サン・フロランタンのオルガン St.Florentin

パリから南東に向かって車を走らせること数時間。サンスで美味しいランチを食べた後、
夜コンサートを弾くサン・フロランタンの町に到着!
素朴な可愛らしい町の丘の上に、ドンと鎮座する教会。
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教会の周りには屋根の色が揃った家がぐるっと囲み、その向こうにはもう草原が見えている、そんな素敵なところ。
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この教会、この前方部分がゴシック時代に完成し、その後本当は、もっともっと長い本陣がこれに続いて写真手前方向に建築されて壮大なカテドラルになる予定だったのが、途中で打ち切られちゃった、という変わった歴史を持っている。
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そのため、本来なら本陣がぐーっと続いていくべき部分にいきなり壁。そしてその後、
バロック時代にオルガンが備え付けられている。なのでちょっとオモシロイ設計の教会。
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このオルガンケースは1620年台のもの。
オルガニストは二部分に分かれたオルガンの間に挟まって演奏する格好。
その歴史的オルガンケースの中には、1970年の新しいオルガンがはめ込まれている。
Kurt Schwenkedelという、アルザス地方で活躍したオルガンビルダーの楽器。
フランスに来て、ゴシック時代の教会で、バロック時代に建てられたオルガンケースに
挟まれながら、70年代の音色で、ドイツのレパートリーを、連弾する、という、なんとも
異国情緒?に溢れた、一期一会なひととき。
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オルガンに続く階段。太りすぎ厳禁。
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フランスらしい柔かい色彩のステンドグラスと、柔和な表情のマリア様に見守られながら、フランス初のコンサートを弾き終えることができました。
フランスのお客さまって暖かい。
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食い倒れ編に続く。



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by organvita | 2012-09-08 07:49 | 見た弾いたオルガン | Comments(3)
Commented by lacasamia3 at 2012-09-09 01:21
素敵な教会。あんまり考えたことなかったけれど、確かにオルガンって高い所にあるから、オルガン奏者が登る階段が何処かにいつも隠されているわけだよね。あはは狭かったのね。右上のお写真は、もしやステちゃん?
Commented by nonnakaori at 2012-09-09 17:21 x
お久しぶりです。
おらが村のコンサートから一気に更新され、教えて、食べて、演奏して
夏休みなしでしたか?
どの町も素敵だけど、やはりドロミテの美しさにはかないません。
あれ!↑のコメント私も階段面白いと思ったら、もしや?
Commented by organvita at 2012-09-11 04:14
lacasamiaさん&nonnakaoriさんへ。
お揃いでのコメント、ありがとうございます!!わはは!さすが、目の付け所が同じですね☆ 教会によってはかなりキワドイ階段もあって、ほんと、登るのが怖いところもあるんですよー。しばらくブログ更新できてませんでしたが、また復帰しますのでよろしくお願いします!
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