サン・ニコロ

12月5日は聖ニコラウスの日。イタリアではサン・ニコロと呼ぶ。
サン・ニコロは、子供たちにプレゼントをくれる聖人=サンタ・クロースなのだ。
私たちが知っているサンタクロースはクリスマスイヴにやってくるが、ここでは12月5日。
6日の朝起きると、暖炉や枕元にプレゼントが置いてあるというわけで、じゃあ24日は?と夫に聞くと、24日は夜、家族でミサに行き、25日、26日もお祝いをするが、子どもがもう一度、プレゼントにありつけるというわけではないみたい。まあ、地域や家庭によっても、祝い方、サン・ニコロの出現の仕方は色々なのだと思いますが。
ちなみにうちの夫は、小さい時いつもサン・ニコロに手紙を書き、欲しいものをリクエストしたが、サン・ニコロはいつも希望の品とはちょっと違うものを置いていくんだとか(笑)。どの国のサンタクロース(親)も同じなのね。しかしある年に、サン・ニコロから思いがけず電子キーボードをもらったことが、今の彼に繋がっているらしい。

さて、おらが村には、毎年この日、サン・ニコロがやってくる。こちらがお知らせポスター。
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私もこの村へ越してきてから、3年連続皆勤賞で参加してる。
まずは教会の前に集合。子どもたちはカウベル(ここが田舎っぽい!)とろうそくを持参。そこから広場まで、教会から出てきたサン・ニコロと、カウベルを鳴らし、歌いながら行進。
ママに抱っこされた子どもが手にもっていた手作りランプ。
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広場でサン・ニコロを囲む村人たち。
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Eccolo!San Nicolo'! サン・ニコロ発見!天使も連れてる!
手前の赤帽軍団は引越し屋さん、ではなく、村の小学生たちによる合唱隊。数曲ご披露。
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おらが谷には、どの村にも一人ずつ、サン・ニコロ役のおじいさんが存在するんだとか。
子どもたちの歌を聴いた後、村の歓迎に感謝を述べるサン・ニコロ。
そして「みんな今年も良い子にしてたかなー?」などと語りかけ、プレゼントをくれる。
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サン・ニコロが連れてくるロバ。プレゼント一杯積んで。
良い子へのプレゼントは中にお菓子が、しかし悪い子には、中に炭が入っている、という話らしい。なのでどの子も、開けるまで緊張気味。
幼稚園さん~!1年生~!2年生~!と順番に呼ばれてもらいにいくのだが、35歳までは呼んでくれず、今年もお菓子をもらいそびれた私・・・。
もうちょっと持ってきてくれてもいいのに・・・。
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ま、大人のお楽しみはこっちでしょう。サービスのホット・ワインコーナー。
寒い外で飲むのは格別暖まるなー。
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それではみなさん、ご一緒に!乾杯!
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by organvita | 2008-12-08 00:26 | ドロミテの景色 | Comments(5)
Commented by at 2008-12-08 23:13 x
盛岡も随分と寒くなってきました。雪こそないものの、手袋なしではいられないのだ~!愛ちゃん、風邪はもう治りましたか?異国の様子を楽しみに見てます。あと、愛ちゃんの文才もね!あまり、大股で雪の上を歩かないようにね、ホットワインも良いね、じゃね。
Commented by organvita at 2008-12-09 23:12
杉さん、盛岡も寒そうですね。橋の上の大股歩行を目撃された私としては、今年も滑らないようにと気をつけております(笑)。そっちではやっぱり熱燗ですかね。ああーどぶろく飲みたい・・・・。
Commented by carissimi at 2008-12-10 20:39 x
イタリアもすっかりクリスマス一色ですね。ボローニャでも先日、日本人会のクリスマス会がありました。でも、クリスマスは日本にいらっしゃいますね。お正月までいらっしゃるのでしょうか?私も明日帰国し、日本でお正月を過ごします。横浜のクリスマスコンサートにも伺おうと思っていますので、ぜひお会い出来れば嬉しいです。では、お元気で。
Commented by こぐま at 2008-12-22 02:10 x
美しい写真が一杯で感動!
愛ちゃん、こんな素敵なブログを書いていたのね!
イタリア・バロックのクリスマスの本番前に見とけば良かった。

毎日通うだけで精一杯だったこぐまより
Commented by organvita at 2008-12-27 01:22
こぐまちゃん、いらっしゃいませ!ご訪問どうもありがとう。
こんな僻地から下山して、おしゃれな横浜にたどり着いていたのでした、私(笑)。
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