てんらんかい

ある日、水彩画の先生から電話がかかってきた。お教室で描いた絵を二枚選んで持ってきなさい、と。 以前ヘタクソな私のお絵かきのことは少し書いたけど、水彩画教室といっても、私はたった10回通っただけ。その後も2枚家でテキトウに描いたまま、それっきりになっているので、かなり不意打ちの電話。なんでも、展覧会をするんだとか。
しかし、シロウトというのは恐ろしいもので、展覧会と聞いて「わーい!」と、躊躇も恥ずかしげもなく、さっそく2枚の絵を提出してきた。

そして、昨日、その展覧会を見にいってきた。おらが村の納屋を改造した建物の中で。
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広い納屋にたくさん展示してある!ずっともう何年もお教室に通っているような人もいるので、数はそれなりにそろっているようだ。
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こちらは村に住むプロのアート時計製作者の展示。なかなか面白い。
これは直売していた。
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テンペラ画コーナー。テーマはアフリカらしい。
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てんらんかい_f0161652_1734882.jpg油絵コーナー。

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そして水彩画コーナー。
素敵な額に入っている。
こうやって家に飾って、
楽しんでいるんでしょうね。奥の木の絵がすばらしい。

初級者水彩画コーナー。
名札&額縁無しだが、一緒に描いてた仲間のなので、誰のか想像できる。
初級者とは思えないほど、みなさん上手。
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その他大勢コーナー。ここには私の絵も隠れてます。もう売れてるかと思ったけど(思ってない思ってない・・)、ありました、隅のほうに2枚、申し訳なさそうに(笑)。白状すると、左の上から二つ目と、一番右下。(しかも照明からはずされてる。笑)
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こうやって他の人のと比べてみると、日本人の性なのか、それとも私がそもそも暗いのか、私のは、色合いが非常に地味。栄えない。それに比べて、「たかが村のおばちゃんたち」(ごめん!)と思っていた仲間は、それでもやっぱりイタリア人の血なのかしら、色彩感覚が明るいなあと思った。
一緒に見にいった夫:「あ!あったよアイの!ここ!ここ!・・・・ふーん」・・・移動。
おいおい。もう少し何か言ってよ、ウソでもさあ・・・。
って言って連れ戻したら夫:「まあ、数回しか通ってないもんね。」慰めになってない・・・。

しかし、この10回に通って学んだことは、他人の絵をみて、ここどうやってやったんだろう?あ、ここ、紙を濡らした上に直接描いてる!とか、絵の見方が少~し変わったこと。
美術館に行く楽しみがまたひとつ増えた。
自分で描くほうは、きっと音楽と同じ。ひたすら練習を繰り返すのみなんでしょう。
また時間が取れるようになったら、教室復帰したいな。

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Commented by ouchidaisuki at 2008-07-16 05:35
おぉー!『てんらんかい』ご出展ですか!*0* すご~い!
ちょっと、ちょっと・・・!そのうち愛ちゃんの作品、高すぎて買えなくなっちゃうねー?
それにしても、とっても上手だよー!才能あるよー!これからも楽しんで、いっぱい描いてね。^0^
Commented by organvita at 2008-07-17 00:53
「買えなくなる」なんてあり得ないあり得ない~。私は人のを見せてもらっているほうが良いかも~(^^)。それにしてもポーチ揃ったね!来週末見せてもらえるのを楽しみにしてるよー!よろしく~。
Commented by ouchidaisuki at 2008-07-17 04:46
うん。お好きなのを選んでね~!いよいよ来週だね!楽しみに待っておりま~す!
*^_^*
今週末もひと仕事、頑張ってね~!
by organvita | 2008-07-15 18:20 | ドロミテの生活 | Comments(3)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


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