2009年 01月 28日 ( 1 )

聖地オローパ Santuario di Oropa

神父さんに連れられるまま、翌日オローパという巡礼地を訪れた。
昨晩演奏した教会から車で30分ほど。
辺りに民家もみえない雪の山道をぐんぐん登っていくと、突然視界がぱっと開け、
凹字型の大きなモニュメントが現れた。圧巻。
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小雪の舞う中、階段を登りきると、さらにその奥に素晴らしい景色が続いていく。
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たまたまお葬式をしていたこともあり、教会の素朴な鐘の音がひとつ、カーン、カーン・・・と雪の谷間に静かに響き続ける。敷地に足を踏みいれた瞬間から、「あ、ここ何かある」って感じた。なんかわからないけど涙出そう。
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全く無知のままの訪問だったのだが、なんでもここオローパは、世界遺産サクロ・モンテに登録されている聖地だとか。
詳細はここのHPや、ビエラ市の観光案内HPこちらをどうぞ。
数千もあると言われる部屋は一部、宿泊施設にもなっており、ぐるっと巡る回廊には、この聖堂に飾られている黒いマリア様への、人々の感謝の祈りが、所狭しと飾られている。
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マリア様に心を捧げる、という意味で贈られたハート型のメダル。相当古いものもあり。
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前ローマ法王が訪問された時の写真も。
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大事故にあったが幸い救われた、なんていう感謝のメッセージも、絵手紙で見ることができる。
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サッカー選手が捧げたユニフォームまで。著名選手のもあるらしい。
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       癒されて歩けるようになった人たちの杖。
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この修道院で生まれた聖歌もあり、今日まで歌い継がれているとか。
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礼拝堂。
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黒いマリア様と子どものイエス。
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後部のバルコニーにオルガンが。
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演奏台は祭壇の脇に。誰もいない会堂でしばしオルガンを弾かせていただいた。
演奏台から会堂後部のオルガンまでは、ラジオ電波で繋がっている。
3段鍵盤だが、この後部の大オルガンを鳴らすのには、そのうちの2段鍵盤だけを使う。
残り一つの鍵盤では、祭壇後方上部にスウェル(開閉式扉)と共に取り付けられたヒミツの小部屋部分に納められたパイプ群を鳴らすことが出来る。
つまり、会堂に座っていると、後ろから大音量のオルガンの音が、しかし、黒マリア様の祭壇の前方から時々エコーのように、天空の響きも聴こえてくる、という仕掛け。
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雪に覆われていたため、山の巡礼地に入ることはできなかったが、とても感動的な聖地訪問だった。夏は観光客でかなり賑わうようだが、こんな雪の季節もおススメ。
是非もう一度、ゆっくり宿泊兼ねて来たいな。
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Oropa←こちらでご紹介いただきました。


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by organvita | 2009-01-28 00:49 | イタリア紀行 | Comments(4)