ドロミテ横断してコルティーナでコンサート
2016年 12月 14日
ドロミテを東に横断。車でひたすらカーブを超え超え、
ゴツゴツ山々を仰ぎながら二時間半の旅。
コルティーナ・ダンペッツォでコンサートを弾いてきました。
車窓からの景色。
次々と現れる奇形の数々。
コルティナに降りる最後の谷。
先週末はイタリアは大型連休だったため、
観光地コルティナの町は大賑わい。
カテドラルの塔に流れる星が映し出されてとってもきれい。
夕暮れの山が迫った町のイルミネーション。
コンサートは街中のこちらの教会で。
マドンナ・デッラ・ディフェーザという巡礼教会。
フランシスコ会の修道士が暮らしています。
コンサートでは二台のオルガンを弾きました。
一つはこちら。
オルガン:
マッショーニ社 1924年製。空気式アクション。
二段鍵盤+ペダル、20ストップ。
もう一つはザニン社製の4ストップのポジティフオルガン。
祭壇前に運んで、メゾソプラノのオダと共演しました。
弾き分けたのは初めてかも。
終演後に素晴らしい祭壇前でオダとパチリ。
それからピザ屋で打ち上げして、
ドロミテピンカーブを戻り戻り2時間半。
家に帰ったのは夜中2時でした。
鹿と狐に遭遇したよ。
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リンク集
イタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel on-Line」で
「オルガニスト吉田愛のドロミテ暮らし」新連載中。
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A.ゼーニ社製、家庭用パイプオルガンのご案内
今日もご訪問ありがとう。クリックしてね。
時折、こちらのサイトを訪問しては黙読していた者です。1ヶ月も前の記事に今頃の亀レスにて、恐縮です。
本日の記事の末尾に掲載されていました写真を拝見し、また、それ以前の富田氏のコンクール優勝祝賀記事を読み、ふと、思い出しました。曖昧な記憶を基にしての投稿にて、失礼します。間違いでしたら、御容赦下さい。
もう20年近く前の話しですが、米国系の週刊誌 "NewsWeek 日本語版" の夏休み旅行特集の「訪問したい、隠れお宝都市、世界編」(類似した題名でした)で、ドイツ北部の街・リューベックが紹介されていました。で、その短い紹介記事に、確か、オルガンを学ぶ為に、その小都市に滞在中の日本人女子留学生2名の横顔が写真と共に記述されていました。
どうも、その際の女子留学生の「愕がふっくらと盛り上がった横顔」と、本日のブログに掲載されました肖像写真の顔立ちが酷似しているのです。
あの記事にて紹介されていた留学生の方ですか?素敵な住居と職場を確保された模様で、何よりです。
偶に立ち寄るだけの読者ですが、今後とも御活躍を願っています。お元気で。
はじめまして。お便りをどうもありがとうございます。
そしてそして、すごい~!よく覚えていてくださいました!!
はい、同人物です☆ 私自身もあの雑誌に載せていただいたことがあるのを忘れていたくらいです。とても懐かしいです!あれから人生色々あって(ざっくり省きますが。笑)、現在はイタリアのここにとりあえず腰を据えて生活を送っております。ブログを見てくださっていてありがとうございます。またどうぞ覗きにいらしてくだされば嬉しいです☆ お礼まで。
お手紙を拝見しました。返信、有難う御座います。
> はい、同人物です。
人違いでなくて良かったです。ほっとしました。
そして、あの雑誌が発行された頃のことも想い出しました。確か未だ20世紀も末の頃で、テロに明け暮れる現代とは異なり、人々が「海外旅行」に対し夢や憧憬を以て語れる幸福な時代でありました。
実は昨日、投稿する前に私の書斎を点検したのですが、肝腎の、その吉田さん達女子留学生の学習研鐕ぶりを特集した雑誌の本体は、6年前の大地震の為発見できず、一寸怪しい記憶を頼りに書いて仕舞ったのです。
間違えなくて良かったです。
お住まいの「ドロミテの地名」には、幽かな記憶があります。
その昔、30年も前に私が山岳会に所属していた頃、仲間にプロのガイド・レベルの上級クライマーが居て、岩登りが大好きだったのです。「ドロミテはボルダリングの聖地だ!何としても行きたい」とうわ言のように何度も口走っていたのを、ふと思い出し、それもあって不躾にも「雑誌の特集記事」に関して言及した次第です。
また機会があれば、こちらにお邪魔します。お元気で。
続けてお便りありがとうございます。
はい、あれは確か2000年直前だったように思います。
今手元にその雑誌がないので記憶が確かではありませんが。
覚えていてくださって嬉しかったです。
山岳会に所属していらしたのですね。ドロミテはクライマーにはやはり聖地のようです!よくあちこちでクライミングをしているグループを見かけますし、クライミングの有名なシューズメーカーの工場も近所にあります。ラ・スポルティーヴァというのですが、きっとご存知かもしれませんね。コメントをどうもありがとうございました。