ベルガモ、バジリカ・サンタ・マリア・マッジョーレ教会

ミラノの東、丘の上に築かれた美しいベルガモ(Bergamo)の町で、夫と連弾&ソロコンサートを弾いた。私はこの町が好きで、何度か旅行で足を運んだことがあるが、前回は春に、オルガニストの友人M&Kちゃんと(覚えてるか~い?!)オルガン見学に来たばかり。この辺りには、なかなか良い歴史楽器が残っている。

今回弾かせていただいた所は、ベルガモの中心に建つ、この美しい教会。
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入り口を守るライオン。みんなに触られてお尻がピカピカ。
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オルガンは正面の聖歌隊席を挟むように、左右2台に分かれて配置されている。
その昔は2台の別個の楽器がこうやって向かい合い、聖歌と交唱したり、2台の楽器で共演したりして使われたのだが、現在はこのオルガンケースだけが残っており、左右の楽器はロマン派様式の楽器として、電気アクションの移動式演奏台とひとつに繋がっている。

オルガン:
V.ボッシ(Vegezzi Bossi)1915年→ルファッティ(Ruffatti)1948年。
修復、ルファッティ(Ruffatti)1992年。
65ストップ、3段鍵盤+ペダル。

夫練習中。演奏会のときだけ聖歌隊席の前に、車輪のついた演奏台をごろごろと引っ張って出してくる。なので、今回は弾いているところがお客さまに丸見え。
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こちらが演奏台。
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演奏台から見上げたら、すごくゴージャスな別世界が広がっていた。
上を見ながら弾ければなあ。暗譜してこればよかった・・・って、それでも無理か。
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弾いた曲は、「今年の課題です」と言われたバッハのプレリュード&フーガ変ホ長調、
(今年招待された人はみんなこの曲をプログラムに組み込まなければいけない。お客さんは聴き比べられるというわけです・・汗)、それにフランス&ドイツのロマン派のシンフォニー作品など。最後に19世紀前半の、パードレ・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(Padre Davide da Bergamo)という、まさにこのベルガモの町出身の神父さんが書いたピアノ連弾曲を、
オルガンにアレンジしてご披露。この神父さんかなり陽気。弾いてるこっちがにやけちゃうくらい楽しい。きっと面白い人だったんだろうな。どんなミサを挙げてたんだろ?!
かなり限られた時間の中で音作り&練習をしている間、途中で不具合のストップがあることに気がつき半パニック。しかしここのオルガニストは夏休み中で居ない。頼れない。
時間がどんどん過ぎていく中でどうにか解決方法を見つけ出し、間一髪。ああ、寿命が縮む・・。演奏会中も何事もなく無事に終了。よかったです、ほんとに・・。
天井の高い会堂内に満ちるシンフォニックなオルガンの響きは、とても気持ちよかった。
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f0161652_771740.jpg教会の後方にある
ドニゼッティの墓。
墓石に彫られた7人の天使。それぞれ音叉を手に持ち、そこにはド・レ・ミ・・・の7つの音が記されている。天使の、巨匠を失った悲しみと怒りに満ちた表情が素晴らしい。
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教会を出たら、広場で子どものための人形劇をやっていた。人形、等身大。
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広場にある噴水。これが温泉なら迷わず入るのに・・。
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そう大きくない目抜き通りに、お洒落な店が並ぶ。友人の結婚祝いを購入。ドルチェも添えたかったけど・・断念。盛岡のO&Mさん、明日お祝い送りま~す!ドルチェはこの写真でとりあえずガマンしてくだされ。そのうち、新鮮なのを食べに来てね(^^)。
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f0161652_7433558.jpgクッキーでかい。
ネコの缶に入ったクッキー。犬シリーズもあり。
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ネコ缶ショーウインドーを余裕で見下ろすベルガモ鳩、水浴び中。
なんだか急に鳩サブレが食べたくなった。
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by organvita | 2008-08-18 08:03 | 見た弾いたオルガン | Comments(3)
Commented at 2008-08-19 00:43
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ouchidaisuki at 2008-08-19 01:05
愛ちゃん、素敵な演奏会's週末、お疲れ様でした!
下の教会のフレスコ画も、ベルガモの教会の天上も、本当に美しいね~!
触られておしりピカピカのライオンさんたち・・・気持ちよかった?
ドニゼッティのお墓参りしたら、歌が上手くなるかな?(・・・もうムリだよね。)7人の天使達、きっと巨匠の魂を慰めてくれていることでしょうね。
ベルガモの街並みも、美味しそうなお菓子も、鳩サブレも。見ているだけでうっとりです^^。
Commented by organvita at 2008-08-19 07:48
ouchiさん、コメントありがとう。ライオンのお尻のさわり心地は最高。中のほうまで磨かれてました・・・(笑)。
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