「イタリア・バロックのクリスマス」

12月20&21日、神奈川県民ホール小ホールにおいて、
パイプオルガン・クリスマス・コンサートを弾かせていただいた。
集まった6人の音楽仲間たちと選んだテーマは、~イタリア・バロックのクリスマス~
こちらはリハーサル風景。コンサート前の丸3日間、ホールにこもって一日中練習。
舞台の上には、素敵なクリスマスツリーも飾られ、一気に気分が盛り上がっていく。
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オルガンからみたアンサンブルのメンバーの位置関係はこんな感じ。
舞台上と客席では、聴こえかたが異なるので、入れ替わり立ち替わり誰かが客席へ行ってバランスチェック。6人それぞれの感性を聴き合い、意見を交わし合い、MDでも録音しながら、少しづつ自分たちのイメージに近づくように、音楽を作り上げていく。
一人でソロで演奏している時にはできない、メンバーとの連帯感みたいなものが構築されていく一時。みなさん本当に素晴らしい演奏家たちなので、6人のいろんなアイディアが
ぶつかり合い、どんどん音楽が広がっていく感じ。
これがアンサンブルの醍醐味なんだよなあ~!ああ、幸せ・・・。
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舞台のクリスマスツリーとオルガン。
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オルガンの演奏台。
オルガン:ヨハネス・クライス社(ドイツ) 1974年制作
3段鍵盤+ペダル。30ストップ

神奈川県民ホールでは、毎月お昼に、オルガン・ランチタイムコンサートを催している。
日本のオルガニストの、いわば登竜門!
その他にも、数多くのオルガンコンサートが開かれており、コンサートホール・オルガン事業の先駆け的な存在。
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リハーサル&本番2日の毎日、ホールの方が、お昼にお弁当を用意してくださった。
これがまた非常に美味しい。しかも毎日違うメニュー。このお弁当を楽しみにガンバれました~!浦上さんありがとうございます!
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担当の井上さん。ホワイエの飾り付けを夜遅くまでしてくださった。星と笑顔がキュート。
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問題: さて、これはなんでしょう。
答え: 舞台上に貼る、備品の位置のしるしテープ。
曲の編成によって、譜面台や椅子の位置が変わるので、いろいろな色で全てのパターンを印付け。こうやって見るとなかなかきれい。
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突然ですが、バロック・ヴァイオリン・デビューしました(笑)。
私は弟が小さいときにヴァイオリンをやっていたこともあって、ふざけてマネしたりしたことがあるので、「きらきら星」だけは弾けますっ!(・・・って、弾けると言ってしまうところが相当ずーずーしい)。レベル的には、鍵盤楽器弾けない人が「ネコふんじゃった」だけは弾けるっていう感じといい勝負・・・。
コンサートでは、弦の4人が自分たちの楽器をお客様にお見せしながら、現代の楽器と
バロック楽器の違いなんかをトークしてくれて、好評でした。私も勉強になったよ。
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こちらは、正真正銘本物のヴァイオリニスト、天野寿彦さん。
オルガンで音取りしながら練習中。すごすぎ。
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ソプラノ久保田潤子さんの、美しいドレスと靴。と、靴に住むペット。
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問題: これはなんでしょう。
答え: 潤ちゃんの衣装入れ(2着)。意外となかなか重い。(何キロあるんだっけ?!)
これをかついで電車でやってきた、笑顔の歌姫。音楽は体力勝負っす。
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3日間のリハーサルを経て、すっかり意気投合してしまった私たち。
コンサートに集まってくださった沢山のお客様と、そしてホールの方々に暖かく包まれながら、至福の一時を過ごさせていただいた。日本で日本人と弾いているのに、なんだかイタリアの教会ででも弾いているかのような気分。それにしても、イタリア・バロック、透明感と躍動感に溢れていて、そしてこれまたメロディが美しくて、くぅ~!ニクイっ!
自分で言うのもなんだけど、みんなでたっぷり時間をかけて作った今回のプログラム構成、悪くないよね?!この6名全員が揃って演奏したのは実は初めてだったのに、こんなに息があって楽しく演奏できて、コンサートが終わってしまうのが本当に名残り惜しかった。みなさん、またやりましょう~!
最後にみんなで記念撮影。
左から、ヴァイオリンの天野寿彦さん、私、ヴァイオリンの大西律子さん、
ソプラノの久保田潤子さん、チェロの十代田光子さん、ヴィオラの上田美佐子さん。
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なんと20日のコンサートは、チケット完売!
この業界では、チケットが完売すると演奏者は主催者から「大入り袋」を頂けることがあるんだそう。実は私、大入り袋を頂くのは初体験!中は50円玉。(5円だったり500円だったりするらしい。)これは縁起を担いで取っておくものなんだって。
記念に楽譜に挟んでおこうかな。
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打ち上げは、ホールから歩いて5分の中華街で!
このコンサートに備えて禁酒していた(笑)メンバーも含め、みんな炸裂。
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この写真見てたらまたお腹空いてきた。もっと食べとけばよかった(私、最後まで食べてましたが)。イタリアに戻ったら、この写真デスクトップに入れて拝もう・・。
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気持ちの良い仲間たちと、好きな音楽が出来たコンサート、
幸せなクリスマスのプレゼントだった。
聴きにきてくださった皆さま、どうもありがとうございました。


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by organvita | 2008-12-26 20:10 | 見た弾いたオルガン | Comments(5)
Commented by こぐま at 2008-12-27 02:05 x
色々思い出して涙です・・・

こぐま
Commented by giulio71 at 2008-12-27 04:11
大入り袋、よかったですね! コンサートムードが伝わってきましたよ。来年のご活躍も楽しみにしています。よいお年を。
Commented by K RAUM at 2008-12-27 14:22 x
ブログ楽しく読ませていただきました。

素晴らしいコンサートありがとうございました。
アンサンブルを作り上げていく醍醐味・・・いいですね。
私は初めてアンサンブルの醍醐味を聴く・観る・・味わいました。
音楽のバロック、、初めて分かりました。

来る年がよい年となりますようにご健康とご多幸と、ご活躍をお祈りいたします。
Commented by organvita at 2009-01-01 14:09
giulio71さん、いつもコメントありがとうございます。
今年はどこかでお会いできたらいいですね(^^)。
どうぞ良いお年を!
Commented by organvita at 2009-01-01 14:10
K Raumさま、コンサートにおいで下さりありがとうございました!皆様にもどうぞよろしくお伝え下さい。
楽しんでいただいたようで嬉しいです。何より、弾いている私たちが一番楽しませてもらったかも!
どうぞ今年もよろしくお願い致します!
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