キールヴァイラーのオルガン Orgel in Kirrweiler

ドイツの南西、カールスルーエ近郊にある小さな町キールヴァイラーへ、
オルガンコンサートを弾きに旅をしてきた。
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広大なブドウ畑の中にある赤茶色の屋根の集落、
その真ん中に一本高く聳える教会の塔。その頂にはニワトリ。
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暑い長旅を労ってくれるかのように、入った教会の中はひんやり涼しい。
白とピンクでまとめられた明るい教会。
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教会の後部3階部分から、今回弾かせていただくオルガンが覗いていた。
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天井の天使と素敵なアンサンブルができるかな。
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まずは、この教会のオルガニスト、マリアさんから、このオルガンの特徴や扱い方を教えてもらう。短時間で音決め&練習&コンサートをこなさなければならない場合、そのオルガンを一番良く知っている人にまずアドヴァイスを受けるのが最適。
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そして練習にいそしむワタクシ(父撮影↓↓)。
足鍵盤が椅子から遠くて、割と背のある私でもペダルを弾くのに一苦労。
度々椅子から落っこちそうになる。
本番までの選択肢その1/足を伸ばす  その2/慣れる
・・・慣れるしかないか。
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こちらが演奏台。
オルガン: F.ゾイッフェルト 1809年制作。 Franz Seuffert
ゾイッフェルトは、この村キールヴァイラーに代々工房を構えていたオルガンビルダー。
幾度の改造を経た後、1998年にアルザスのオルガン工房R.マーラー Remy Mahlerに
よって、オリジナルに近い状態に復元された。
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鍵盤の美しい細工。
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ストップの名前は手書き。24番のストップはある神父さんからの寄付金でつけられたものだとか。その神父さんの名前が青字で横に。
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29個のストップがある中規模のオルガンだが、そのうち8&16フィートのストップが12個(約半分!)という、基音ストップがたくさんのバロックオルガン。そのどれもが個性的で
バランスもよく、どれをどう組み合わせても大抵美しく響いてくれるという、色彩豊かな美しい楽器でした。
選んだプログラムは、全曲バッハ。変奏曲やコラール前奏曲などを沢山弾いたので、
たぶんストップを全部一通り使用できたと思います!音作り楽しかった☆
こちら(↓)はコンサート直前の教会の様子。父撮影。
猛暑のヨーロッパ、「夕涼み盆踊り大会」、もとい「夕涼みオルガンコンサート」。
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ちなみに、キールヴァイラーは「ドイツ・ワイン街道」と名づけられた地方にあり、コンサートの後には、お花の代わりにと、土地のワインを頂きました!
町の様子は次回に続く~☆


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by organvita | 2009-08-21 18:48 | 見た弾いたオルガン | Comments(4)
Commented by Tsuyoshi Ono at 2009-08-23 20:07 x
いい雰囲気のドイツの教会ですね。
夕涼みオルガンコンサート、観客として涼みながら聴きたかったなあ~。

ペダル鍵盤まで足が伸びない、こりゃ大変だ。
ドイツの人は体格はすごくいいけど、足が長いのかな~? 
organvitaさん本番演奏では、ペダルは慣れて弾けたとは思いますが、
腰辺りの筋肉痛とかなかったのかなぁ~。

報告からは、29個のストップの音色の色使いを組み合わせるのが楽しくて満足じゃっていうような感想をもらしているから、私が心配していることはなかったようですね。
あちこちでいろんなオルガン弾いているorganvitaさんはどんなオルガンでも対応できる達人だぁ~。
Commented by yuuk at 2009-08-24 05:12 x
こんにちは!
しばらくご無沙汰してるうちに、夏休みの自由大研究も済み、師匠とのハイキングもあり、そして、ドイツでの演奏もありと、充実の夏ですね!!
このオルガンの鍵盤まわり、すごくかわいい〜!!
オルガンは、短時間で、そのオルガンの特徴をつかんで、自分で表現したいようにつくりこまないといけないんですね。大変!でもだからこそ、おもしろいのかもしれないですね。
↓師匠のプロフィールを拝見したら、今はミラノにいらっしゃるんですね。いつか、演奏を聴けたらいいな〜。
Commented by organvita at 2009-08-25 15:46
Onoさまへ。今年のヨーロッパは暑いんですよ!お客様は夕涼みのようでしたが、弾いている私は高いところにいるので下よりもぐっと暑くて、演奏の熱?も加わって、大汗かきながら演奏しました・・。

ところで、オルガニストは私に限らず、「どんなオルガンでも対応できる」ようでなくてはいけないのです。でも、それがオルガン演奏の魅力だと思ってます☆毎回個性豊かな友達と知り合うような感じですかね?たから旅する甲斐もあります☆
Commented by organvita at 2009-08-25 15:48
yuukさん!こんにちは~^0^。
そうなの!師匠はミラノ近郊に住んでいるんですよ!だからその近辺で演奏することも多いかも。ぜひ一度!ミラノのS.Simpliciano教会のオルガニストもしてますよ。
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