ヴァッラーダのオルガン Vallada

標高1000M以上だというのに、
30度前後の快晴が続いている今日この頃です。

そんな中。ドロミテで行われている音楽フェスティバルのひとつ、
The Muses and the Dolomites の一環のコンサートで演奏してきました。

ドロミテの町、ファルカーデの近く、ヴァッラーダという村はずれの教会。
山の中に静かにたたずむ、こんなかわいい教会が舞台。
この教会は1100年台に建てられて、
修復、改造を重ねて今日まで使われています。

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教会の中に入ると、壁一面に壁画が!
ヴェネト州のヴィッラみたいなつくり。

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聖書の色んなシーンが一面に描かれています。
これは最後の晩餐。
この辺りは旧オーストリア領。
この壁画もオーストリア出身の画家が手がけたものだとか。

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祭壇もルネサンス時代の貴重なもの。
その後ろにオルガンが見え隠れしています。

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美しい祭壇の一部。

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祭壇の後ろに隠れているオルガン。
北イタリア、ヴェネト州に多く残る歴史的楽器。
オルガン:カッリード 1800年代制作。

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典型的なカッリードの演奏台。

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演奏してきたのは、ペルゴレージの「スターバト・マーテル」。
ソプラノ、メゾソプラノ、オーケストラの編成ですが、
オケ部分をオルガンでアレンジして弾きました。
ショートオクターブでヘ短調を弾くのはややこしかった~(汗)。

スタバ(コーヒーショップじゃないよ)はラテン語なのですが、
14歳の村の少女がイタリア語訳の朗読を挟みながらの進行。
4美女(?!)リハーサルから意気投合してすっかり仲良しに。
晴らしいコンサートになりました☆
カーテンコールはこんな感じで。

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このフェスティバルのオープニングコンサートでもあったこの企画。
日が暮れ始める9時から始まり、終わった頃には真っ暗。
終演後には教会の外の心地よい風の中で、アペリティーボ。
村一番のレストランが軽食やドルチェを用意してくれていました!
劇ウマ。ここで夕飯を済ませようと喰らいつくワタクシ。
沢山の人たちとコンサートの感想を思い思いに交わせるこんな時間も大切な一時。

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この同じコンサートを、数日後におらが谷でも再演。
でも完全に写真を撮り忘れ・・。
そんなこんなでここ約2週間、ペルゴレージ漬けでした。
それにしても、歌詞がこんなにどんより暗いのに、
あんなに明るい曲に仕上がったのが混じっているのは、
やっぱりイタリアンスピリットだからなのかなあ~☆



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by organvita | 2015-07-18 08:55 | 見た弾いたオルガン | Comments(2)
Commented by lakme at 2015-07-27 05:13 x
スタバ(←ペルゴレージの)、懐かしい!聖歌隊にいた時に歌いました。オルガンでオーケストラ・・・。どんな音だったんでしょう・・・。素敵だろうな。
Commented by organvita at 2015-07-27 06:29
lakmeさーん、ご無沙汰です~☆
スタバ歌ったことがあるんですね!いいですよねー。
今度スターバックスでスタバを歌う会結成しましょう。
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