オルガンの嫁入り
2009年 03月 31日
工房の高い天井ぎりぎりまで使って建てられていたオルガンは、すべて解体され、
最後のお化粧をするべく、ニス塗りを待っていた。
作り上げた。そしてこれもニスでおめかし。
そして!先週の土曜日、ついにオルガン嫁入りのため、一日掛かりでトラックへの搬入が行われた。夫は朝7時半から出勤。私も後からのんびりと、応援に駆けつけてみた。
工房内は大小の木箱でいっぱい。それを一つ一つ台車に載せて外へ運び出す。
でないと、何万とある部品が、教会内で収拾つかなくなってしまうから。
後ろの大きなパッキンで包まれている物は、オルガンの足鍵盤。
さ~あ!等身大「テトリス」ゲームです!!
8メートルx二機のトラック荷台に、オルガンすべての部品をびっしりと、トラック走行の振動にも耐えられるように、滑り落ちたり傷ついたりしないように上手~く納めていかなければならない。メジャーで空間を計りながら「ここにあの箱入るよ。持ってきて」って具合で。
15M以上ある尻尾をくっつけて、しかもバックで・・・。恐れ入った。ものすごい運転テクニックだわ。縦列駐車苦手の私にはまるで神業!
陸続きの場所への搬入はそれでもまだ「楽」な方。日本へ運ばれてくるオルガンはコンテナ入りで、数週間もの旅路ですよ!
一日トラックとお付き合いしてみて、世の中のトラックというのは、中にどんなに大切なものを詰めて走っているのか思い知らされた私。もうこれからは、チンタラ走っているトラックを後ろから煽ったり(してないしてない)、強引に追い越したり(してないしてな・・・・)するのは止めよう、と密かに反省(汗)。トラック運チャンに惚れましたっ☆
出張へ。完成まで帰ってきません。たぶん数週間の予定。いってらっしゃ~い!
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このオルガンの響きでどれだけの人々の心に悦びを与えることになるのでしょう。今日はいい気持ちで眠れそうです。本島に素晴らしい!!
日本語をたっぷり喋って、とっても癒されましたー^^
ここをお尋ねしてからお電話すればよかったな。
オルガンもまさに芸術品そのものだよね。何万(すごいね!!)とある部品の一つ一つに職人さんの魂が宿っているから、素晴らしい音色を奏でることができるんだね。
8メートルX二機の搬入・運搬お疲れ様!&組み立て頑張って!
だんな様、完成まで戻って来れないんだね。数週間も一人かァ・・・今の私には考えられない。遊びに来る?^m^
私もチンタラ走っているトラックの運ちゃん&トラック同士でチンタラ追越をし合っている方達の後ろから罵声を浴びせて走るのは控えます。(反省・・・)
週末は私が会いに行こうと思ってるんだ。コンサートもあるし。で、再来週は日本から友達が遊びに来てくれるの!ふふ。そっちへも行きたいのだけど・・・ありがとう!またの機会にゆーっくり行かせてもらうよ^^。
ちなみに、このトラック、Benzだったよ。さすがドイツやねえ~。
これは、修復されたものなんですか?それとも、新たに作ったもの?
すごい量ですね〜。でも、教会の壁一面と奥に広がる部分にぎっしりつまってるものですものね〜。すごいな〜。
オルガンが教会に設置されたら、またレポしてくださいね〜。
ミラノに、オルガン内部を見学させてくれる教会があるらしいんです。いつか行ってみたいな〜。
へー!内部見学させてくれるんですか!そちらの町のオルガニストにも試しに聞いてみたらいかがですか?!礼拝の後とかコンサートの後とか。見せてくれるかも?!