ハレとライプツィヒ観光

ハレといえば作曲家のヘンデル、ハレに行けばヘンデル博物館を訪れるのが、普通お決まりコースだと思うのだが、ハレ2回目の訪問にして、今回もヘンデル博物館に行けず仕舞い。じゃあどこに行ってたの?というと、ビートルズ博物館です(^^)。
なぜハレにあるのか知らないけれど、ここには知る人ぞ知る?かなり大きな(3階建て)、
ビートルズ・コレクションがあるのだ。そして、夫は大大ビートルズファン。ヘンデルよりも
ビートルズ。なんせ夫にとっての「3大B」は、バッハ、ベートーベン、ビートルズなのだ・・。
そんなわけで、行ってきました、この度も。Beatles Museum
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その後はハレでショッピング。今はどこも夏のバーゲン中。夫、ズボンをまとめ買い。
洋服はイタリアのほうがよっぽどお洒落かと思われようが、ドイツの服はゆったり裁断してあって(ドイツ人が大柄だからだと思うけど)着心地が良い。
それから、ドイツに行くといつも食べたいのが、広場でグリルしているウインナー、それにあわせた地ビール、そしてパン。ドイツのパンは味がしっかり付いていて、素朴で美味しい!

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街角のパン屋さん。
さて、イタリアへ戻る前に、どうしても寄りたかったのが隣町のライプツィヒ。車で40分。
ハレの居心地がよくて、のんびりしている間にどんどん時間が無くなり、ライプツィヒで許された滞在時間1時間のみ!しかし、それでも行ってきました、聖トーマス教会!
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ここはバッハが晩年に勤めていた教会。
この教会から、町から、いったいどのくらいの素晴らしい作品が生まれていったことかっ!ああ、250年前に生まれたかった・・。ナマで聞きたかったなあ~・・!
しかしバッハも、250年後に東の果ての島から目の細いおばちゃんがやってきて、デジカメで写真撮られるとは、まさか夢にも思わなかったでしょう・・。
手が届きそうで届かない偉大なバッハ様。この手は私。オデコが証明してる。
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教会の祭壇にはバッハのお墓が。ああ、一緒に入りたい・・。
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ハレとライプツィヒ観光_f0161652_21413570.jpg後部にはオルガンが。バッハ時代の楽器はもう残っていないが、これはザウアーW.Sauerのドイツ・ロマン派のオルガン。
ハレとライプツィヒ観光_f0161652_21452972.jpg脇には2000年に制作された新しい「バッハ・オルガン」が。(Gerard
Woehl作)

その前の十字架は、教会にバッハ時代から残っている、数少ない作品のひとつ。
教会の天井。
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この辺り、ドイツ・チューリンゲン&ザクセン地方は、ドイツ文化、芸術の宝庫!
素晴らしい歴史楽器も、それこそゴロゴロと残っているのだ。
とてもとても週末の、シゴト絡みの滞在だけじゃ観きれない・・・!
またゆ~っくりと遊びに来たいなあ。

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Beatles Museum←こちらでご紹介いただきました。
Commented by オルガン探検家 at 2008-08-01 15:26 x
2000年8月、フォーゲル氏、鈴木雅明氏に連れられてドイツのオルガンを見て廻りました。リューベック、リューネブルク、ハンブルクかは忘れましたが、どこかの教会の扉に演奏会情報があり、そこに「AI YOSHIDA」と書かれていたのを記憶しています。
Commented by organvita at 2008-08-05 00:31
オルガン探検家さま、いやーお恥ずかしい(^-^)。それならたぶん、当時住んでいたリューベックかと思います。ドイツやヨーロッパは伝統や歴史も長いから、その余裕なのか、懐が広くて、遠くから来た外国人留学生にもコンサートの機会を与えてくれたりと、お陰で良い勉強させていただいたと思っています。
by organvita | 2008-07-29 22:03 | ヨーロッパ紀行 | Comments(2)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


by organvita
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