チェンバロ弾き
2017年 07月 11日
一つ目は、山の中にぽつんと佇むドロミテの一角のこの教会。
普段は閉まっているのですが7月1日に教会開きをします。
夏の間は観光客もたくさん訪れる、知る人ぞ知る名所。
それに合わせた、恒例のオープニングコンサート。
練習に疲れたら外に出てドロミテの山を眺めながら深呼吸。のどか。
今回は私の赤いチェンバロを家から運んで、
メゾソプラノのオダと、バロックプログラムを披露。
バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ペルゴレージ、ガルッピなどなど。
オランダ人のオダは、オランダのプロ少女合唱団の
指導者&コーディネーターでもあります。
イタリアとオランダを行ったり来たりの生活。
ドロミテでアモーレを見つけちゃったからね☆
適度な残響がチェンバロにも合って、よかった☆
1800年に作られたヴェネツィアから運ばれた楽器。
カッリードCallido作。
この楽器はこの夏に大掃除を控えています。
40年くらいなにもされていなかったらしいので、
パイプの埃をとったり整音&調律作業、メカニックの調整などです。
新しくよみがえったらまた弾きにこなきゃ!
最後のカーテンコールにて。
左の人はプログラムをプレゼンしてくれたピアニスト。
続いて、二つ目のコンサートは、バロックアンサンブル10名グループに
混ざって、チェンバロで通低弾きでした。
このチェンバロはアンサンブル持参の楽器。
トレント郊外の町のホールにて。
充実した楽しい半週間だったのに写真取り忘れ・・。
ヴィヴァルディのヴァイオリン2本、4本のためのコンチェルトや、
バッハもオルガン用に編曲したコンチェルトの原版とか、
バッハのブランデンブルク3番を、暑い夏の夜に熱演!
イタリア人と弾くの面白い☆
楽しい一時でした。
・・・・・・・
リンク集
2017年夏ドロミテオルガンアカデミーのご案内はこちら。
A.ゼーニ社製、家庭用パイプオルガンのご案内
イタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel on-Line」で
「オルガニスト吉田愛のドロミテ暮らし」連載中。
今日もご訪問ありがとう。クリックしてね。
いつもウットリ。
イタリア情報サイトも拝見しました。
娘もバイオリンをしているので、いつかお訪ねしたいです。