レータのオルガン Rötha

ライプツィヒに近い小さな村、レータ。
この静かな村に、二台の貴重な楽器がある。
オルガン製作者の名前はG.ジルバーマン。Gottfried Silbermann
中部ドイツを代表する、バロック時代の建築家。
まずは、聖ゲオルゲン教会へ。
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音色はもちろん、ジルバーマン製のオルガンの特徴は、この美しいファザード。
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演奏台。2段鍵盤+ペダル。
置いてあった教会オルガニストさんの靴。これも年季が入ってますな。
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パイプの音色をひとつずつ、それから様々な音色の組み合わせを試していく。
村の小さな教会に、約300年前の音色が、活き活きと満ち溢れていく。
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一日中弾いていたいけれど、時間切れ・・・(涙)

次は、歩いて5分のもう1つの教会、聖マリーエン教会へ。
天井の高い教会のバルコニーに、オルガンが。
後ろにカーテンのように見えているのは、絵画です!
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こちらの楽器もジルバーマン(1722年)。ファザードが美しい!
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演奏台には素敵な扉が付いていて、開けると1段のきれいな鍵盤が。ちなみに、一時期
平均律に調律されてしまっていましたが、近年また新たに、古典調律に戻ったのだとか。
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はっきり言って、個人的には、今回の旅行で聴いたオルガンの中で、この楽器が一番
私のお気に入り(^^)。整音がかなり大きめではあったけど、1段鍵盤しかないけど、
ずーっとこの響きに包まれていたいな、と思ったオルガンでした。
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多角形の祭壇の窓から入り込む光がきれい。
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by organvita | 2009-12-03 09:34 | 見た弾いたオルガン | Comments(4)
Commented by yuuk at 2009-12-05 02:46 x
この聖マリーエン教会のオルガンのコンソール横の絵は、いわゆる「だまし絵」ですよね。だまし絵って、イタリア独特のものだと思ってました。もちろん、こうした方が、材料費も安く(もしくは仕事が簡単に)なるわけですし、どこの国も、考えることは同じなのかな^^。
お気に入りのオルガンに出会えるって、嬉しいですね。それがお家のそばだったら、最高なんでしょうね〜。
あの〜、先生、ごく初歩的な質問してもいいですか?^^オルガンを弾く時の靴って、特別なものなんですか?
Commented by organvita at 2009-12-07 07:24
yuukさんへ。
「だまし絵」、ドイツの教会でもたまにこうやってみかけますよ。後、木に描いた大理石の模様とか!バロック時代のものなんですかね??
オルガンのときの靴は、特に「特別」ではないけれど、やっぱり足にフィットして、動きやすいとか、脱げないとか、幅が広すぎないとか、そういうのをオルガン用って使うことが多いですね。日本では「オルガン用シューズ」ってのが売ってます(^^)。
Commented at 2009-12-09 08:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by organvita at 2009-12-09 18:11
12.09の鍵コメさんへ
どれも美味しそうですねー!やはり、美味しいものを食べてこそ良い演奏もできる?!心もお腹も満たされることが幸せですよね(^^)
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