東京芸術劇場のオルガン

池袋の東京芸術劇場で毎月催されている「ランチタイム パイプオルガンコンサート」。
この10月の回に出演させていただいた。
ホールに張られていた、夢溢れるかわいいポスター。演奏させていただくこちら側も、
わくわくした気分になってくる。
f0161652_21133130.jpg
見晴らしの良いホールロビーからはサンシャインビルが。
ちなみに、絨毯は東京都の銀杏マーク。こだわってます。
f0161652_2118687.jpg
1999席ある大ホールの、オルガンバルコニーからの視界良好。
f0161652_2121249.jpg
オルガンバルコニーはこんな感じになってます。オルガン巨大!
f0161652_21244443.jpg
ところで、この芸術劇場のオルガンは、世界的にも有名。
ヨーロッパでもよく「東京といえば、あの回転するオルガンがあるでしょ?!」って聞かれる。
回転するオルガンって??
実はここには、ルネサンス&バロック様式の二台のオルガンがはめ込まれた「第一の面」と、フランス・ロマン派を中心にしたモダンなオルガンがはめ込まれた「第二の面」が、背中合わせに配置され、オルガンが乗っている円盤台をオルガンごと回転させることによって、弾こうとする曲に一番相応しい楽器を選ぶことが出来るという、画期的なアイディアが盛り込まれたオルガン。(もっと詳しい芸術劇場HPの説明はこちらをご参考にどうぞ)

こちらは、ルネサンス・バロック面のオルガンの演奏台。
鍵盤はどちらのスタイルでも共通。
ストップは、鍵盤の左側の一群がルネサンスオルガン用、右側がバロックオルガン用。
どちら側を作動させるかを決めてから演奏します。
f0161652_21441621.jpg
鍵盤の上方には、コンビネーションのコンピューターが。(↓)
これは、自分で決めた音の組み合わせを、予めコンピューターに登録しておける機械。
コンサートで一々手動でストップを操作する手間を省けたり、曲間で一度に沢山のストップの組み合わせを変えたいときに便利。登録しておけば、後は番号1つで瞬時にストップの組み換えをしてくれる。
f0161652_21493313.jpg
ガルニエ・オルガンは、細かいところまでも装飾が美しい。
f0161652_21561717.jpg
ランチタイムコンサートでは、まずルネサンスオルガンで、南イタリア&スペインのルネサンス・バロック時代の作曲家を演奏。このルネサンス面が特に素晴らしい響きでとても気に入りました(^^)。それからバロック面に切り替えて、バッハのファンタジーとフーガを。

ここで一度退場し、オルガンを回転させます!回転時間約1~2分。
回転の映像はこのページの下の方で見られます。

そして現れた反対側のモダンオルガン!
f0161652_2245827.jpg
演奏台もすっかり斬新なスタイルに変身。スペースシャトルに乗り込んだ気分。
こちらのオルガンは5段鍵盤+ペダル!シンフォニックな響きの大オルガンで、現代のイタリア人、M.ノゼッティさんが作曲した「さくら」の変奏曲を、色々な音色の組み合わせをご紹介しながら演奏しました。
f0161652_2264726.jpg
30分で3種類の異なったオルガンを弾くのは、初体験!貴重な体験でした。
どのオルガンもピッチが違うので、良くも悪くも絶対音感がある私には、慣れるまでちょっとヘンな気分。
リハーサルのモチベーションを上げてくれたのが、担当Sさんのこの差し入れ!
ああ、日本で弾くって幸せ053.gif
f0161652_2222211.jpg
舞台袖には、ガルニエ・オルガンの色んな写真が。この工房のデザインは本当に美しい。あ、盛岡のオルガン発見!
f0161652_22265822.jpg
コンサートの後は、アシスタントをしてくれたミネコ、サヨちゃん、ビルダーのマチューと、
お豆腐&湯葉定食。ああ、日本で弾くって幸せ053.gif053.gif
f0161652_22304997.jpg

次はクリスマスシーズンにオルガン&テノールコンサートがあるようです。
詳細はこちらからどうぞ(^^)。


にほんブログ村 クラシックブログへ にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ ←回って回って回ってクリック~♪♪
[PR]
by organvita | 2009-11-16 22:39 | 見た弾いたオルガン | Comments(6)
Commented by omuro at 2009-11-16 23:04 x
夏に帰国した時にこのホールに行ったんですよ。でも子連れだったので大半の時間をこの銀杏のカーペットの上で過ごしましたーー;
オルガンが回転するところを見られなかったのが心残りだったのですが、ここで再会(?)出来て嬉しい。
ついでにお団子とも実の再会を出来たら、、、と思ってしまいました(汗)
Commented by T.Ono at 2009-11-16 23:49 x
10月はじっくり聴いてました、遠くからですが。minecoさんとのコンビで本当に良い演奏でしたよ。

東京芸術劇場のオルガンはここ数ヶ月だけですが、かなりの回数聴きました。必ず回転するので、いつもすご~いと思っていました。
板橋区の自宅から一番近いところにあるせい?ってわけでもないのですが、身近に感じるでっかいオルガンです。
愛さんの演奏から1ヶ月経っちゃいましたが、11/12は新山さんが弾いてました。以前の7月にはhirokoさんも。そういえば、hirokoさんのときはオルガンの回転がなかったなぁ~。

とにかく今回の写真、拝見できたことがすごくうれしい!!!
聴く側は、こんな近い視線で、オルガン見ることできないですから。
P.S.
私が行くオルガン演奏をしているところには、よくマチューさんを見かけます。それだけ沢山のオルガンに手掛けているという事ですね。
Commented by organvita at 2009-11-17 22:07
omuroさんへ。
そうだったんですかー!キアラちゃんも銀杏に気がついたかしら?!
giulio先生、もしお団子作ってくれたら通信販売で注文します!!
Commented by organvita at 2009-11-17 22:11
T.Onoさんへ。
ありがとうございます。聴いていただけて嬉しいです。
ホールが巨大で演奏台も近くで見えないですからね。写真でどうぞ見てください。(^^)
私からもお客様は豆粒のようでした。でもお客様からの感情は背中に伝わってくるんですよ。
Commented by yuuk at 2009-11-18 04:11 x
ヘ〜、回転するオルガンなんですか〜!すごく画期的な作りですね〜。オルガンバルコニーの写真、すごい!オルガンって、巨大なんですね〜。そしてこの超モダンなオルガンも、イタリア(トリノ周辺の)オルガンしか見たことがない私には、おお〜!!って感じです^^。
音色を試し聴きするのに、さくらの曲でというは、とってもいいですね。
ポスターも、かわいい!もちろん、愛さんの写真もかわいいですよ!
Commented by organvita at 2009-11-22 01:52
yuukさんへ。
ヨーロッパの教会とは、また一味違うでしょ?!
yuukさんのお陰で、今年は「さくら」にめぐり合えて、あちこちで演奏させてもらっています!感謝感謝!
<< 築地本願寺のオルガン 従兄弟の結婚式 >>