ボルツァーノで練習

毎日遊びほうけ&食べほうけのようにみえるけれど、その合間を縫って(ってことは、あくまでも優先権は遊び&食いなのだが)、一応毎日オルガンのれんしゅうしてます・・。
今週末にコンサートを弾くので、ちょっと気合の入るこの頃なのだが、天気はずーーっと悪いし、暗くて寒い教会に篭りっきりだし、だんだんモンモンとしてきたので、昨日は気分転換兼ねて、ボルツァーノの教会に練習に行ってきた。

Bolzano ai Pianiという地区の、住宅街の中に建つ、モダンな教会。幼稚園も併設。
f0161652_2234283.jpg

このオルガンはAndrea Zeni 2006年作。
実は数年前、社長アンドレア&夫と共に、北ドイツのシュニットガーなどの歴史楽器の見学に行き、そこからインスピレーションを受けて作られた楽器なので、私もなんだか親しみがある楽器。Sesquialteraやフルート管なんか、まさに北ドイツ・バロックのそれと同じ響きで美しく懐かしい。
f0161652_22431020.jpg

そもそもこの教会にはオルガン・バルコニーがなかったのだが、この新しいオルガンを入れるにあたり、オルガンよりも高い額だして、バルコニーを作ったとか。
その甲斐あって、バルコニーはとっても広く、30名程度の聖歌隊が余裕で座れるスペースあり。オルガン弾いてても、周りが広いのでゆったりした気分。
f0161652_2245585.jpg

            演奏台。2段鍵盤&ペダル、19ストップ。
f0161652_22525378.jpg

            ストップ名の札は、社長奥さんの手書き。
f0161652_22563679.jpg

たまにこうやって練習楽器を換えると、気分転換にもなるし、なによりオルガンって、一台一台個性が色々なので、新しい音色と出会って、新しいアイディアが湧いてきたり、鍵盤のタッチが変わって、弾けてる筈だった所がウソだったことに気づかされたり(汗)。
朝から来て、家から持ってきたビスケットかじりながら、調子に乗って(必死に?!)練習してたら、2時過ぎに神父さまが顔を出して「あんた、まだ練習してたのかい?お昼食べたのかい?おやまあ、じゃあ、ゴハン余ってるから食べてきなさい」と。
練習させてもらった上に、お昼もご馳走になった。ちなみに、ここはカトリックの教会なので、神父さんは独身。60代、80代の二人の神父さんが生活しているのだが、身の回りのお世話は、ウクライナ出身の出稼ぎ女性がしている。

神父さんとおしゃべりしながらお腹いっぱいになったところで、お礼を言って、
ボルツァーノの町でお買い物。ここはヴァルター広場。(Piazza Walter/Walterplatz)
f0161652_23182548.jpg

ボルツァーノはカラフルでとても可愛い町。イタリアとオーストリアが入り交ざっている。
f0161652_23222791.jpg

ここはポルティチ(portici)と呼ばれるアーケードが続くメインショッピング通り。
お洒落な店が並んでいるので、さっきの必死の練習以上に、目を皿のようにして必死にウインドーショッピング。ああ、たまには町に出て自分を磨かなきゃ・・。私、田舎の牛臭いかも?と急に不安になって自分の袖の匂いを嗅いでみたりして。まだ大丈夫みたい。ほっ。
アーケードには、たまに美しいフレスコ画が残っていたりする。
f0161652_23254765.jpg

毎日お花やさんと八百屋さんの市場が並ぶ通り。一通り見て回って、他の店と見比べてから、一番お手頃で新鮮な野菜をゲット。
f0161652_23341913.jpg



f0161652_23394228.jpgこの日から夫たちは、新しいオルガンをボルツァーノ郊外の教会に搬入&組み立てしているので、帰り際に偵察。Cornedoという村の教会。
ボルツァーノ市内を取り囲むブドウ畑を、ぐーっと登っていく。















教会前のブドウ畑から見下ろしたボルツァーノ市。
f0161652_23453047.jpg

こちらはくるみの木。
f0161652_23484478.jpg

教会の中に入ると、おっ、いたいた!夫(左)、社長アンドレア(右)。
最近食べすぎが続いてちょっと心配していたけど、夫よ、まだその狭いスペースに入れる余裕があってよかったね。お二人、ただいま鍵盤のメカニック調整中。
f0161652_23503068.jpg

上にはアンドレアの弟、ワルター。前回の魚釣りデビュー後、釣竿買った。
指圧もする彼、ここに来てまでやってるのかと思いきや、オルガンの風箱調整中。
その姿勢、間違えちゃうよ。この後ここにパイプをずらっと並べていきます。
f0161652_23572918.jpg

低い天井に、一センチの余裕もないくらい、ぴったり納まってたオルガンケース。オルガンを持った聖人か天使が書かれたフレスコ画が、オルガンの上で見守ってる。
f0161652_014366.jpg

工具やパイプなどが所狭しと並ぶ中、ん?水笛か?・・・と思ったらビールだった。
f0161652_06622.jpg

教会内部。小ぶりでステキな教会。
早く完成させてね。今度はここに練習に来ようかな。ぶどうとくるみの収穫の頃に?!
f0161652_074857.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ にほんブログ村 クラシックブログへ ←クリックしていただけたら嬉しいです。
[PR]
by organvita | 2008-06-19 00:30 | 見た弾いたオルガン | Comments(3)
Commented by アマデウスレコード at 2008-06-19 17:48 x
いつもお写真に楽しませていただいております。記事をひとつ拝見すると、好きな紀行番組を一本見たような楽しい気持ちになります。カメラの視線にいつも感心させられています。
通りの屋根も教会みたいですね。
Commented by お家大好き at 2008-06-20 16:24 x
ボルツァーノって、本当にイタリアとオーストリアがミックスされた雰囲気の街なんだねー。こちらも素敵ですね!
こうやって、和気藹々の雰囲気が漂う中で組み立てられていくオルガン。きっと幸せな響きがするね!
Commented at 2008-06-23 00:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
<< アローナのオルガン 自然とお遊び週末 >>