ドロミテ・オルガン週間 2017

8月の末、
今年2回目のオルガンアカデミーを開催しました。
こちらは、おらが村のオルガン協会が主催。
名付けて「ドロミテ・オルガン週間」。
日本からの日本人、ヨーロッパ在住の日本人、スイスからのスイス人と、
この一週間のために、方々から8名の方たちが集まりました。
まずはこのタマネギ教会でのレッスンからスタート。

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レッスンは基本的に、一日一教会一オルガン。
いろんな楽器を弾き分けて、楽器に合わせて曲も変えたり。
他の参加者の曲を聴いて知らなかった曲と出会えたり、
弾いたことのある曲を他の人の演奏で聴いて改めて考えてみたりできるのは、
個人レッスンとはまた違う、こういう講習会の楽しみ方のひとつ。
時々アレックス先生も登場↓↓

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さて、初日早々、山小屋レストランにランチに行きました。
絶対はずせない、ドロミテアカデミーの伝統行事(笑)。
この日も相変わらず満員だったけど、
外のいい席が取れて、緑の風を感じながら気持ちよく食事。


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前菜にハムの盛り合わせ。9人で行ったけど、
このトレイは5人分の盛り合わせ。それでも食べ応え大アリ☆
スライス仕立てのハムは味が新鮮☆
木のまな板みたいなものが、お皿代わりに配られます。

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ハムのあとは郷土料理の盛り合わせを色々取り分けて。
人数が多いとこういう楽しみが倍増ですね☆

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レッスンのあとは、オルガン工房にも見学に。
弾いているだけではなかなか見えてこない、
制作者側の考えや知恵が詰まった工房では、色んな話が尽きませんでした。

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今回はオルガン工房のほかにも、おらが村にある
ピアノ(ファツィオーリが得意先)や弦楽器の共鳴版、
木を直接響かせるスピーカーを制作している楽器工房も訪ねました。
写真を撮り忘れてしまった~!けど、とっても貴重な見学でした。

そのほかにも、
夏の間、毎週やってる、夜20時からのおらが村祭りを散策したり。

手作り品や山のお土産やさん、屋台が出たりします。
夕飯を食べてから谷びとや観光客が続々と集まってきて、
真夜中までこんな調子。

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山の村祭りには絶対欠かせないアコーディオン隊。

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こっちは↓車でひとつ山を越えてオルガンを弾きにいった日。
山越えの頂上で写真タイム。ひとり背中を向けてる人がいますよー☆

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ドロミテの岸壁(これはチベッタ)が迫る教会で、
イタリア歴史楽器を二台試奏しました。

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ほとんどの人がイタリアン歴史楽器初体験。
予習してきた曲を弾いてみて、いろんなことが目からうろこ。
「こういうことかー!」。

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こちらは二台目の小型、でも透き通るような響きのオルガン。
時間がいくらあっても足りないけど、
みんなで弾きあって聴きあって楽しみました。

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オルガンの響きで心を満たした後は、お腹も満たします!!
スパゲッティアイスを前に満面の笑みのイダ。
スパゲッティ風に絞られたバニラアイスに、トマトソース風にイチゴジャムがかかってます。
最高齢77歳でのアカデミー参加者。
去年に引き続き、スイスから4時間かけて車でやってきました!
アカデミーのマスコット的存在のかわいいおばあちゃん。
彼女のパワーと情熱にみんな惹かれます☆

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それから、世界選手権も行われるおらが谷のスキージャンプ台で、
みんなでお決まりのポーズで写真撮影。着地大成功。
みなさん付き合ってくれてありがとう☆
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オルガン週間の、とある一夜。
おらが谷の住民を対象に、アレックスがオルガンについての講義。
オルガンの仕組みや歴史を、実際のパイプやポジティフオルガン、
(夏のヴァカンス返上して夜なべして作った)スライドを使って解説しました。

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アカデミー最終日の夜は、修了演奏会。
入り口では、お友達が日本から送ってくださった鶴の折り紙を
来てくださったお客様に配りました。
Aさん、また使わせていただきました~!

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参加者の皆さん、心のこもった素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。
曲や演奏に合わせて、楽器がいろんな表情で答えてくれます。

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最後に拍手をいただきながら修了証書授与式☆
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私の一番年少(6歳)のピアノの生徒ちゃんが、
夜の21時からのコンサートだったにも関わらずパパと聴きにきてくれていて、
一時間のコンサートの間、寝ることもなくずっと聴き入っていた様子で、
コンサート後にも楽器に興味津々。未来のオルガニストになるかなー?!

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教会横のカフェでコンサートの打ち上げ!
なのに、お酒飲みながら、次はどんな曲を勉強するのがいいか、
さっそく真剣に相談し合ってます。素晴らしい光景~。

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さて、待望の最終日。唯一オルガンから開放される山歩きの日。
残念ながら天気予報では数日前から「100%雨」が変わらず。
でも、朝少し太陽が顔を出してた!!ので
向かいの山の頂上にゴンドラを乗り継いで登っちゃいました。
向かう先はあの雲の中。

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時々雲が切れて空が見えた!かと思うと、雲に囲まれたり。
幻想的な風景の中を少しだけ散策。
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遠くのあの雲の向こうまで歩けばステキな湖があるんだけど、
雨に降られたら帰ってこられなくなるので断念。
それが、戻って大正解。このあと雹が降ってきたのでした!
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山を降りて、三匹の子豚ちゃんが出迎えてくれる山小屋へ。
遠くに見えてるのが、おらが村。
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人里ちょっと離れたこの山小屋でランチタイム。
郷土料理をみんなで取り分けながら色々食べました。
そんなことしているうちに、天気予報どおり、
外ではいよいよ本格的なザーザー雨!
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翌日。遠くの山を見ると、なんと雪景色。初雪です!
幸い、翌日にはすぐに溶けちゃったけど。まだ冬になるには急すぎる~!
アカデミー初日はまだ夏日で、「イタリアの山もまだ暑いんですねー」なんて
会話してたのに、最終日には長袖にスカーフ姿。
季節の変わり目を肌で感じる一週間でした。
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アカデミーの終わりと共に、ドロミテの夏もそろそろ終わり。
また来年の夏の再会を楽しみにしています~☆
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リンク集
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イタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel on-Line」で
「オルガニスト吉田愛のドロミテ暮らし」連載中。


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by organvita | 2017-09-06 08:18 | ドロミテ・オルガン・アカデミー | Comments(0)
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