冷蔵庫の雉

今日、生徒ちゃんの家にピアノのレッスンにいったら開口一番、
「冷蔵庫にいいものあるんだよ!見せてあげる」と、台所に連れていかれた。

てっきり甘いものでもご馳走してくれるのかと、期待してたら、

冷蔵庫のビニール袋から、こんなん出てきました。

冷蔵庫の雉_f0161652_6304567.jpg
叔父さんが狩りに行って撃ち取ってきたらしい。
ケーキが出てくるのかと油断してた私は、思わず叫びそうになってしまった。
頬を摺り寄せてかわいく抱きかかえてますが、雉の首が180度折れてます。

今晩羽をむしって仕込み、明日オーブンに入るそうで、
テーブルの上には、こんがり焼かれた写真入りの料理本が置いてありました。



びっくりたまげた・・・けど、

動物の形から見て、調理して食べて、という食育、賛成です。
(でも私には羽を毟ったりする勇気ないけどね・・・)


・・・そして、厳禁なこというと、雉って・・・美味しいんだよね。



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Commented by fumieve at 2012-01-27 07:15
うわあ~さすが!
ああー桃太郎に出てくる雉にそっくり!なんて思ってしまいました。こっちが本物ですね。

・・・そうそう、でも雉っておいしいんですよね・・・。
Commented by salix-kyo at 2012-01-27 17:39
愛さん、こんにちは♪
昔読んだ「アイルランド冬物語」にガチョウの羽根むしりの話がでてましたが・・・
ジビエの話もフランス料理の本に出てますが・・・
未体験です。(本当はやってみたい)
雉は食べたことないなぁ。
というか、日本の国鳥ですよね?
Commented by igiea at 2012-01-27 18:14
すごい、スゴイ!すごすぎます!
確かに、冷蔵庫から雉がでてくるとは思いませんよね。
でも、こういう経験って大切だと本当に思います。食べるってことは、すなわち命をいただくことですものね。
魚は切り身の形で泳いでいると思ってた友人もいましたが・・・。
Commented by woodstove at 2012-01-27 18:17
愛さん こんにちは。
 昔聞いたお話ですが、猟師が「キジ撃ちに行ってくるわ。」と言えば、それはちょっとおトイレに行ってくると言う意味だそうです。 イタリアでは、そんな隠語は無いのかな? (^_^)
 
 食材のありのままを見て、それを糧とする。。。素晴らしいです。僕も学生時代、大学の校舎の片隅に鶏小屋を造って、クリスマスに丸焼きにしていただきました。。。。(^^;)
食用カエルも捕獲して、きちんと自分で調理していただいてました。
 あ、日本の出来事ですよ。 そうすることで生き物は成仏するのだよ。と教授に教わりました。。。素晴らしい大学でした。(^_^)

ローストされたキジ、お味に興味津々です。。。。。(^^;)
Commented by marcheselli at 2012-01-27 23:17
雉、家の近くにもうろちょろしていますが、、、。子供達は死んだ雉を抱いているのですね。。。私だったらちょっと怖いかも。やっぱりこれも文化ですね。
Commented by paprica at 2012-01-28 14:48 x
げげっ!
これ… 食べちゃうんですよね?で、女の子がほおずりしているのも「きじ」ですか?なんか、ミミズクに見えちゃって、聞くのもおそろしい。。。
でも、日本の昔話でも、キジを食べるシーンがあったりするんだから、昔は日本でも普通に食されていたんでしょうね。きっと。
おいしいのかな。。。
Commented by kotori at 2012-01-28 22:42 x
papricaさんとおなじく、女の子、ほおずりしてるのは
一瞬、鳥かと思ったけれど、ぬいぐるみよね?
いくらなんでも、ほおずりしないよねー?

食育、大事だと思う。
わたしも、師匠にイノシシをさばいてるとこ見せてもらって良かったなって思うものー。
スーパーでパックに並んでいるより、自然で、ぜったい美味しいはず。
Commented by yuuk at 2012-01-31 03:43 x
そうだよね〜。これがふつうなんだよね、ほんとは。
いろいろなプロセスをへた最後の部分だけで食べてるんだな、私はって思っちゃいました。
でも、たしかにこれが冷蔵庫からいきなり出てきたら、びっくりですね。ふふふ。山の暮らしだ〜。
雉、食べたことないなあ。おいしいんですね。それはいつか食べてみたいものです。
Commented by ruggine at 2012-01-31 06:33
「冷蔵庫にあるいいモノ」って言ったらやっぱり甘いものだよねぇ。
なんとジビエでっか???
さすが場所柄zioがcacciatore!!
でもホント、こういう食育って素晴らしいよね。
絶対に思いやりのある、相手の立場になって物事を考えることが出来る
素晴らしい大人になりますね。
Commented by organvita at 2012-01-31 07:50
fumieveさんへ。
鬼退治に行くどころか、鬼に打たれて食べられてしまうかわいそうな雉・・・。夕食に招待されないかなーなんて淡く期待したものの招待されませんでした。次のレッスンでお味を聞いてきます。
ところで、カモメってどんな味なんでしょうな。聞いたことないですよね・・・
Commented by organvita at 2012-01-31 07:53
salixさんへ。
羽むしり、ご興味ありますか?!いつかお呼びがかかったら(?)salixさんにご連絡します~!
亡くなった祖父が雉の剥製を持ってたんですよね。小さいときそれを撫でて遊びましたが、雉の鳥生もいろいろですねー。
Commented by organvita at 2012-01-31 07:57
igieaさんへ。
ミーちゃんが見たら、真っ先に食いつくでしょうか?!
夫の実家に、犬と、卵のために鶏が数羽いるんですが、ある日離していた犬が鶏の首に噛み付いて一気に食べつくしたんですって。小さいときから繋がれた犬なので誰が教えたわけでもないのに、首に噛み付くことを知ってるなんて本能ってすごいねって話に!・・・なった後、お義母さんは卵が減って怒ってましたが・・・^^。
Commented by organvita at 2012-01-31 07:59
woodstoveさんへ。
すごーいwoodstoveさん!何でもやったんですねーー!!!尊敬っ!「雉打ちに行く」が隠語だとは。この谷では「雉打ちに行く」といえば、本当に雉を打ちに行きます(爆)。
Commented by organvita at 2012-01-31 08:02
marcheselliさんへ。
ここも夫の実家も田舎だからか、割と「狩りに行く」という人が多いんですよね。動いてれば「触ってみたいー!こっち来て~!」なんですが、こうやって死んでるとちょっと触るのに勇気が要りました。でも味は気になる・・・。厳禁ですねえ~^^。
Commented by organvita at 2012-01-31 08:05
papricaさんへ。
今ではあまり雉が出てくるレストランって、日本でもイタリアでもないですよねー。私は偶然にも一度、イタリアのレストランで食べたことがあるのですが、美味しかったです。ちょっと癖のある鶏肉って感じだったかな。
Commented by organvita at 2012-01-31 08:08
kotoriさんへ。
イノシシ狩って逆さに吊るした直後の状態を、アレちゃんの叔父さんのイノシシ用冷蔵庫で見たことがあるけど、強烈だったわ・・・。でもそういうのを見ると、食事をありがたくいただこうって思えるようになるよね。
この写真に写ってないけど、この兄弟の近くに、オウムがいるの(もちろん飼ってるだけ)。その辺の矛盾、どうやって教育してるんだろーと興味あり・・・!
Commented by organvita at 2012-01-31 08:10
yuukさんへ。
普通お店に並んでいる肉だけ見てると、それが切断された物体だって(笑)忘れちゃうよね。でもこっちのお肉屋さんって、割とリアルな(まだ毛が残ってたり)のも並んでるから、たまにギクッとしませんか・・・?!
ところで、そちら、とっても寒そうですね!お気をつけてー!
Commented by organvita at 2012-01-31 08:13
ruggineさんへ。
そうなんですよねー。ここのご両親がきっといい教育されてるからだと思うんですが、たくさんいる生徒さんの中で、この二人だけです、いまだになにか機会があると「その後日本は大丈夫?」って聞いてきてくれる子供。大人だってもう忘れてるのに。雉効果、アリだと思います~
Commented by momoyo at 2012-02-09 01:19 x
これは驚きますね!ピアノのレッスンのメンタリティーで行って、何が出てくるかわからない…!冷蔵庫から出して、ほおずりしている、というところが、子供の無条件(?!)な愛情を見るようです。ベルギーでは、ないだろうなあ〜
Commented by organvita at 2012-02-09 06:26
momoyoさんへ。
でしょ?!音楽モードで入った家の、しかも冷蔵庫から雉がでてくるとは・・・不意打ちでした~。ちなみに、この後お味がどうだったか聞いてみたら、いまひとつだったらしいです^^;野生の肉は筋肉質ですからねー。
by organvita | 2012-01-27 07:02 | ドロミテの生活 | Comments(20)

北イタリア・ドロミーティ渓谷で暮らすパイプオルガン弾き吉田愛のスローライフを綴っています。猫のバンブー♂も度々登場。


by organvita
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