おらが村で演奏会

木曜日、おらが村の教会で、ソプラノ&オルガンの演奏会を催した。
こちらがおらが村の教会。家から歩いて5分。こんな近くで弾けることはそうないだろうな。
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今回は私も特別に嬉しい演奏会。何故って、リューベック時代から、それこそ音楽も食も楽も泣も共有してきた友人、ソプラノの小池久美子さんを、ドイツからお招きして、一緒にまた音楽をすることができるからだ。久美子さん、こと久美ちゃんは、今振り返ってみれば、私をアンサンブルの楽しさに目覚めさせてくれた人。ドイツ時代にもよく一緒に、礼拝やコンサートで演奏したり、図書館で目新しい楽譜を見つけては、初見大会と題して合わせてもらったりしたもんだったなあ。
偶然にも彼女は南ドイツに、私は北イタリアに嫁ぎ、意外と近い距離に住んでいることもあって、遊びに来てもらいがてら、また美声を聴かせてもらっちゃおう!という運びとなった。実は「おらが村」で歌っていただくのは二回目。年明けにあった一回目のコンサートで、コンサート企画のおらが村のおじちゃんが久美ちゃんの日本美と美声に一目&一聴惚れ、「また夏に呼び戻せ!」とその場でオファーがかかり、お陰で私&夫も、伴奏者としてオコボレを頂戴したという訳(^^)。私は久美ちゃんとまた弾けるし、遊べるし、しゃべれるしってわけで、嬉しい一時を過ごしたのだった。

                こちらが、おらが村の教会内部。
         オルガンは祭壇の後ろ側。3連の絵の後ろ側に隠れている。
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久美ちゃんと夫リハーサル中。私はバランスチェック&撮影係。
オルガンの演奏台も祭壇後ろにあり、普段礼拝の時はカーテンも閉めてしまうので、弾いているところは見えない。コンサートではカーテンは開けて弾いたのだが、歌手は前に出た方が、声も直接届くし良いねってことで、立ち位置を色々試した。結果、歌手とオルガニストはこれだけ離れた関係。残響で二人の間に時差が出て、ぴったり合わせて弾くには
ちょっとコツが必要。念入りにリハーサルを重ねていく。
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祭壇裏のオルガン演奏台とオルガンの関係はこう。絵画の後ろにパイプが隠れている。
その下のたくさんの扉(スウェルという)の中にも。この扉を足の踏み板で開け閉めして
強弱の効果をつけることができる。
オルガン:マッショーニ社1924年制作 Mascioni Op.261 
      26ストップ、2段鍵盤+ペダル、空気式アクション。
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古い楽器で、今後修復が必要。電源を入れるとブオーーンとすごい音。飛行機発進っ!
風箱の風が漏れて、絵画がひらひら靡いてる・・。
鍵盤はこんな感じ。この時代のストップ(音栓)は、ノブを引っ張る形ではなく、いわばエレクトーンみたいな形(鍵盤の上に2列に並んでいるところ)。色つきで楽しい。
この時代の楽器は、空気式アクションで、鍵盤の感触が掴み難いとか、難しい問題もあるが、パイプの音色は温かみがあり、現代のさっぱり&きっぱりした整音の楽器よりも、どこか愛着が湧いてしまうのも事実。
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クレッシェンド・ペダルと呼ばれる足元のロールを回すと、ストップが自動に順々に入り、
音がどんどん大きくなっていく。手元のストップを一々操作しなくていいので便利。
その足元ロールがどのくらい回ったかを確認できる小窓がこれ!
Pはピアノ、MFはメゾフォルテというわけ。これがだんだん増えていくと・・・
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ちゃら~ん!
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スロットマシーンみたいで楽しいじゃあないですか!
意味なくぐるぐる回転させて遊んでしまった(笑)。赤地に白の文字っていうのもカワイイ。果物の絵とかに変えたらもっと面白いのに。なんちゃって。

久美ちゃん&私のレパートリーは、ドイツ・バロックものが多いのだが、今回はこういうオルガンを与えられたこともあって、ドイツ&イタリアのロマン派の作品を中心に選曲。
ベッリーニやメンデルスゾーン、モーツァルトなどを、歌&オルガン、オルガンソロ、オルガン連弾で聴いていただいた。

コンサート前の空。
ちなみに、一時間のコンサート後、そとは土砂降りの雨でした。
山の天気は変わりやすい。
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教会入り口でお客さまにプログラムを配る少女たち。民族衣装でおめかし。
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本番前の、こちらが小池久美子さん。
東洋美のソプラノ歌手の登場に、おらが村人びっくり!その美声&音楽を聴いて更に更にびっくり!スタンディングオベーションの拍手喝采でした!ブラヴァ!久美ちゃん!
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書くのをここで止めておけば、美しく纏まるのですが、そうならないところがこのブログ。
って訳で(どんな訳だか・・)、コンサート後の打ち上げは、おらが村で一番美味しいピザ屋さんで(って、二軒しかないんだけど)。
ボルツァーノの友人たちも駆けつけてくれて、盛り上がりました!ありがとう!
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そのボルツァーノの、私の食いしん坊ブログ(本当はオルガンブログのはずだが・・)を
いつも読んでくれている友人に、
やっぱり食べっぷりいいねえ~!」と言われながら食べたのが、このピザ。
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「4種類のチーズ」ピザに、更に特注でくるみを載せてもらったもの。激ウマ。
夫婦で最近ハマってます。しかも夫婦で一枚ずつ頼んでるし。じゃないとケンカになる?
せっかくコンサート弾いて汗かいたのに、これ食べたら弾いた意味がない・・?
いえいえ、これが食べれると思ったから、がんばって弾いたのですよ。うんうん。
人間なんて単純よね。(私か、それは・・・。)


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by organvita | 2008-08-18 22:43 | 見た弾いたオルガン | Comments(1)
Commented by 久美子 at 2008-08-21 05:49 x
愛ちゃん、Aくん。今回も大変お世話になりました。どうも有り難う!
愛ちゃんやAくんと再び一緒に演奏させていただけてとても幸せでした^0^。
愛ちゃんの文才(何気なく書いていらっしゃるのでしょうが)すごいです。臨場感も、気持ちもとっても良く伝わってきますよ。
何か、沢山お褒めいただいて恐縮です。気持ちよく歌えたのは愛ちゃんとAくんの素晴らしい伴奏のおかげですよー*^^*
お二人のソロや連弾も迫力あって良かったですっ!
それにしてもコンサート、楽しかったねぇ~!大入り満員で感謝でした。
本当に・・・愛ちゃんには今まで一緒にいろいろ遊んでいただいて。懐かしい・・・これからも(声がビロビロになるまで)どうかよろしくお願いいたします。(早めにリタイヤするから大丈夫よ!>_<:)
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