東京・聖路加国際病院礼拝堂のオルガン

月曜日から、一年ぶりに日本に滞在しています!
早速昨日は、築地の近く、聖路加国際病院礼拝堂の、オルガンコンサートシリーズ
「夕の祈り」で弾かせていただきました。
こちらが教会&病院外観。都心でも、緑に囲まれた落ち着きある一角。
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礼拝堂に入ると、そこにはヨーロッパかアメリカの歴史ある教会にでもタイムスリップしたかのような、石造りの素敵な空間が広がっていた。
5・6階分くらいありそうな高いアーチ型の天井が、訪問者を温かく包んでくれる。
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東京の中でも、由緒ある歴史建造物の一つなのでしょう、細かいところにも大正ロマンを感じさせるような細工が施されている礼拝堂。ステンドグラスも美しい。
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かわいい天使発見。
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礼拝堂後部のバルコニーには、フランスの名工ガルニエ工房の名器が鎮座していた。
ガルニエさんのオルガンは、その音色もさることながら、ケースの装飾が非常に美しい。
私の大好きなオルガン工房のひとつ。実は、以前弾かせていただいていた、盛岡の市民文化ホールのオルガンも、このガルニエ工房の楽器だったので、今回はなんだか、
「お里帰り」したような気分だった。この温かい響き、懐かしい!
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オルガン:
ガルニエ・オルガン工房 1988年制作 Manufacture d'Orgues Marc Garnier
3段鍵盤+ペダル 30ストップ パイプ総数2077本

オルガニストの背中側にある部分、下にいる会衆に近い部分にあたるオルガンケース
(なので、この部分を「リュック(背中)ポジティフ」といいます)のためのストップは、
背中側に並んでいる(写真左端)。
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聖路加病院の病棟と繋がっているこの礼拝堂。一日前に練習にお邪魔した時にも、
礼拝堂には常にひとり、ふたりと、患者さんやそのご看病にいらしている方々が、静かに祭壇に向かって座っておられる姿が見えた。
色々な人を静かに温かく迎え入れ包み込んでくれるこの礼拝堂。私も「自分が弾く」という意気込みから、「オルガンに鳴ってもらおう」という気持ちにさせられた。
弾いた曲は、J.S.バッハの、祈りの歌詞が織り込まれたコラール前奏曲を中心に。30分の演奏の後、司祭先生の祈りが続く。最後は全員で、オルガンの伴奏で賛美歌を。
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沢山の友人たちが駆けつけてくれた。以前一緒に演奏したソプラノのAさん、私のブログを発見してくれた小学校(!)の友達Mちゃん、出身教会の方たち、ブログ友達さん、アメリカにいる親友のお母様、などなど!どうもありがとうございました!

コンサートの後は、オルガン仲間大勢&司祭先生で、築地でお魚料理を。
ああ、久しぶりのお刺身のオンパレード・・・。美味しすぎる・・・。予約下さったHさん、
ナイスチョイスです!ありがとうございました!ご恩は一生忘れません(笑)!
オルガンを弾いて/聴いて、教会を出ると築地のお魚が待っている・・・ここは間違いなく、天国に一番近い場所でしょう。ちなみに、仏教徒の方は、築地本願寺のオルガンランチタイムコンサートへどうぞ。極楽浄土はもうそこに。
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沢山のオルガン仲間たちとの再会!みんなどうもありがとう~!
それにしても、なんでオルガニストってみんなこんなに面白いんだろう~?!気さくで素敵な司祭先生も大活躍。ああ、久しぶりにお腹の底から笑い転げました。
これが外国語だと、とても全部聞き取れないから「イタリア人うるさい」とか思っちゃうけど、机の上で乱交差するどの人のボケもツッコミも全部耳に入ってくるから、こりゃー面白い。ああ、日本語万歳。夫よ、私はイタリアに戻らんかもしれんぞよ。(戻る戻る・・)
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ちなみに、聖路加国際病院礼拝堂のこのオルガンは、今年で20周年を迎えるそうです。歴史ですね。その感謝礼拝が、10月12日(日)17:00より行われます。奏楽は当教会の4人のオルガニストの方々(林佑子、伊藤純子、小野田良子、渋澤久美さん)。

そして、次回のオルガンコンサート「夕の祈り」は、
11月5日(水)英貴子さん、12月3日(水)秀村知子さん、いずれも18:30からです。
是非お出かけ下さい。


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by organvita | 2008-10-02 11:33 | 見た弾いたオルガン | Comments(8)
Commented by luna at 2008-10-03 00:44 x
いいないいな~、日本なんですね!羨ましい。。。
何が羨ましいってお刺身ですよ!
それにしても本当に美しいオルガンですね。
音楽に疎い私ですが、幼稚園がカトリックだったのでパイプオルガンの音色は大好きです。
ついでに言うとピアノ10年くらいやったんですけどね。。。もっと真面目に練習していればって今になって思います。せっかく小さい頃から始めたのに音楽の「お」の字もわからないんですから。笑
Commented by yuuk at 2008-10-05 20:14 x
イタリアのトリノからです。はじめまして。
実は先日、友人に誘われて、うちの近所の教会で開かれている国際オルガンフェスティバルに行き、(たぶん)初めてオルガンの生演奏をじっくり聴き、その不思議さに引き込まれてしまいました。
全くのド素人の私には、「空中から、なんでこんなにいろんな違う音が出てくるの?!」という感じで、まるでビックリ箱を音で聴いているようでした。
奏者のChristopher Herrickさんは、ものすごく楽しそうにされていて、はじめてのすごい世界に魅了されました。
それで今、パイプオルガンって何?と知りたくなり、サイトをめぐっているうちに、愛さんのこのブログにたどり着きました。愛さんからみたオルガンの魅力、たっぷりのページですね。過去ログも含めて、少しずつ、読ませていただきますね。
日本でのコンサート、頑張ってください。
私は明日の晩は、同じ教会で、Jean Guillouさんのコンサートを聴いてきます。
Commented by organvita at 2008-10-06 00:26
Lunaさん、お刺身いいでしょ~(^^)。
オルガン今からでも全然遅くないですよ!この際、習ってみたらどうですか?!ピアノをバリバリ弾ける人より、逆に先入観がない分、すんなり馴染めちゃったりするものですよ(^^)。
Commented by organvita at 2008-10-06 00:29
yuukさん、ご訪問ありがとうございます(^^)。
ヨーロッパの教会で聴くオルガンの響きは特別ですね~。音が降ってくますし!是非これからも続けて聴いてみてください!
Jean Guillouさんはパリのオルガニストなんですけど、世界的に有名な巨匠の一人で、個性的で面白い演奏を聴かせてくれると思いますよ!乞うご期待です!
Commented by K RAUM at 2008-10-06 10:11 x
おはようございます!
聖ルカ国際病院礼拝堂でのコンサートは
人々を天国に導く荘厳さに、しばし、心が癒されました。
夜の礼拝堂は重々しさが印象的でしたが、
ステンドグラスが明るい礼拝堂は素敵ですね。
一度明るい時に訪問してみたいです。
私は礼拝堂へ直接入る入り口が分からなかったので、
病院の入り口から入り、白衣のお医者様に礼拝堂への
通路を伺いました。病院の中の教会に少々戸惑いもありました。

聖パウロ教会にはお仲間のカナさんと伺います。
Commented by サチコ at 2008-10-06 11:30 x
愛ちゃん、もう帰国してるの???
時間が合えばぜひ会いたいな。
コンサートも、どこか伺えたらいいな。
Commented by gotk at 2010-12-23 21:33 x
いい雰囲気のお店ですね。なんと言うお店か、教えていただけますか。
Commented by organvita at 2010-12-24 23:44
gotkさんへ。
こんにちは。コメントありがとうございます。
お店の名前・・・連れて行っていただいたのでもう覚えていません・・・。
この教会から歩いていったので、この近辺ではあるのですが。
複合ビルの地下1階だったような・・・。いつか伺ってみますね。ごめんなさい。
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