ドロミテでのヴァカンス

音楽高校以来、だからかれこれ20年来になる友人まどかが、パートナーのフランス人
フレデリックと共に、おらが村に遊びに来てくれた。
この二人はパリで、彼はアコーディオン奏者、彼女はピアニストとして活躍している。
まどかとは、15歳から日本の大学を卒業するまで、それこそ同じ釜のメシを食べた仲。
彼女はフランス文化、私はドイツ文化に憧れ、それぞれ卒業と同時に日本を飛び出したのだったが、国は違えど、外国人として体験する様々なこと、音楽のこと、ここには書けない(?!)いろんなお遊びのコトを、よく電話で報告し、励ましあったものだ。
その後彼女は、これまでの功績がフランスで認められて、アーティストヴィザを習得、
私はなぜだかイタリアに嫁ぐこととなり、お互い一息ついたところでの、5年ぶりの再会。

お二人と一緒に、この辺をあっちこっちドライブしたりして、楽しい一時を過ごした。
これがそのお二人。フランス語で「フレデリック」の発音が非常に難しいので、私は「ふれでぃ」と呼んでた。ちなみに彼はイタリア語がぺらぺら。
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ここはおらが村から車で一時間ほどの、ポルドイ峠の山頂。標高約3000M。
「ドロミテの屋根」と呼ばれるだけあって、天気が良いと360度の素晴らしいパノラマ。
いろは坂をずっと登った後、最後はこのロープウェイに乗って、一気に山頂へ。
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さっき車で走ってきた道が、糸のように細い。遠くには万年雪の積もる山マルモラーダ。
夕方やってきたので、ちょっとガスってしまっていたけど、このパノラマは気分爽快。
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ここから更に数日掛りで、向こうの山やそのまた先まで尾根を歩く登山コースが続く。
気軽には行けなさそうので、もうちょっと体鍛えてからだな。
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童心に帰って夢中で歩くふれでぃ。どんどん小さくなっていく。山って大きい。
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その先は断崖絶壁。鳥が羽を広げたまま風と遊んでいた。いいなあ~
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次の日は、パネヴェッジョ自然公園へ。ここはシカの保護地区。
奥の森は「ストラディヴァリの森」と呼ばれる。かの昔、ヴァイオリンに使う良質のモミの木を探しに、はるばるやって来たとか。と説明したら、「あ、だから所々木が生えてないんだね」とふれでぃ。オヤジギャグも連発。負けてられん。
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森の中を散歩。
モミの木に囲まれながら森林浴。

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ところどころで、こうやって森のことが学べる仕組み。
これは動物の足跡当てコーナー。
扉をめくると回答が。
森の中、本当に足跡残ってます。
きのこ発見。ここは自然保護地区なので、採集、狩猟、釣り禁止。
だから安心してこんなに大きくなったのかな。
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巨大アリ塚。
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つり橋のはるか下を、底までくっきり見える透き通った水の川が流れていく。
しかしここでカメラの充電切れ(泣)。
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3日目。おらが村の裏山、ラヴァツェ峠へ(Passo Lavaze')。この日はみごとな晴天!
この斜面は、冬はスキー場。
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ドロミテの尾根が見渡せる。
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ふれでぃ撮影。さすがフランス人アーティスト。センスが違うっす。
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これもふれでぃ撮影。
線の細い流れるように儚い花に眼がいくところも、パリジェンヌって感じじゃんぬぉ?
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イタリア人が撮るとこんな感じ。ピントずれてるあたり、愛嬌があるのぉ。
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山の斜面で美味しそうに草を食む牛たち。
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牛に正面から凝視されることが、なぜか多い私。新種の仲間だと思われてるんだろな。
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こっちからも。牛の世界では、私相当イケテるみたい。
と、いい気になってたら、あれ、ここみんな牝牛でした。つまんないの。
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こんな近くに来るんだから、本当に牛と思われてるのかも。私が牛肉大好きとも知らず。ふっふっふっ・・・。がぶっ。あ、噛み付いてない噛み付いてない。
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B組のみんなー!元気ですか~?!私たちは20年前と全く変わらない若さで元気でやってます~。と、遠目の写真で控えめにご挨拶。これなら顔のシミもシワもバレるまい。
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フランス人は大のチーズ好き。ここの谷のチーズが食べたいというので、チーズ直売店で大量に仕入れて、ベランダでお昼。急にここがフランスな気がしてきた。
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ああ、贅沢。でも日本と比べたら全然安いのですよ。
ちなみに、チーズには食べる順番があるとかで、生粋フランス人ふれでぃによる興味深いチーズ食べ方講座を聞きながら、「あ、さっきのチーズの味忘れちゃった」と逆走しながらかぶりつくイタリア人夫&その妻であった・・・。
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おらが谷を降りると、そこにはブドウ&リンゴ畑が広がっているのだが、そこでは知る人ぞ知るワインの銘柄、ゲヴルツトラーミナー(Gewurztraminer)を作っている。
香り豊かで私も一度飲んで大好きになったワイン。友人たちもこのワインのファンなので、ワイナリーに行ってみたが、残念ながら休暇中。ぶどう畑の中をドライブ。
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これから色づいていくリンゴ。ツマミ食いにはまだ早いみたい・・?!
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昔のオーストリアだった地区なので、建物も可愛いらしい。
このあたり、9月末になると甘~い果物の香りで満たされます。
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さすがにお昼のチーズが重くて(食べ過ぎたからだけど・・)、夜は和食。
日本人同士で海外で食べる和食はこれまた格別。
一年前に来てくれた友人からお土産に頂いて、もったいなくて手を付けられなかった素麺をこの機会に頂きました!Tさん、ご馳走様でした~。
付け合せはベランダで育ったシソの葉、夫ママが家庭菜園で育てている日本のキュウリ、缶詰で売っているいなり寿司の油揚げの千切り、それに日本から持ってきた梅干。
みりんを切らしていたので、即席で適当に作ったなんちゃって汁だったが、中々の味!
でもこういう時、夫が外国人だと、本物の味を知らないので助かります(^^)。
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この数日、高校&大学時代からのいろ~んな思い出&笑い話で盛り上がりしゃべり続けて、今でも喉が痛いのだが、一番盛り上がったのは、高校B組の出席番号順(←これが難しい)クラスメイトの名前思い出し大会、に続き、お隣A組も。(うちの高校は2クラスしかなかった)。最後は先生の名前思い出し大会。直接習ってない先生も含めだから、これが意外と難しかった。モンモンと考える中、二人で同時に数学の先生を思い出し、
あっ!すーじー!!」(数学のおじいさんだったので、すーじーと呼ばれていた。)と叫んだ瞬間、聞いてた夫が「誰?Susy?」と美しい発音で反応。
夫が外国人だと突っ込みどころが不意打ちで面白い。
みなさん、高校のクラスメイトの名前、全員言えますか?!

長くなりましたが、最後にふれでぃ、こと、フレデリック・ダヴェリオさんのご紹介を。
クラシックのレパートリーはもちろん、彼自作のフランスの香り溢れる作品は本当に素晴らしいです。アコーディオンという楽器に対するイメージも変わりますよ。
CDも発売中。12月には初日本公演もあるそうです。みなさま是非どうぞ。

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FredericDAVERIO
Homepage


PS: B組のみんな!これを読んだら是非連絡くださいねー(^^)。


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by organvita | 2008-07-07 23:51 | ドロミテの景色 | Comments(13)
Commented by ouchidaisuki at 2008-07-09 05:15
愛ちゃん、お友達と素敵な時間を過ごされたんだね。
ポルドイ峠、懐かし~い!こんなにお天気は良くなかったけれど、素敵な眺めを楽しませていただいたのを思い出します。
ゲヴルツトラーミナー(Gewurztraminer)、もしかしてあのお店の?うぅ・・・美味しいよねぇ^~^。
ところでお友達のパートナーさん、浴衣ご持参でいらしたの?
Commented by organvita at 2008-07-09 23:03
ouchiちゃん!ポルドイ懐かしいでしょ?!何回行っても私あそこ好きです~(^^)。浴衣ステキよね?!ウチの夫も甚平持ってるよん。
ところで、例のおじさん相変わらずなんだね。困ったもんだ・・!
Commented by まどか&ふれでぃ at 2008-07-10 06:02 x
あいちゃん!早速記事をアップしてくれてありがとう!!ふいな事故のせいで(。。)カメラを持参していなかった私達にとって、素敵な宝物です。フレデリックはこの愛ちゃんのブログのアドレスを家族、友人にどんどこ送りまくってるんだよ。よっぽどこのドロミテ地方が気に入ったようで、皆にこの素晴らしい景色を見せたいみたい。なんと「老後はここに家を買って移住するのもいいかも、、どう思う?」と飛行機の中でも聞かれたりして、いかに愛ちゃん&アレックスとの日々が楽しかったんだなーというのが伝わってきました。今日の朝も目が覚めて、「アサゴハン、イマスグー!!」という例のお得意の指令が飛んできたんだけど、きっとアレちゃんも愛ちゃんに机をバンバンたたきながら「イマスグー!!」とか言ってるんだろうな、とおかしく思い出していました。
また近々電話してみるね。無料の電話ラインが復活したのだ!
アレちゃんにもよろしくー。そして今回は本当にどうもありがとう!
Commented by ちびっちょ at 2008-07-10 19:49 x
お久しぶりだす^^。ご主人様ここの所本番続きで、例のごとく私が代わりにやってきました!なんという長く、深く、厚い友情・・・ちびっちょは感動しました。お互いに外国で暮らす事になって、二人の運命が実に絆そのもののようです(涙)。いつもながら素晴らしい写真の数々。牛にモテている愛さんが可愛いです。また来ますね!
Commented by organvita at 2008-07-11 03:00
まどか&ふれでぃ、コメントありがとう!こちらこそ本当に楽しい一時をどうもありがとう!その飛行機の中での発言はプ、プロポーズなのではないのかい?!ああ、みんなで一軒山小屋買って、オルガン&アコーディオン&ピアノ&チェンバロのサロン作って、いろんな友人音楽家を呼んで毎日ホームコンサートできたらステキねえ。ああ夢ばかりは膨らむねえ。ヘンな日本語で意気投合していたラテン人二人可笑しかったねー。いっそのこと、ラテン人漫才コンビとしてデビューさせたほうが家買える可能性高いかも?!ふれでぃにも宜しくね。
Commented by organvita at 2008-07-11 03:08
ちびっちょちゃん、いつもちびっちょブログ楽しく読ませていただいてるよー。
上(↑)のコメント書いてて思い出したけど、昔リューベッカー独身女性寮作るって言って盛り上がったことあったよね(笑)。
この際古城でも買ってみんなでなだれ込んで共同生活するかっ!ネコもたくさん飼うでー。
Commented by ouchidaisuki at 2008-07-11 07:35
私も一応リューベッカーのハシクレ。その話、私も乗せていただきたいわ~!歌も入れてくれる?
・・・でも、おばあさんになったら歌えなくなっちゃうから、若いうちに何とかしましょ?犬も飼っていい?
Commented by organvita at 2008-07-13 06:03
ouchiちゃん、古城にはもちろん歌声も必要よー!ouchiちゃんが歌えるうちに、私の指が回る内に、何とかしましょう・・・(笑)。犬も歓迎よ。ちびっちょちゃんのネコと仲良くなってくれるかしら?!
Commented by chisato at 2008-07-15 04:05 x
愛ちゃん、とても楽しい日々を過ごしたのねー!すーじーのギャグにはおもわず一人で大笑いしてしまいました。
いつか遊びにいきたいよー。そしたらまどかとも遊びたいね!!!
Commented at 2008-07-15 13:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by organvita at 2008-07-15 16:26
CHISATO&KANちゃん!コメントありがとー!!
そうよ、このCHISATOはサックスの!アメリカにいるのよー!
ああ、本当にいつかみんなで大集合したいねー。
それにしてもKANちゃん、そのしゃべり方、20年前と全く変わってないね(笑)。なんだかとってもほっとしました~!嬉しいでー!!
Commented at 2011-09-21 21:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by organvita at 2011-09-24 02:01
鍵コメちゃん!コメントどうもありがとう!!!!
すーじー、懐かしすぎるでしょ~?!
ランチタイム、たぶん山田Mちゃんも来てくれそうなの!盛り上がるわー!楽しみにしてます!ありがとう!!!
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