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南ドイツ滞在紀 sanpo

おらが村から旧東ドイツのハレまで、車で約10時間。なのだが、ちょっとキツイので、その丁度間に住んでいる親友ご夫婦のところで途中休憩、泊まらせていただいた。
私のブログをいつも読んでくれているこの友人宅で、朝ごはんに出てきたのは、これ!
そう、これがヌテラじゃー!!おおーーー!書いてみるもんだ?!なんちゃって!!!
ヌテラに飢えていた私たち夫婦のために、わざわざ買って用意してくれていたのだった。
またまた遠慮のカタマリも無く、「またヌテラぬってらぁ~」とか何とか言いながら?た~~~っぷりぬってしまった。ありがとーemoticon-0152-heart.gif
左がヌテラ、真ん中のピーナツ・クリームもなかなか。右は懐かしのリューベック郊外で作っているシュヴァルタウというメーカーのジャム。
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さらにはお昼に、お花の咲き乱れる素敵なお庭で、ダンナさま自らバーベキュー担当でご馳走に。このご夫婦、二人揃って料理がとても上手。しかもダンナさまがお客用の食事を作るなんて、ああ、羨ましい・・。夕飯に頂いたグラシュ・スープも絶品でした(写真撮るの忘れてた・・)。ドイツ人は20歳近くなると、一人暮らし始める人がほとんどなので、男性でも料理が上手い人が多い気がする。それに比べ、イタリア男は結婚するまでママのもとにいる人が多いから、夫も夫の友達もあまり台所に立たないなあ・・。一人暮らししてても
ママが洗濯物を取りに来るとか、次の一週間分の食料をタッパーに入れてくるとか・・。
イタリア・マンマの影響大なり。
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この家の主、ゴマ。私たちのおこぼれを大人しく待ってる。偉すぎ。可愛すぎ。
ヌテラにかぶりつく私たちよりもよっぽど節度を知ってるわ・・。
我が家はマンションで動物が飼えないので、この時とばかりにゴマに「遊んで」もらった。
体中撫で回してごめんね。また遊んでね~。
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近くの古城を案内してもらいました。夫、初のドイツ古城だとかでキョロキョロ。
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ヴェルサイユ宮殿やシェーンブルン宮殿も素晴らしいけれど、こういうローカルなお城も
大好き。塔の上の屋根裏部屋で、魔女が糸を紡いでそうじゃあないですか・・!
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お城から見下ろした町並み。ドイツだなあ~!屋根の色が揃ってかわいい。
この教会の塔は、レンガ造りの塔としては世界一高いものだとか!
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今振り返って思っても、ドイツの住環境は良かったなと思う。家も道も、町ぐるみで「快適に生活できるように」ということにかけては徹底しているなと思う。エコが進んでいることもそう。旅行するならイタリア、生活するならドイツ、かなあ~。
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J&Kちゃん、ゴマ、お世話になりました~!駆け足滞在でご迷惑かけたけれど、とっても助かりました。今度はゆっくり遊びに来させてねー(^^)。
ミュンヘン近辺に住むリューベッカー古仲間たちにも、ゆっくり会いたいよ~ん!
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by organvita | 2008-07-29 23:16 | ヨーロッパ紀行 | Comments(4)

ハレとライプツィヒ観光

ハレといえば作曲家のヘンデル、ハレに行けばヘンデル博物館を訪れるのが、普通お決まりコースだと思うのだが、ハレ2回目の訪問にして、今回もヘンデル博物館に行けず仕舞い。じゃあどこに行ってたの?というと、ビートルズ博物館です(^^)。
なぜハレにあるのか知らないけれど、ここには知る人ぞ知る?かなり大きな(3階建て)、
ビートルズ・コレクションがあるのだ。そして、夫は大大ビートルズファン。ヘンデルよりも
ビートルズ。なんせ夫にとっての「3大B」は、バッハ、ベートーベン、ビートルズなのだ・・。
そんなわけで、行ってきました、この度も。Beatles Museum
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その後はハレでショッピング。今はどこも夏のバーゲン中。夫、ズボンをまとめ買い。
洋服はイタリアのほうがよっぽどお洒落かと思われようが、ドイツの服はゆったり裁断してあって(ドイツ人が大柄だからだと思うけど)着心地が良い。
それから、ドイツに行くといつも食べたいのが、広場でグリルしているウインナー、それにあわせた地ビール、そしてパン。ドイツのパンは味がしっかり付いていて、素朴で美味しい!

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街角のパン屋さん。
さて、イタリアへ戻る前に、どうしても寄りたかったのが隣町のライプツィヒ。車で40分。
ハレの居心地がよくて、のんびりしている間にどんどん時間が無くなり、ライプツィヒで許された滞在時間1時間のみ!しかし、それでも行ってきました、聖トーマス教会!
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ここはバッハが晩年に勤めていた教会。
この教会から、町から、いったいどのくらいの素晴らしい作品が生まれていったことかっ!ああ、250年前に生まれたかった・・。ナマで聞きたかったなあ~・・!
しかしバッハも、250年後に東の果ての島から目の細いおばちゃんがやってきて、デジカメで写真撮られるとは、まさか夢にも思わなかったでしょう・・。
手が届きそうで届かない偉大なバッハ様。この手は私。オデコが証明してる。
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教会の祭壇にはバッハのお墓が。ああ、一緒に入りたい・・。
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f0161652_21413570.jpg後部にはオルガンが。バッハ時代の楽器はもう残っていないが、これはザウアーW.Sauerのドイツ・ロマン派のオルガン。
f0161652_21452972.jpg脇には2000年に制作された新しい「バッハ・オルガン」が。(Gerard
Woehl作)

その前の十字架は、教会にバッハ時代から残っている、数少ない作品のひとつ。
教会の天井。
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この辺り、ドイツ・チューリンゲン&ザクセン地方は、ドイツ文化、芸術の宝庫!
素晴らしい歴史楽器も、それこそゴロゴロと残っているのだ。
とてもとても週末の、シゴト絡みの滞在だけじゃ観きれない・・・!
またゆ~っくりと遊びに来たいなあ。

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Beatles Museum←こちらでご紹介いただきました。
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by organvita | 2008-07-29 22:03 | ヨーロッパ紀行 | Comments(2)

ドイツ・ハレ、マルクト教会

G.F.ヘンデルの生まれ故郷、ハレのマルクト教会で、オルガンコンサートを弾いてきた。
これがその教会。マルクト(=市場)教会というだけあって、広場に面した町一番の教会。
広場の真ん中にはヘンデル像が。
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この教会にはその昔、亡くなったばかりのM.ルターの亡骸が、故郷に戻される途中に停泊したという歴史もあり、ルターのデスマスクも見ることができる。
クラナッハの絵画でみる顔よりももっと肉厚の、典型的な「ドイツ人顔」って感じだった。

f0161652_2175491.jpg歴代有名人もオルガニストを勤めた。
S.シャイト、
F.W.ツァッホウ(ヘンデルの教師)、
W.F.バッハ(J.S.バッハの息子)
などなど。
賑やかな町中から一歩、教会の中へ。ひやっと涼しい、心落ち着く別世界。
素晴らしいバロックのケースに収められたオルガンが、教会後方のバルコニーを満たしていた。圧巻!
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下から見上げたところ。ものすごく大きいのにとても上品でもある。色々な大きさの窓に美しく配分されたパイプたち。一番上では等身大の天使たちが楽器を奏でている。
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f0161652_21315379.jpg演奏台。
このオルガンは、昨年新たに整音が与えられ、新しい演奏台を取り付けられたばかり。(W.Sauer,
Frankfurt Oder)
実は私、3年前にもここで演奏させていただいたのだが、前回とはベツモノのオルガンになっていた!低音が更に充実して、柔らかいロマンティックな響き。演奏台もきれいになって、扱いやすかった。










ところで、よく聞かれるのだが、ケースはバロック建築なので、下から一目見て「これはバロックのオルガン」と思いがちだが、中々そう行かないところがオルガンの面白いところ。
たとえば、このオルガンの歴史を辿ると、1713~16年の間に一番初めのオルガンが、
このケースと共に建てられたのだが(C.Cuntius クンティウス・オルガン)、
その後、時代が進むと共に、それぞれの時代の趣味に合わせた音色や機能の改造がされたり、修理&修復を繰り返していく上で、オリジナルのものは変形されたり取り外されて、新しいものが組み込まれていった。しかしヨーロッパでは、「まだ使えるもの、良いものはそのまま受け継ぐ」という姿勢なので、こうやってオルガンケースや一部のパイプは18世紀や19世紀のものが、多少手直しされつつも受け継がれている。
一台の楽器の中に、いろんな時代がパッチワークされていることがあるのだ。
だから、バロックのケースから響いてくるのは、バロックの響きとは限らない。
日本にあるのは新しいオルガンばかりなので、そんな経験もできず、留学したての頃、
どうしてバロック・ケースのオルガンから、きれいなクレッシェンドのかかった(スウェルという強弱機能を使う。ロマン派時代に始めて現れる)ロマンティックな響きが流れてくるのか、しばらく不思議だったものだ。

教会の入り口に張られたコンサートの案内。
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この教会にはもうひとつ有名な話が残っている。
バッハがまだヴァイマールにいた頃、この教会のオルガニストの席が空いて、教会はバッハに後任への招待状を送っている。しかし、それを知ったヴァイマール伯がバッハを引き止めておくためにお給料を値上げしたため、バッハは結局ここへ転職することはなかったとか。その後悔からか、バッハへの未練&憧れか、新しいオルガンが1716年に完成したとき、J.S.バッハに再び、試奏&お披露目演奏会を頼んでいるのだ!
今でもハレの人たちの間で、「あの時、待遇をもっと弾んでおけば町の歴史も変わっただろうに」というのがイタいジョークになってるとか(笑)。
そういえば、リューベックにもあったなあ、そんなイタいジョーク。
「ブクステフーデの娘がもっと若くて美人だったら・・・」っていうやつ(笑)。

この、いろんな意味で話題の多い、歴史ある教会のオルガニストを現在勤めるのは、
フランス人のイレネー・ペロー Irenee Peyrot。
ドイツの同じ大学&クラスでずっと一緒に勉強した同僚&親友。
フランス人らしくない(?)根っからのM.レーガー大ファンで、ドイツコテコテロマン派の作品を追求している人。「レーガーの日記」が彼の枕!留学時代、毎日音楽について語ったり、酒の飲み方を教え込まれたりしたものだったなあ。
そんな若かった私たちも、もういい年・・。私がイタリアに嫁いで呑気にパスタを茹でたりなんかしている間に、彼は大出世を果たし、晴れてこの教会の教会音楽家として活躍し始めた。それもそのはず、彼は大の努力家。毎日朝6、7時から練習してます。
私一回もしたことない・・。朝苦手・・。
そんなご縁で呼んでいただいた今回のコンサート、夫を連れて、イタリアの4手4足連弾作品を弾いてきた。普通ドイツ人はこういうレパートリー弾かないので、新鮮だったようで、お年寄りにもウケたみたい(笑)。
オペラ調の曲を一時間ご披露した後、そのままのノリで、なんだか無性~にピザが食べたくなって、ドイツど真ん中の町の、ど真ん中の広場の、ヘンデルの銅像の真下で、
「リアルト橋」(=ヴェネツィアにある橋)という名の、イタリア人が経営する、
ナンチャッテイタリアンレストランで打ち上げ。左がイレネー。
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あーやっぱりドイツはビールだー。ぷはー。
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食べたのは「ピザ・ヘンデル」(一番下)。無理やりにも程があるなあ(笑)。ま、いいのか、誰かが面白がって注文して商売になるなら。私がつい注文しちゃったみたいに。
ピザ・ドン・ジョヴァンニ、ピザ・ロッシーニにも注目。
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しつこい追加になりますが、
この教会にはもう一台、これは1663-1664年のオリジナルの、小さな、しかし素晴らしい楽器がある。少年ヘンデルは、ここでオルガンレッスンを受けたはずだとか。
祭壇正面の上部に備え付けられた小さなこのオルガンは、しかしすごいパワーを持っていて、ストップ一本だけでも十分に教会中に美しい響きが満ちる。ドイツだなあ~。
この近辺にオルガン見学に行かれるオルガン・ファンの方、是非このライヒェル・オルガンGeorg Reichel もお見逃しなく!毎週2-3回、お昼にミニコンサートしています。
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演奏台は壁に挟まれて非常に狭く、夫も精一杯。
鍵盤にお腹が乗りそう。















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by organvita | 2008-07-28 23:41 | 見た弾いたオルガン | Comments(6)

8月のコンサート

8月に弾かせていただくコンサートを、まとめてお知らせいたします。
偶然にもほとんど北イタリア、おらが谷、フィエンメ渓谷でも弾きます。
お近くの方は、夏のドライブがてら、是非遊びにいらしてください!

8月9日(土)21時
ダイアーノ、司教座教会  Daiano, Chiesa Parrocchiale(Val di Fiemme)

「4人のオルガニストによるガラ・コンサート L.Moser, S.Rattini, A.Gai, A.Yoshida」

演奏曲目: 
ドイツ・バロックの名曲を並べて。
J.S.バッハ、N.ブルーンス、W.A.モーツァルト他、 ソロと連弾
Val di Fiemme Eventi Estate


8月10日(日)20時30分
ベルガモ、バジリカ・サンタ・マリア・マッジョーレ Bergamo, Basilica S.Maria Maggiore

「オルガン・ソロ&連弾コンサート」

演奏曲目:
「課題曲」のバッハの変ホ長調BWV552、他にベルガモ出身作曲家やロマン派の作品。
J.S.バッハ、P.ダヴィデ・ダ・ベルガモ、G.メルケル 他
"XV Edizione ''L'Organo della Basilica - Anno 2008''


8月13日(水)21時
テゼロ、司教座教会 Tesero, Chiesa Parrocchiale ( Val di Fiemme)

「ソプラノと二人のオルガニストによるコンサート」
ソプラノ:Kumiko Koike-Clausen(小池 久美子)

演奏曲目: 
ドイツに住む友人ソプラニストをゲストにお迎えして。
ドイツ&イタリアのロマン派の作品を中心に。
V.ベッリーニ、F.シューベルト、F.メンデルスゾーン、W.A.モーツァルト 他
Comune di Tesero


8月14日(木)21時
ボルカ・ディ・カドーレ、 司教座教会 Borca di Cadore, Chiesa Parrocchiale

「オルガン・ソロ&連弾コンサート」

演奏曲目:
イタリアの歴史名器G.カリド Gaetano Callidoを使って。 
N.カーレトン、G.ヴァレリ、C.バーニー、G.M.ルッティーニ 他
Organi storici in Cadore


8月21日(木)21時
プレダッツォ、司教座教会 Predazzo, Chiesa Parrocchiale (Val di Fiemme)

「オルガン・ソロ&連弾コンサート」

演奏曲目: 
今年4月にお披露目した新しい楽器。ドイツ・ロマン派の作品を中心に。
W.A.モーツァルト、L.ボエルマン、F.リスト、G.メルケル 他
Val di Fiemme Eventi Estate


8月29日(金)21時
サッビオーネ(レッジョ・エミリア) サンティ・シジスモンド・エ・ジェネズィオ教会
Sabbione(Reggio Emilia), Chiesa dei Santi Sigismondo e Genesio

「オルガン・ソロコンサート」

演奏曲目: 
18世紀のイタリア歴史楽器を使って。イタリア・初期~後期バロックの作品を中心に。
A.バンキエーリ、B.ストラーチェ、D.ズィポリ、J.S.バッハ、A.ルッケージ 他
Soli Deo Gloria


8月31日(日)21時
ヴィッラノーヴァ(アルベンガ) サン・シュテファノ イン・ピアン・カヴァトーリオ教会
Villanova d'Albenga Chiesa di S.Stefano in Pian Cavatorio

「オルガン・ソロコンサート」
演奏曲目:
18世紀のイタリア歴史楽器を使って。イタリア初期、スペイン、19世紀の作品。マリア様に捧げて。
カバニレス、アラウホ、ズィポリ、J.S.バッハ、モランディ 他。
Amici della Musica Albenga
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by organvita | 2008-07-23 05:36 | 見た弾いたオルガン

師匠と再会&コンサート その2

コンサートの前日、「早めに来るように!」と師匠ロレンツォから連絡が。
これはひょっとして、久々に(卒業以来だから数年ぶり!)、コンサート前にレッスンしてもらえるのかしら?!と、ヒソカに期待しつつ車を飛ばした。

しかし、そこで私たちを待っていたのは、これ。
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そうです。この日は丁度、この村あげてのマラソンレース大会の日だったのだ。
しかも、このイベントを立ち上げ&4年前から毎年、村人を仕切って盛り立てているのは、師匠ロレンツォの長男。21歳で300~400人の人たちを一人で動かしてるんだから、すごいもんです。地元のテレビ局も報道に来ていた。師匠に「NHK特派員のフリして、オマエもなんかしゃべれ」とか言われた。むちゃくちゃだ。
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というわけで、ちょっと期待していたレッスンはしてもらえず、村人たちに混じって、マラソンレースを夜中まで応援したのだった。
さて、レースは3部門に分かれていた。1部門目は子どもたち。「よーい!どん!」
さっきのミッキーマウス(なのか??)が、子どもたちの先導を切る。このミッキーマウスおじさんは、頼んでも無いのに毎年この姿でやってきて、レースを盛り上げてくれるんだとか。どこの国にもいるんですねえ。
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次はアマチュア大人の部。といっても、みんな真剣!
たまに黄色い風船が見えているが、これはこの村に住んでいる参加者に与えられる。
こうしておくと、観客から特別に熱い応援が飛んでくる&村人交流になるのだ。
ナイスアイディア。風船を腰から浮かばせて真剣に走るおじさんたち、ステキでした(^^)。
ちなみに、この大会の参加料の一部は、アフリカの子どもたちに寄付されるんだとか。
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ゴール近くの駐車場には、参加者のために飲み物や軽食も用意されていた。
私たちの前を、ヌテラ(知る人ぞ知るピーナッツクリーム。激ウマ!)をたっぷり塗ったパンが運ばれていった。実は私たち夫婦の間では、現在このヌテラ禁止中(笑)。理由は、あると一瓶あっという間に空けちゃうから・・。それが目の前を横切ったんだから、夫そわそわ。
「応援団ももらっていいのかな、アレ!」いやー、カッコ悪いでしょ・・細身で美しい汗を流した人に混じって、どうみても運動していない体型の私たちがヌテラだけもらいに行くのは目立つよ・・師匠に一生笑われるよ、しかも夫婦揃って・・・ってことでガマン。
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さて、日も暮れてきて、最後の第3部門はプロのレース。アフリカ・ケニアからも招待を受けて参加した。子どもと一緒に入場!
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「よーい、どん!」のピストル、上手く作動せず。イタリアらしいのう。
しかし、見よ!このプロのスタートを!は、速い!!
悪いけど、さっきのアマチュアの人たちと、体型も迫力も吹く風も全然違う。さすがプロ。
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おお、速い!私のオートマ・カメラ対応できず。でも雰囲気は出てるでしょ?!
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そして最後に表彰式。さっきのケニアからのアフリカ人がダントツ一位でゴール!20歳。ロンドンのオリンピック出場を狙ってるんだとか?!今のうちにサイン貰っとこ。
ロレンツォ・ギエルミ先生のところに弟子入りを考えている若いオルガニストのみなさん、このレースに出場して表彰台にあがれば、きっと入学試験免除で採ってくれるでしょう。
かなー?
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次の日、師匠ファミリーの家の朝食のテーブルに、昨晩余ったヌテラの瓶がっっ!
って、これは師匠の5人の子どもたちの分だろうけど、いや~目の前にこうやって出されるとねえ~。遠慮のかけらもなく左手でガツッと瓶を押さえ、ナイフでぐる~りと中のクリームをかき回し、パンにたっぷりぷりに塗って、朝から幸せいっぱいの私たち。ああ、久しぶりに食べると尚更美味い・・。
その様子を見て師匠ロレンツォ「今晩上手に弾いたらもう一瓶くれてやる」だって。
それ聞いて、その後集中して練習しました、私たち。

お昼に師匠の庭で頂いたバーベキュー。師匠、いつも魔法のようなトリルを聴かせてくれる黄金の指を、今日はフォークに持ち替えて、自らバーベキュー担当。
と思ったら、あ、ズッキーニ落ちた・・。
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遊びに行くと、いつも自分の部屋に私を連れて行って、宝物をみせてくれるメチャクチャかわいい末娘、9歳。
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今回見せてくれたのは、師匠ロレンツォが日本からのお土産にあげたらしい、日本の子供用目覚まし時計。TAMAネコ懐かしすぎ~!!
この時計、時間になると、テレフォン・ショッピング調のやわらかいメロディに乗せて、
「おはよう!あさだよ!きょうはなにしてあそぼうか?!」を繰り返ししゃべるのだが、
ファミリーの誰一人として、このネコが何をしゃべってるのかわからないので(日本語です)、誰も起きれないんだとか。で、何言ってるのか教えて!と子どもたちに取り囲まれました。



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by organvita | 2008-07-23 00:37 | イタリア紀行 | Comments(4)

師匠と再会&コンサート

恩師の一人、イタリア人のロレンツォ・ギエルミ先生の住む村で、夫と演奏会を弾いた。
実は夫も私も、学校は違えど同門。かの昔、このロレンツォ先生のせい(おかげ?!)で知り合ったのであった。さて、ミラノ郊外にあるこの師匠の村には、イタリアの歴史ある名工、マッショーニ・オルガン工房の、小さいが素晴らしい楽器がある。

今回のコンサートのテーマ(先生からの課題)は、J.S.バッハの「18のコラール」。
これは、バッハのオルガン作品の中でも、宝石のように美しい作品集のひとつで、コラール(ドイツの賛美歌)のメロディに基づいた、約18曲の作品がまとめられたもの。
ちなみに、この曲集を全曲弾くと2時間はかかる。それを一時間のコンサートに収まる長さに選曲して弾いて、との師匠のご指示。それを更に夫と分けたので、ひとり5曲づつになった。ああ良かった、夫が同門で・・と今回初めて本気で思った(笑)。それでも、2-3曲くらいならまとめて取り組んだことはあったが、5曲も、しかもコンサートのためにまとめて取り組むのは、かなりの練習量と集中力だった。いい勉強になりました。(あれ?釣りに行ってなかったっけ??)「バッハ全曲演奏会」などと題して一晩で全部、一人で弾かれる方がいらっしゃるけれど、本当に脱帽です・・!

さて、ここがその教会。
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教会内部。装飾で埋め尽くされた、素敵な教会。
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祭壇に飾られたアジサイ。
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f0161652_23324686.jpgオルガン。
マッショーニ社、
2000年作。

f0161652_2335222.jpg2段鍵盤+ペダル。16ストップ。
このストップは、ほとんどが上下どちらの鍵盤でも使える仕組み。便利。
師匠ロレンツォが注文した楽器だけあって、とても繊細なタッチで弾きやすい。

めでたいTシャツを着て、早速音決め&練習する夫。マツがえないでね。
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今回のコンサートには、実は仕掛けがあった。正面にはスクリーンが立てられた。
まずは、賛美歌に基づくそれぞれ(計10曲)の作品を弾く前に、師匠ロレンツォがその賛美歌の歌詞を朗読、そしてその曲の簡単な聴き所を解説。これならお客さまも聴きやすい。そして、私たちが演奏している間、お客様には美しい映像を見ていただいた。
これがコンサートの様子。(夫の譜めくり時に密かに撮影)
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映像は素晴らしい内容。それぞれの曲に沿った美しい自然、平和、人物などが織りこめられた画像に、たまに聖書のお言葉が混じって出てきたり。お客さまは曲ごとに、色々な瞑想や想いにふけりながら、バッハを聴くことができたようだ。しかもこの映像は、私たちが一曲弾き終わると同時に、タイミングよく完結するようにできていた。
というより、タネを明かすと、実はコンサートのだいぶ前から、一曲それぞれ何分何秒(!)かかって演奏するのか(テンポは弾く人によって様々)、正確に計って教えるように!といわれていたのだった。なので、本番でうっかり緊張してテンポが速くなったとか、ハエが目の前を横切ったので一時停止して捕まえたとか、音がわからなくなったので弾きなおして確認した、っていうことは許されない(当たり前か・・)な状況。

それにしても、バッハってすごい。弾けば弾くほど、聴けば聴くほど大好き。
師匠ロレンツォの前で、卒業以来初めて聴いてもらった機会だったので、少々気合も入って、緊張したけれど、素敵な映像が手伝って、雰囲気のある、自分も弾いてて嬉しいコンサートだった。いつか18曲全部まとめて挑戦したいなあ。なんちゃって、夢ばかりは膨らんでいくのだった。

コンサートには、隣村にあるマッショーニ・オルガン工房の人たちも聴きに来てくださっていた。近くに住むやはり同門の友人たちも。コンサートの後は、マッショーニさんのご自宅の素敵なお庭で、美味しいワインとドルチェを頂きながら、みんなで打ち上げ。
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ちなみに、マッショーニ・オルガンが2004年に、目白の東京カテドラルに、新しいパイプオルガンを設置し、それがNHKハイビジョンで取り上げられたことをご存知の方も多いかと思う。そのDVDが販売されているので、この場を借りて是非ご紹介を。
オルガンが出来るまでの様子、今回私が弾かせていただいたこの村のオルガンや、師匠ロレンツォも出てきます。なにより、オルガンの仕組みがとてもわかりやすく説明されていて、また、ひとつのオルガンが出来上がるまでの多くの人の愛情が伝わってくる、素晴らしいDVD。おススメです。パイプオルガン誕生

また、この東京カテドラルでは毎月、オルガン・メディテーションと題した、この素晴らしいオルガンが聴ける一時を催しておられます。是非一度訪れてみてはいかがですか?!
オルガンメディテーション

コンサートの裏話(?!)は、また明日。

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by organvita | 2008-07-22 00:36 | 見た弾いたオルガン | Comments(2)

てんらんかい

ある日、水彩画の先生から電話がかかってきた。お教室で描いた絵を二枚選んで持ってきなさい、と。 以前ヘタクソな私のお絵かきのことは少し書いたけど、水彩画教室といっても、私はたった10回通っただけ。その後も2枚家でテキトウに描いたまま、それっきりになっているので、かなり不意打ちの電話。なんでも、展覧会をするんだとか。
しかし、シロウトというのは恐ろしいもので、展覧会と聞いて「わーい!」と、躊躇も恥ずかしげもなく、さっそく2枚の絵を提出してきた。

そして、昨日、その展覧会を見にいってきた。おらが村の納屋を改造した建物の中で。
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広い納屋にたくさん展示してある!ずっともう何年もお教室に通っているような人もいるので、数はそれなりにそろっているようだ。
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こちらは村に住むプロのアート時計製作者の展示。なかなか面白い。
これは直売していた。
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テンペラ画コーナー。テーマはアフリカらしい。
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f0161652_1734882.jpg油絵コーナー。

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そして水彩画コーナー。
素敵な額に入っている。
こうやって家に飾って、
楽しんでいるんでしょうね。奥の木の絵がすばらしい。

初級者水彩画コーナー。
名札&額縁無しだが、一緒に描いてた仲間のなので、誰のか想像できる。
初級者とは思えないほど、みなさん上手。
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その他大勢コーナー。ここには私の絵も隠れてます。もう売れてるかと思ったけど(思ってない思ってない・・)、ありました、隅のほうに2枚、申し訳なさそうに(笑)。白状すると、左の上から二つ目と、一番右下。(しかも照明からはずされてる。笑)
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こうやって他の人のと比べてみると、日本人の性なのか、それとも私がそもそも暗いのか、私のは、色合いが非常に地味。栄えない。それに比べて、「たかが村のおばちゃんたち」(ごめん!)と思っていた仲間は、それでもやっぱりイタリア人の血なのかしら、色彩感覚が明るいなあと思った。
一緒に見にいった夫:「あ!あったよアイの!ここ!ここ!・・・・ふーん」・・・移動。
おいおい。もう少し何か言ってよ、ウソでもさあ・・・。
って言って連れ戻したら夫:「まあ、数回しか通ってないもんね。」慰めになってない・・・。

しかし、この10回に通って学んだことは、他人の絵をみて、ここどうやってやったんだろう?あ、ここ、紙を濡らした上に直接描いてる!とか、絵の見方が少~し変わったこと。
美術館に行く楽しみがまたひとつ増えた。
自分で描くほうは、きっと音楽と同じ。ひたすら練習を繰り返すのみなんでしょう。
また時間が取れるようになったら、教室復帰したいな。

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by organvita | 2008-07-15 18:20 | ドロミテの生活 | Comments(3)

B組のみんなへ

高校時代の友人のことを前々回書いたら、なんと数人のB組仲間からヒット!
おーい、みんなー!ありがとう~!!
そんな中、裏山に散歩に行ったら、な、なんと、我らが「すーじー」がそこにいたのだー!

こちらです。
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「すーじー」のおっぱい、ご立派。
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あ、我らが「すーじー」は男性でしたか。「スーズィー」は女の子なのよね・・。
ああ、黒板に張り付きながら、「であるからしてぇー!ここはぁー!」と数学の公式を熱く熱く説明してくれたすーじー先生が懐かしい。お元気でしょうか。
しかし、黒板に張り付いていた先生の姿は、昨日のことのように思い出せるが、
公式は全部忘れちゃいました・・。
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by organvita | 2008-07-15 16:50 | ドロミテの景色 | Comments(0)

釣り名人参上

最近遊びのネタばっかりで、このブログのタイトルの始めの6文字はそろそろ消したほうが良かれと思われる。
今週は夫がヴァカンスなので、この一週間集中的に練習しよう!と、先週末は熱く語っていたものの、釣り名人が遊びに来て、週末の決意はあっという間に忘れ去られた。おまけに日焼けした。「遊ぶときは遊ぼう!」いい評語だ(←って、私が作ったんだけど)。

釣り名人とは、夫の従兄弟。なんでも彼は、12歳で生まれて初めて釣り糸を川に垂れたとき、その初投球に大魚が引っかかったというラッキー人物。初めにこんな経験しちゃうと止められないのでしょうね。そんな訳で釣り一筋人生。

私はプチ仕事があったので、夕方現場検証へ。二人とも日焼けして肌が真っ赤。
ちなみに、観光シーズンが始まって、普段は静かなこの辺りも、すごい人。
村人より格好がお洒落なので、すぐにヨソモノだとわかる。
川べりを散歩する観光客たちが、釣り人ふたりの様子を覗いていた。
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こちらが釣り名人イザイヤ。10メートルのマイ釣竿がご自慢。さすが10メートルは長い!
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名人好調。これは小さかったので、このあと川に帰しました。きれいな色です。
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石遊び。

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釣りは一日ひとり5匹までという決まり。釣りをする前には許可証を買って、何匹釣ったか結果をそこへ記入し、最後に、川辺にところどころ立て付けてあるこのポストに投函しておかなければならない。
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本日の結果、名人7匹、夫3匹=計10匹で終了。
他、かなりの稚魚を釣って川に帰したとか。名人7匹さすが。
この後お魚を有難くさばいて、3匹は私たちのお腹に直行、残りは冷凍庫へ。
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お昼ゴハンに家に戻ってはきたものの、9時間ほぼぶっ通しで一日中釣っていた二人。
夜も、釣りの本で研究したり、お互いの釣りグッツを見せ合ったりして、遅くまで盛り上がってた。ずーーーっと魚の話してる。夫の目がハート型。いや、魚型。
「結婚式のときよりも嬉しそうだね」って冷やかしたら「うん!」だって。あ、そう。

今日は従兄弟を途中まで送りがてら、最近発見した湖へ。
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なんの宣伝(?)もしていないし、幹線道路からちょっぴり外れているので、もう何十回も
この道を通っているけど、今まで気がつかなかった。
しかし、見てください、この透明な水!魚がみえてます。
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この黒いの、全部おたまじゃくし。これが楽譜なら弾くの大変だ。
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ずいぶん茎のたくましいタンポポが。
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この大自然を前にして、二人の興味はもっぱら、水の中の魚。
こんなに水が澄んでいたら、魚からも釣り人が見えちゃうんじゃない?
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従兄弟会釣り人ふたり。左が名人イザイヤ君。
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アーノルド・シュワルツェネッガーにチョイ似の彼、ただいまお嫁さん募集中。
ちょっとシャイでとっても優しいイザ君、今回私、初めてゆっくり話したのだけど、ポイント上がりまくり。とってもいい人。夫に「アイの目がハートになってる」と注意された。そういうあなたは目が魚だというのに。
イザ君情報
年齢:31歳。
星座:魚座
血液型:魚型
趣味:釣り
特技:釣り
好きな食べ物:魚
ペット:ミミズ
デートスポット:川
結婚式会場:川辺
結婚指輪:釣り針を丸めたお手製リング
プロポーズの言葉:ボクが釣った魚を料理してください。

こんなイザ君のお嫁さんになりたい方、得意の魚料理を書いた履歴書をお送りください。
結婚式にはもれなく、オルガニスト二人お付けします。・・・安くしときますよ。

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by organvita | 2008-07-11 03:28 | ドロミテの景色 | Comments(6)

ドロミテでのヴァカンス

音楽高校以来、だからかれこれ20年来になる友人まどかが、パートナーのフランス人
フレデリックと共に、おらが村に遊びに来てくれた。
この二人はパリで、彼はアコーディオン奏者、彼女はピアニストとして活躍している。
まどかとは、15歳から日本の大学を卒業するまで、それこそ同じ釜のメシを食べた仲。
彼女はフランス文化、私はドイツ文化に憧れ、それぞれ卒業と同時に日本を飛び出したのだったが、国は違えど、外国人として体験する様々なこと、音楽のこと、ここには書けない(?!)いろんなお遊びのコトを、よく電話で報告し、励ましあったものだ。
その後彼女は、これまでの功績がフランスで認められて、アーティストヴィザを習得、
私はなぜだかイタリアに嫁ぐこととなり、お互い一息ついたところでの、5年ぶりの再会。

お二人と一緒に、この辺をあっちこっちドライブしたりして、楽しい一時を過ごした。
これがそのお二人。フランス語で「フレデリック」の発音が非常に難しいので、私は「ふれでぃ」と呼んでた。ちなみに彼はイタリア語がぺらぺら。
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ここはおらが村から車で一時間ほどの、ポルドイ峠の山頂。標高約3000M。
「ドロミテの屋根」と呼ばれるだけあって、天気が良いと360度の素晴らしいパノラマ。
いろは坂をずっと登った後、最後はこのロープウェイに乗って、一気に山頂へ。
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さっき車で走ってきた道が、糸のように細い。遠くには万年雪の積もる山マルモラーダ。
夕方やってきたので、ちょっとガスってしまっていたけど、このパノラマは気分爽快。
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ここから更に数日掛りで、向こうの山やそのまた先まで尾根を歩く登山コースが続く。
気軽には行けなさそうので、もうちょっと体鍛えてからだな。
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童心に帰って夢中で歩くふれでぃ。どんどん小さくなっていく。山って大きい。
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その先は断崖絶壁。鳥が羽を広げたまま風と遊んでいた。いいなあ~
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次の日は、パネヴェッジョ自然公園へ。ここはシカの保護地区。
奥の森は「ストラディヴァリの森」と呼ばれる。かの昔、ヴァイオリンに使う良質のモミの木を探しに、はるばるやって来たとか。と説明したら、「あ、だから所々木が生えてないんだね」とふれでぃ。オヤジギャグも連発。負けてられん。
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森の中を散歩。
モミの木に囲まれながら森林浴。

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ところどころで、こうやって森のことが学べる仕組み。
これは動物の足跡当てコーナー。
扉をめくると回答が。
森の中、本当に足跡残ってます。
きのこ発見。ここは自然保護地区なので、採集、狩猟、釣り禁止。
だから安心してこんなに大きくなったのかな。
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巨大アリ塚。
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つり橋のはるか下を、底までくっきり見える透き通った水の川が流れていく。
しかしここでカメラの充電切れ(泣)。
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3日目。おらが村の裏山、ラヴァツェ峠へ(Passo Lavaze')。この日はみごとな晴天!
この斜面は、冬はスキー場。
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ドロミテの尾根が見渡せる。
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ふれでぃ撮影。さすがフランス人アーティスト。センスが違うっす。
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これもふれでぃ撮影。
線の細い流れるように儚い花に眼がいくところも、パリジェンヌって感じじゃんぬぉ?
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イタリア人が撮るとこんな感じ。ピントずれてるあたり、愛嬌があるのぉ。
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山の斜面で美味しそうに草を食む牛たち。
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牛に正面から凝視されることが、なぜか多い私。新種の仲間だと思われてるんだろな。
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こっちからも。牛の世界では、私相当イケテるみたい。
と、いい気になってたら、あれ、ここみんな牝牛でした。つまんないの。
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こんな近くに来るんだから、本当に牛と思われてるのかも。私が牛肉大好きとも知らず。ふっふっふっ・・・。がぶっ。あ、噛み付いてない噛み付いてない。
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B組のみんなー!元気ですか~?!私たちは20年前と全く変わらない若さで元気でやってます~。と、遠目の写真で控えめにご挨拶。これなら顔のシミもシワもバレるまい。
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フランス人は大のチーズ好き。ここの谷のチーズが食べたいというので、チーズ直売店で大量に仕入れて、ベランダでお昼。急にここがフランスな気がしてきた。
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ああ、贅沢。でも日本と比べたら全然安いのですよ。
ちなみに、チーズには食べる順番があるとかで、生粋フランス人ふれでぃによる興味深いチーズ食べ方講座を聞きながら、「あ、さっきのチーズの味忘れちゃった」と逆走しながらかぶりつくイタリア人夫&その妻であった・・・。
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おらが谷を降りると、そこにはブドウ&リンゴ畑が広がっているのだが、そこでは知る人ぞ知るワインの銘柄、ゲヴルツトラーミナー(Gewurztraminer)を作っている。
香り豊かで私も一度飲んで大好きになったワイン。友人たちもこのワインのファンなので、ワイナリーに行ってみたが、残念ながら休暇中。ぶどう畑の中をドライブ。
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これから色づいていくリンゴ。ツマミ食いにはまだ早いみたい・・?!
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昔のオーストリアだった地区なので、建物も可愛いらしい。
このあたり、9月末になると甘~い果物の香りで満たされます。
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さすがにお昼のチーズが重くて(食べ過ぎたからだけど・・)、夜は和食。
日本人同士で海外で食べる和食はこれまた格別。
一年前に来てくれた友人からお土産に頂いて、もったいなくて手を付けられなかった素麺をこの機会に頂きました!Tさん、ご馳走様でした~。
付け合せはベランダで育ったシソの葉、夫ママが家庭菜園で育てている日本のキュウリ、缶詰で売っているいなり寿司の油揚げの千切り、それに日本から持ってきた梅干。
みりんを切らしていたので、即席で適当に作ったなんちゃって汁だったが、中々の味!
でもこういう時、夫が外国人だと、本物の味を知らないので助かります(^^)。
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この数日、高校&大学時代からのいろ~んな思い出&笑い話で盛り上がりしゃべり続けて、今でも喉が痛いのだが、一番盛り上がったのは、高校B組の出席番号順(←これが難しい)クラスメイトの名前思い出し大会、に続き、お隣A組も。(うちの高校は2クラスしかなかった)。最後は先生の名前思い出し大会。直接習ってない先生も含めだから、これが意外と難しかった。モンモンと考える中、二人で同時に数学の先生を思い出し、
あっ!すーじー!!」(数学のおじいさんだったので、すーじーと呼ばれていた。)と叫んだ瞬間、聞いてた夫が「誰?Susy?」と美しい発音で反応。
夫が外国人だと突っ込みどころが不意打ちで面白い。
みなさん、高校のクラスメイトの名前、全員言えますか?!

長くなりましたが、最後にふれでぃ、こと、フレデリック・ダヴェリオさんのご紹介を。
クラシックのレパートリーはもちろん、彼自作のフランスの香り溢れる作品は本当に素晴らしいです。アコーディオンという楽器に対するイメージも変わりますよ。
CDも発売中。12月には初日本公演もあるそうです。みなさま是非どうぞ。

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FredericDAVERIO
Homepage


PS: B組のみんな!これを読んだら是非連絡くださいねー(^^)。


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by organvita | 2008-07-07 23:51 | ドロミテの景色 | Comments(13)