シュヴェービッシュ・グミュンドのオルガン

ドイツ南西、シュトットガルトに近い町、
シュヴェービッシュ・グミュンドで毎夏行われている
フェスティバルFestival Europäische Kirchenmusikで弾いてきました。
町を見下ろす塔に登ったら、かわいい町の全体像が見えた!
演奏したのは左奥に見えている大きなミュンスターで。

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ゴシック造りのカテドラルに入ると、
それは立派なオルガンが後方に鎮座。

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オルガンに繋がる石造りの階段を登っていきます。
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二段階になっているバルコニーの途中階部分。
筋肉モリモリの体育会系のイケメンたちが、
オルガンの乗ったその上のバルコニーを支えてました。

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3階に登ると、見事な彫刻が施されたゴージャスなオルガンに圧倒。

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等身大の天使たちが頭上でワイワイ。

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足裏もきれい。さすが天使には角質とかもないのね。
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あまりに楽器が大きくて、バルコニーで全体像が撮れず。
聖歌隊席の高いところから見下ろしたらこんな感じ。

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オルガンケース:Johann Michael+Christian Maucher 1687/1688
オルガン:Klais社 1983/2009
3段鍵盤+ペダル 55ストップ

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日本で通っていた音大にKlais社のオルガンがあったので、
なんだかとても懐かしい響きでした。
大型のオルガンなのに一本でも美しいストップも色々あって、
しかも教会の響きも素晴らしく、久々に大型オルガンを楽しみました。

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コンサート前の様子。
今年のフェスティバルのモットーは「男と女」だそうで、
それに関連付けたコンサートが毎晩続く中、私たちは「男と女」で連弾。
イタリアの作品をはじめ、モーツアルトや現代曲も弾きました。
町全体で毎年開催しているフェスティバルに人が慣れているのか、
感性の豊かなお客様が集まっていて、演奏台と客席はとても離れているのに、
会場が一帯となっていると感じられた、とても心地よい一時を過ごすことができました。

地方新聞で紹介されたコンサート批評を後日送っていただきました!
記念に貼っときます☆

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by organvita | 2016-08-29 06:57 | 見た弾いたオルガン | Comments(0)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


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