANAMI。タイ製。
海外には意味不明な日本語が付けられた商品がか~なり多い。
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麺だけラーメン ひとつ1.5ユーロ
和風スナック 1.20ユーロ
春巻きの皮 2.60ユーロ
ゴマ 1.50ユーロ
ごま油 3.20ユーロ
醤油 7.10ユーロ(高っ・・でも買わないわけには・・)
春巻きのたれ 1.60ユーロ
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オクラ 0.97ユーロ
夫には人気なかった。(ネバ系ダメ)
一人でかつお節と醤油で前菜に。
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もうすぐ日本に帰れると思って、今回はこれでも控えめ。
今回のお会計:約37ユーロ(ひょぇ~!)。
タイのおばさん、いつもにっこり。いい客だ。


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by organvita | 2008-11-29 01:08 | ドロミテの生活 | Comments(5)

突然のお客さま

ベランダを掃除していて、チリトリを取りに家の中に入り、30秒後にベランダに戻ると、
ちいさなお客様が。びっくり!!うっかり踏めちゃいそうな距離。(ウチのベランダは小さなテーブル置いたらパンパンの小さなバルコニーです)
じっーと見つめて、話しかけたりしても全然怖がる様子なし。ずーっとそこにいる。
ビスケットを砕いてあげて、瓶の蓋に水を入れてあげて・・・
素直に食べてる。飲んでる。なんてかわいいのかしらーーー!!!!
カメラを取りに行って、戻ってきても、まだいる。で、激写。でも逃げない。
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ビスケットをつつくお客さん。
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触ったら逃げちゃうかなー・・・。少~しずつ指を近づけてみる。私の手がぶつかるとビクっとしたけど、誘導したらなんと指に乗った!目の高さまで上げてもOK。
そのまま家の中に入ってみた。ご満悦の様子。
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右指にお客さん、左手にデジカメ。カメラの音がするとビクっとするけど、逃げない。
泊まり心地いいですか?!
ずーっとこのまんま乗ってるので、外に帰した方がいいかなーと思い、この指泊まれ状態でベランダに出てみた。全然飛び立つ気配なし。また家に入れてみた。
写真ちょっとぼけちゃったけど、こうやって眺めさせていただくと、本当にきれいな身体!
二色の羽が重なり合って違う色を作っていたり、芸術品。おいしそう・・・あ、ダメダメ。
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外が寒かったから入れて欲しかったのかしら。
近くにあった夫の脱ぎ捨てのセーターで、簡易巣を作ってくるんでみたら、まんざらでもない様子。太陽を見つめて、目を閉じてる。・・・寝てるよ・・・。めちゃくちゃかわいい。はじめ、死にかけてるのかと思ったくらい。
たまに、冷蔵庫がグワーンといったり、車が通り過ぎたりすると、びくっと目をさましてキョロキョロしてる。
私たちも同じ動物なのに、なんて雑音の多いところで生きているのかしら、と改めて思った。自然から一番遠い生き物ね、私たち。
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ずっと見つめたり話しかけたりしながら(お客様は無口)、たぶん20分くらいのご接待。
あまりに大人しいし可愛かったので、料理用ザルでもかぶせて、夫が帰ってくるまでキープしておこうかとも思ったんだけど、なんかそんな気になれなかった。
その後、外で鳥がチチチって鳴いて、外をじっと見つめてたので、「お帰りになりますか」と、またベランダに指に乗せて連れて行ったら、しばらくはじっとしていたけど、次の瞬間、向かいの家の屋根の方へ飛び立っていった。

お昼に帰ってきた夫に話して聞かせ写真みせたら、そりゃーすごい、一生に一度あるかないかだねー、聖フランシスコみたいだねーなどと乗ってくれ、二人で温かい気持ちに。
しかし夫、「でもこれは何かを告げにきたのかも・・・」と(案外信じている)、妙に心配になったのか、すぐに実家に電話をし無事を確認(笑)。夫ママに話したら、「どっかで飼ってた鳥が逃げたんでしょ」ってあっさりと夢をまとめられてしまった・・・・。そうなのかな・・・・。

動植物の名前にめっぽうウトイ私です。どなたかこの鳥の名前、生態ご存知でしたら、
是非教えてください!


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by organvita | 2008-11-27 07:31 | ドロミテの生活 | Comments(8)

神奈川県民ホール 「イタリア・バロックのクリスマス」

コンサートのご案内です。
12月20日&21日に、神奈川県民ホールで「イタリア・バロックのクリスマス」と題して
コンサートを弾かせて頂きます。
今回は豪華キャストの皆さんと一緒に!
イタリア・バロックの選りすぐりのアンサンブル作品を中心にお届けします。
実は私、アンサンブル大好き。久しぶりの合わせもの。今からとっても楽しみです。

実は、10月帰国の折に、リハーサルをしました!
これは、ホール前にすでに張り出されていた宣伝。素敵なチラシを作ってくださいました。
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こちらが小ホール。ドイツ製のパイプオルガンが鎮座しています。日本でも歴史あるオルガンのひとつ。毎月お昼にオルガンのコンサートもされています。
クリスマスコンサートの時には、素敵な舞台演出もしてくださるとか!楽しみ(^^)
舞台とお客様が近いので、コンタクトが取りやすく、好きなホールのひとつ。
アンサンブルするにも丁度よい大きさのホール。
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これがパイプオルガン。遠くからだと小さく見えますが、3段鍵盤あります。
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リハーサルに夢中で、メンバーの姿を写真に収めるのをすっかり忘れていた私・・。
最後の最後で撮らせて頂いた、こちらが我らが歌姫!ソプラノの久保田潤子さん。
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潤子さんとの出会いは、今思えばイタリア・ミラノ。当時ドイツ留学中でドイツ頭だった私に、新鮮なイタリアン・エキスを注入してくれた!あの一ヶ月は貴重だったよ。潤ちゃん。
(Fieraにも連れてってもらったねー!覚えてる?!)
その後も何度となくご一緒させてもらってます(^^)。今回も楽しみ!

山下公園と中華街に挟まれた所にある神奈川県民ホール。クリスマス直前の週末デートにもぴったり?(私もリハーサルが今から楽しみ。毎日中華街に寄り道しそうだな・・)
是非お出かけください(^^)。

コンサートの詳細、チケットのご予約はこちらからお願いします。



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by organvita | 2008-11-24 03:06 | 見た弾いたオルガン | Comments(4)

初雪

金曜日の美しい夕焼け。
日に日に夜になるのが早いけど、この夕焼けが見れるのは、この季節の楽しみ。
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その後、夜中に降り始めた大雨。雨がシャーベット状になってるなー、と思いながら就寝。
朝(昼か・・)目覚めたらこの景色だった!!!おらが村の初雪です!
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今日はいい天気。山の上にお昼を食べに行った。標高2000Mまで登ると、雪の量はすでに半端じゃない。雪と青空が目にまぶしい。
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スキー場のオープンまではもう少し。待ちきれないスキーヤーたちが集まっていた。
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パネヴェッジョ自然公園の鹿も健在。角が伸びてる伸びてる。
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白いマフラーをしていたからか、私に興味深々の羊たち。そっちのほうが温っかそうね。
大人(大羊)の間をじゃれて遊ぶ右端の子羊に注目!
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by organvita | 2008-11-24 02:16 | ドロミテの景色 | Comments(2)

滞在カード取得への道のり その2

前回空振りだった、滞在カードの受け取り。
今回は事前に電話をして、出来てるか確かめることに。
(始めからそうしとけばよかった、と後から気づいた私。でも「OO日に来てください」と言われていたから、素直に信じてしまったのだった・・)
電話を何度かけても誰も出ない・・。
まさかねぇ、と思いつつも試しにメール打ってみた。
すぐに返事が来た(笑)。これ意外。
しかも、出来上がっているとのこと!
で、受け取りに出かけた。
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移民局窓口へ。入り口で待ち番号札を引く。15分ほどで呼ばれた。意外と早かった。
窓口で「受け取りに来ました」と言うと、「では、あちらの窓口に行って」と回される。
で、そちらの窓口へいくと、その前にぐちゃぐちゃぐちゃっと人が群がっていた・・・。ああ。
皆同じ境遇の人たち。受け取りに来た人たちのようだ。
こちらには番号札制度なし。誰が最後か全くわからない。
誰が最後か聞いて、その人の次だということを確認。
私の後から、ロシア人女性がやってきた。
一応列になっている人が、私の前に約10人くらい。意外と早く回ってくるかな?

・・・動かない・・・。
しかも、やっと一人終わって、次の人の番になると、その人の家族らしき軍団が遠くの方からいきなり出現し、家族全員分の手続きし始めたりしてるから、10人前にいたように見えるけれど、実際は30人くらいいた気が・・。受付けものんびりやってるし・・・。

すると、その様子を見ていた、私の次に待っていたロシア人女性が、私を手招きし、耳元で、「あのね、私急いでるのよ。順番変わってくれない?」と。
いやー。私も急いでるっちゃ急いでるんだけど・・・。なら何故、一番前で待ってる人と交渉しないのかしら?私たちの間で交換したって、大して意味ないのに。
ちょっと渋っていると、「Ti prego ti prego ti prego ti prego ti pregoお願いお願いお願いお願い」の嵐。「イヤとは言わせないっ」てな視線でお願いされるもんだから、私も「じゃ、いいよ」って言って譲った。でもなんかフに落ちないけど・・・ま、一日一善ってことでね。
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しかし、その後、悲劇が始まったのであった。
このロシア人の次に並んでいたイスラム女性が、ロシア→アジア→自分になっているのを見て、私が横入りしたと勘違いし、ロシア人が窓口で対応している間、しきりに私にジェスチャーで(イタリア語わからない様子)「私この後。私この後」とアピールしてくるので、私も「私たち順番変えたのよ」と、イタリア語とジェスチャーでアピール。でもなんかしっくり来ていない様子。

さて、ロシア人が去った後、私が受付を始めると、なんと、イタリア語話せないかと思っていたこのイスラム女性が、いきなり超デカイ声で、「Tutti aspettano!
Tutti aspettano! Tutti aspettano! Non solo io! Non solo io!みんな待ってんのよ!私だけじゃないのよ!
」とすんごい連呼しながら私に向かって攻撃してきた。なので、「いや、違うのよ。私だって一時間くらい待ってたのよ。さっきの女性に順番を譲って・・・」と説明するも、全然聞く耳持たず、横入りなんてっ!って叫びつつ、後ろで待ってた他の外国人に言いつけてる。いや・・だから違うの・・・。どうにもならない様子。かといって、こんなところでケンカしたくないし・・。
私の気も知らず窓口はのんびり。処理が済むまでの間、まあ、数分だったんだろうけど、私にとっては数時間の、気まずーい悪いことして叱られたような気分の中で、後ろから刺されるような視線を感じつつ、サインなどを済ませ、一緒に待っていた全員を敵に回したような気分のまま、逃げるようにその場を去ったのであった・・・。

ロシア女性にしろ、イスラム女性にしろ、私が日本人だと思って攻撃したくなったのか、中国人の子どもだと思って小バカにしたのか、そもそも私が「使えそう」なオーラを放っているのか・・・。なんか、私こういう目に合うこと多い気がする・・・。イタリア人に「外国人」って言われるのはしょうがないけど、同じ土俵のはずの外国人にこうされると結構辛いです・・。典型的な、強引なロシア人&攻撃的なイスラム人を一日でまとめて体験してしまったのだった。

家で夫に速攻で「聞いて~っ!!!!」と話を聞いてもらい、更にはこうしてブログに載せて、同国人の同情を買おうっていう私も、まだまだ小さいと思うけど、昨日は結構落ち込みました・・。あのイスラム女性の刺すような目つきと叫び声がまだ頭から離れない・・。

夫に「もう日本帰る~!!」といったら、「いいけど、せっかく苦労してこの紙取ったのに、無駄になるね」って言われた。 うううう・・確かに・・・。もったいない・・。悔しいけどがんばるか・・。で、こちらが晴れて手に入れた滞在カード。「カード」っていうからカードかと思ったら、紙だった。
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周りの人の話を聞くと、それでも私は2-3ヶ月で申請して降りたんだから、まだマシみたい。(日本じゃ一日で出るけどね・・・)。場所によっては、数ヶ月~数年待たされるところもあるっていうから、まあ色々あったけど、なんとか無事に手に入ってよかったです。
今日保険証も延長手続きを済ませた。(こっちも一話書けるけど・・(笑)やめときます)
後は新しい保険証が郵送で送られてくるのを待つのみ。届くといいな・・・。
それが無いと病院に行けないので、寒くなってきたけれど気が抜けないのであった。
珍生活、まだまだ続く・・。


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by organvita | 2008-11-22 08:08 | ドロミテの生活 | Comments(14)

モンツァ大聖堂のオルガン

ミラノの北にある街、サーキット場があることでも有名なモンツァ Monza で、週末、夫と
コンサートを弾いてきた。ミラノに近いからか、かなりお洒落な街。道行く人のファッションセンスが高い。おらが村から下山した私としては、久々の刺激。キョロキョロしながら歩いている私の横で夫も「みんなイカシテるね~!」とため息ついてる。しかし「イカシテる=美しい」に当たるイタリア語に「belle」と言っていて、ってことはbelloの女性複数形なので、
・・・女の子ウォッチングしていたことが妻にバレてますよ。
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街角で売っていた風船。ずいぶん慌てん坊のサンタクロースもお目見え。
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f0161652_23311159.jpgそして、こちらが
モンツァ大聖堂。
ファザードが美しい。
教会前の広場で青い空を見つめる、水色の男の子。
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f0161652_23373313.jpg教会に入ると、
そこは別世界。
一面フレスコ画で埋め尽くされている!
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長い教会に対して、左右対象に向かい合うようにして作られた、2台のオルガン。
イタリアやスペインではよく見られる配置。
今回は、この向かい合う楽器を色々に使って、ソロ&4手連弾&2台オルガンの演奏。
夕方のヴェスプロ(音楽礼拝)、続くミサ、夜の1時間のコンサートと、3連チャン。
教会の閉まっているお昼と夜に、この広い会堂貸切?で練習&音決めさせてもらった。
フレスコ画も一人(二人)占め。さながら美術館。いや、美術館よりも迫力あり。
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まずは、祭壇向かって左側のオルガン。
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オルガン:
メッツラー・オルガン工房 Metzler 2002年製作。
2段鍵盤+ペダル。 38ストップ。 440Hz。
ドイツ・バロック様式のオルガン。

脇に取り付けられたオルガンなので、見た目も決して大きいものではない。
しかし、弾いてみると低音が充実したすごくイイ鳴り。下で聴いていると3-4段鍵盤あるかと思う。美しい残響と共に、非常にいい楽器。中の作りもとても丁寧。
さすがのメッツラーです。私の憧れ工房のひとつ。
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そして、祭壇向かって右側のオルガン。
譜面台が二つあるところに要チェック!実は、一台に見えるこのオルガンの中に、二つの全く性格の違うオルガンが組み込まれている。
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オルガン:
ザニン・オルガン工房 Zanin 2002年制作。

左側: 一段鍵盤+ペダル(手鍵盤からのカプラーのみ)。 12ストップ。 
     492Hz。(普通より完全一度高い) メゾトニック調律。
     イタリア・バロック様式のオルガン。

右側: 一段鍵盤+ペダル(手鍵盤からのカプラーのみ)。 6ストップ。 440Hz。
     この楽器は、反対側にあるメッツラーのオルガンと同じ調律が施されており、
     オルガニストは背中を向かい合わせにして、2台で連弾できる、というわけ。
     下で聴いている人にはステレオ効果。

ちなみに、この並んだ二つの演奏台を同時に使っての連弾はできません。
音の高さも調律も違うので。
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ということは、どういうことかというと、この教会には3台のオルガンがあるってこと!しかもその3台がそれぞれ個性的。この3台はそれぞれ別々に作られたのではなく、初めから「3台のタイプの違う楽器を、2台オルガン連弾もできるように」というコンセプトで同時に作られているので、上手くいったのだと思う。
曲に合わせて、オルガニストはあっち行ったりこっち行ったりして、楽器を選べる。
なんて贅沢~!!

このザニン・オルガンの左側の方の楽器は、12フィートが基準。
どういうことかというと、オルガンは普通、下のドの音から始まるが、この楽器は更に5度下のファから始まっている。(写真でみてください)
これだけのことだけど、それによって、一段しかない小さなこういう楽器でも、手の位置を一オクターブ上げ下げしたり、選ぶストップによって使える音色と音域がぐっと広がるから便利。古いオルガンにたまに見られる。
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オルガンに登る階段。今回はちょっと優雅。
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教会入り口に張ってあった演奏会のポスター。イタリアはセンスがいいなあ。
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弾いた曲は、音楽礼拝ではザニン・オルガンを使って、イタリア、スペイン、イギリスのルネサンス~バロックの作品を、ソロと連弾で。
続くミサでは、メッツラー・オルガンで、オール・バッハのコラール前奏曲。
夜のコンサートでは、メッツラーとザニンの右側オルガンを使って、バッハとバッハの息子&弟子たちの作品を中心に、ソロ&一台で4手連弾&2台連弾を。

夫とはよく連弾をするし、ポジティフ・オルガンを使った2台連弾はしたこともあったが、
こうやって完全に向かい合った大オルガンで2台連弾したのは、実はこれが初めて。
二人の距離が遠いので、残響の長い教会でどうなるのかちょっと心配だったけど、自分の音も向こうの音も良く聴こえるように出来ていて、すんごく楽しい経験をさせてもらった。
イタリアでの今年最後のコンサート、これで終了です。
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長くなりますが、ちなみにこの教会には、イエス・キリストが処刑された時の十字架に打たれた釘を使った王冠がある。見せて頂いたが、かなり伝説的なこの話は、どこまでホントなのかわからないけれど、いずれにしてもご利益のある聖なる王冠なんだとか。詳しくはこちら。ロンバルディアの鉄王冠
王冠&教会のフレスコ画、オルガンと、見所の多い素晴らしい教会です。
お洒落な街でのショッピングも楽しめるし、ミラノからも近い。お近くの方は是非!


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by organvita | 2008-11-17 06:47 | 見た弾いたオルガン | Comments(10)

日本語学校

トレントで、日本とイタリアの文化交流を図っている会「四方山話」が、10月よりイタリア人のための日本語勉強会を開催しており、ウチの夫も足しげく通っている。
私がたまに家で教えても、イマイチ乗り気になれずにいた夫が(教え方がヘタなのね・・)、
毎日楽しそうにお勉強してる!!始まってからまだ1ヶ月くらいだが、毎週火曜日が楽しみらしい。・・・で、面白そうなので潜入してみた(笑)。

左の赤い服の女性がステファニア先生。日本に住んでいたこともあり、日本語ぺらぺら。今はマンガのイタリア語訳を仕事としているとか。教え方も上手。私も勉強になった(笑)。
ちなみに、場所は学校を借りて。教室には十字架がかかってる。
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普段、私が夫に教えると、「これはなんでこうなの?」と聞かれても、理論的に答えられないことがあったりして悩むところを、同じイタリア人同士で、イタリア人からみた日本語の
視線で説明してくれるから、夫のようなド初心者には、とてもわかりやすいようだ。
Brava Stefania!

今日のテーマは、買い物。先週数字を千の位までやったので、その応用。
机の上に陳列されたグッツを使って、店員とお客に分かれて「これはいくらですか?」「OOです。」とやって、ニセ金で買い物をしなくてはならない。リンゴひとつ買うにも10分くらいかかってる(笑)。しかし!外国語習得はそこから!がんばれみんな!
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初めて見るニセ日本円に戸惑うみんな。日本円はゼロが多いから、安くても百、千の位まで読まなければいけないので大変。かぶりついてます。
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日本で外国人に日本語を教えている友人が、夫のために贈ってくれていた日本語教科書、なかなか使えないでいたけれど、最近は活躍してる。このひらがなの本、絵でイメージできるようになっていて面白い。
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我が家の寝室にかけてある絵、の前に貼った50音順の表。(絵は完全に無視されてる)
昨日、夫ずいぶん早くベットに行ったな、と思ったら、布団に転がって空中にひらがな書いてた。いつまで続くかな。「を」にたどり着くまでがんばれ。現在た行+α 学習中。
日本の母に、「自分の名前、ひらがなで書けるようになったよ」と報告したら、
「あら、すごいじゃない。ま、でも私もイタリア語で自分の名前くらい書けるけどね。」
・・・なかなかいい勝負かも、この二人。
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母といえば、今日夫のママから大きな封筒が届いた。誕生日でもないのになんだろう?!
と思って、びりっと封を切ったら、これが顔をだした。こ、これは・・・レタスです。
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家庭菜園をしているイタリア・ママは、実家にたまに帰る私たちに、その野菜を持ち帰らせることにすんごい使命感を燃やしている。いつもとてもとても食べきれない量の、育ちすぎた野菜たちを頂いて帰るのだが、「郵便」という術をどこからか覚えたらしい・・。しかも封筒で・・。送料8ユーロ(!)出してる。8ユーロあればこの3倍は買えるのに(笑)。ま、彼女の気持ちだからね。ご馳走さま。しかし、レタスが顔出した時にはびっくりしたなー!!日本では宅配便とかあるから普通なのか?
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本日もおらが村は雲の上。
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今週、おらがブログの訪問者数が一万人を超えました!そして、
気がついたら、鍵盤楽器ブログで一位になっていました!
いつも応援ありがとうございます。これからも珍生活綴ります。お楽しみに(^^)。


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by organvita | 2008-11-13 03:42 | ドロミテの生活 | Comments(6)

週末の紅葉

日曜日、快晴。近くを夫と散歩。
川沿いに続く遊歩道。
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二色トーンが目立つ山肌。
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川沿いの家。やっと雨が上がって、動物も日光浴。
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人恋しい秋、ネコがずーっとついてきた。
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途中休憩。落ち葉の匂いが気持ちいい。
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少し山の斜面を登ってみる。
新しい干草をおいしそうに食む馬たち。ウマー!ウメー!って言ってるかは謎。
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遠くの山にはもう雪が。こっちの山に降るのもきっともうすぐ。
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冬用スリッパを購入。おらが村っぽいでしょ。
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by organvita | 2008-11-10 22:21 | ドロミテの景色 | Comments(4)

滞在カード取得への道のり

日本国籍を持っている限り、たとえイタリアに何十年住んでいようとも、イタリア人と家庭を持っていようとも、滞在許可書が必要。
私の滞在許可書は期限付きで、9月末に切れていた。ただいま更新中。
申請するまで、何箇所かの窓口、役所の人々と話したが、恒例イタリア。毎回毎人、言うことが違うので、ここに書ききれないくらい、たくさんの無駄足を運び、無駄な書類を作り、嫌なことを言われ・・・。(どうして外国人局の人って揃いも揃って意地悪なのかなー?)

そして、昨日やっと受け取れる手はずになっていたので、今日早起きしてトレントの警察署の外国人局へ。いつもすごく待たされるのに、あっという間に順番が回ってきた。
お!今日はいいぞ!と思いきや、・・・そうよね、そんな上手く行くはずなかった・・・。
私  「滞在カードを受け取りに来ました。」
窓口「えっと、あなたのは・・・ まだできてないね。」
は?思わず聞き返しちゃった。11月末にまた「様子を見に来い」(!!!!)と言われる。
ちなみに、窓口からごめんなさい、なんて言葉は出てきません。
私 「あのー、でも私、前の滞在許可書が切れた時点で、健康保険書も切れてるから、
こっちも申請しなきゃいけなくて困るんですけど」
窓口「知ってるよ」
ちなみに、窓口から労いの言葉なんてでてきません。

実は9月に申請に行った時点で、窓口のおばちゃんにすごく理不尽な嫌な口を叩かれて、こっちもケンカ腰でやりあったりしたから、唯でさえ嫌な気分になっていたのに、また
今日もこれかい・・。ほんと、鍛えられるよなぁ・・・。
今日の早起き代、高速道路代、ガソリン代返せっ・・。

幸い、トレントの友人と楽しくランチをして帰ったので、心救われました。ありがとう!
しかし、この朝の文句を散々聞いてもらってしまうこととなりましたが・・・。

というわけで現在、滞在許可書なし、保険書なし(=病院に行けない)、しかし住民証は持っている、という、非常に変な状態の私です。
滞在カード取得への道のりはまだ続く・・・。

今日は快晴のお天気だったけど、そんな訳で、カメラを手にする気分でなかったので、
写真なし。


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by organvita | 2008-11-07 07:54 | ドロミテの生活 | Comments(15)